屋久島サウスのアトリエです。リングにはあらかじめラインを施してから削り出してゆく。手作業ならではの歪みが少し生じるのだけれど、それが何事にも変えがたい趣になるのだと思う。調和のとれた造形とあたたかな手触りを求めつつ、彼女の指輪を作り始めている。
少しずつ繋がりを持たせるようにと進めているお二人の結婚指輪作り。彼のリングはプラチナで。
さて、アトリエです。今日も屋久島の春とともに。
ピンクゴールド。抑揚のあるリング幅。アウトラインに少し現れてきた丸さとシャープさと。
雨が降り止むと庭に出て花の成長を眺めておく。
春を迎えた花々の成長はすごい。庭先で元気をいただきつつの、
再び作業机に。
1日の終わりにリングの表情を眺めつつ、ああ、これはお二人と作ったイメージが形になったものだなと感慨深く思う。
あと少し。うん、きっと良くなる。
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