屋久島サウスのアトリエです。今年初めて咲いた山茶花を庭先で眺めている。祝福のイメージ。あたたかな冬の予感。
お二人としずくギャラリーで初めてお会いしたのはハイビスカス満開の夏だったなあ。あれからプルメリアが咲いて、サキシマフヨウ も咲いた。庭の菜園ではサツマイモの収穫も。
こうして自然を感じながら作業机に向かうことができるのは何よりも楽しい。花々や空、海の変化に映しこむように、お二人の結婚指輪を作っている。
今日は島の季節を分かち合いながら、お二人と一緒に作り上げたイメージが形になった喜びとともに。
プラチナとシャンパンゴールド、新しい素材を使って作り進めていた彼女のリングが出来上がって、そのコロリと柔らかな造形を手の中で確かめている。
シャンパンゴールドは土に近しいような、木肌に近しいような、落ち着いた有機的な色彩は彼女のお気に入りだ。
側面から内側にかけてはプラチナが。角ばったリングをここまで削り出してきたので、かなりすっきりとした感じがある。フワリと軽やかにつけていただけると嬉しい。
ゴールドをメインとして細身に仕上げた彼女のリングは、すっと指に馴染んでくれそうだ。これからずっと長く、お二人の暮らしとともにある結婚指輪だから、時間もまた味わいとなってくれるだろう。
シャンパンゴールドとプラチナの柔らかな色彩の出会いに、僕もすっかり夢中になってる。
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