アトリエの庭にタヌキが現れた。俳句では冬の季語になっているけれど、ようやく秋の入り口に立ったばかりの屋久島サウスです。
タヌキとは1分ほど目が合いました。想像していたよりも程よくスリムだった野性味。
そしてまた合いたい。島に来て初めての出会いに感激しつつ。何かわからないけれど訪れた変化の兆しのようなものを感じつつ。一日のジュエリー作りを始めることに。
島での暮らしは、日々の暮らしに貴重なインスピレーションがあると思う。
巡る季節にはいつだって感動があるし、出会う花、動物たちが大切な示唆を与えてくれている、気がつけばモチーフたちが順番待ちになっている笑
雨上がり朝、シダの葉を眺めながら、ちょうど始まったばかりのジュエリー作りのことを考えていた。
島でお気に入りのシダの葉はネックレスも結婚指輪も、これまでたくさん作ってきた。
ジュエリー作りを介して、シダのは好きの皆さんに出会えるのが嬉しい。
そんな巡り合わせを奇跡のように感じながら、お二人に届ける婚約指輪を作っている。静かに、島のリズムに心を傾けながら。
婚約指輪すっきりと繊細なスタイルが良い。
時には重ね合わせたり、時には単独で別の指につけて出かけたり、
できるだけたくさんつけていただけるように、このあとに作る結婚指輪との親和性をイメージしながら。
シルバーの薄い板が葉っぱらしくなってきたところで、今日はここまで。
少しずつ歩んでいこう。日々を力強く生きる植物たちに元気をもらいながら。
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