屋久島、晴れました!
昨日のあの豪雨が夢の中の出来事のようです。。
雨が上がると、また花がポコポコと増えていた。
いま、この時期は
里では紫陽花で、
森の中ではシャクナゲが開花を迎えているようだ。
ブルーに白に紫にピンクに。。。
カラフルな季節であります。
アトリエでは金色と銀白色のリングが並びました。
こう見ると、金属も色があって、光沢があって、
とても艶やかな存在でありますね!
花と同じく、金属もまた
この大地から生まれたものだと思うと、
当たり前のことのはずが、美しすぎて、
奇跡のように感じてしまう。
奇跡のかけらを身につけること。
いま、ゴールドとプラチナを使って、
結婚指輪を作っています。
top: 18k champagne gold
bottom: pt900
シャンパンゴールドとプラチナの線をくるりと巻いて
リング状にすると、
繊細なアウトラインが現れた。
2本ともに1.8mmという細いスタイルでありながら、
手に取ると確かさを感じることができたのは
ゴールドとプラチナに、
しっかりとした金属の重みが備わっているからだろう。
レディースのリングはメンズのリングの内側にすっぽりと収まるほどの大きさの違いがある。
表面はつるりとしていて、
作業机のライトの光を柔らかく反射していた。
そして、いよいよここから
さらなる造形の作業を加えることになり、
指輪を前にしてドキドキ。
シンプルでプレーンなデザインも素敵だけれど
そこのオリジナルな表情を感じられると
それは素晴らしいことだろう。
偶然が重なり合って、今が生まれるような。
手作業でのジュエリー作りには
そのようなアプローチがあって、
昔から変わらないスタイルにずっと夢中になってます。
そういえば
この指輪をつけてくれる彼も
古くから代々技術を受け継ぐ職人さんなので
この微妙な感覚を分かち合えるような。。
不均一性が味わいをもたらすのですよね。
はやる気持ちはありますが、今日の作業はここまで。
明日もまた、ジュエリーです!
夕方18;30の空。
今日も一日お疲れ様でした。
そして
朝、このブログを見てくれている皆さま。
今日が素敵な時間に包まれますように!