屋久島サウスのアトリエです。毎日つけるものだし、約束のようでもあるし、結婚指輪は日々の暮らしに寄り添ってくれるジュエリーだと思う。何気ない、いつもの暮らしが愛おしい。
屋久島よりもずっと南の島でこれから始まるお二人の時間を思いながら、今日も作業机に向かっている。
二人で過ごす、何気ない日々の風景が好きだ。
お二人のキラリと輝く瞬間と、このリングが共にありますように。
ここでリングをバトンタッチして、彼女のピンクゴールドを眺めている。庭ではハイビスカスも咲きはじめたのかあ。
赤で思い出した、美味しかったトマトソーススパゲッティのレシピも挟んでおこう。
・玉ねぎみじん切りをたっぷりのオリーブオイルで炒める。塩をしてしんなりと。
・玉ねぎ柔らかくなったところでニンニクのみじん切りを加えて、さらに炒める。
・強火にしつつ、ホールトマトを1缶投入。ホールトマトは裏ごししていればベターです。
・気持ちオリーブオイルを足してさらに強火で煮詰めていきます。
・水分が飛んだところで、塩、胡椒、蜂蜜で味を整えて。
・パスタを入れる前に多めの茹で水で伸ばしてバターを入れてぐるぐる。
・パスタは6割ほどの硬さであげて、水分多めのソースで、麺にソースをからませるようなイメージで煮詰めていきましょう。あと少しです!
・アルデンテ近くなってきたところで、パルメジャーノレッジーナを少しふりかけて、ぐるぐるして、出来上がり。お好みでさらにチーズや胡椒などをふりかけて召し上がれ。
さて、彼のリングの印象が新鮮なうちに彼女のリングを手にとって。
お揃いのアウトラインを造形していこう。k18ピンクゴールド。細くて繊細なスタイルだ。
デザイン作りでは彼女の好きなスタイルがあって、それに合わせるように造形を進めた彼のリングがあって、彼のリングを横に眺めながら彼女のリングの造形を進めている、この繋がり感。二人で暮らすことは一歩ずつ足を踏み出してゆくことなのかもしれない。
はみ出さないように、少しずつピンクゴールドを削り出しながら、静かな気持ちに包まれている。
夕暮れ時、作業がひと段落して庭先へ。柔らかにラウンドしたピンクゴールドのリングが西日を浴びて褐色に輝いている。
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