屋久島サウスのアトリエです。
晴れの日は庭先で過ごす時間が長くなるのは、島の動物たちにも似ているような気がする。
表面を丸く削り出したプラチナリングは、ぽかぽか木漏れ日の中で眺めて。
雨が降って暖かくなり、寒くなると青空が広がるリズム。
爽やかな屋久島の冬に包まれて、お二人の結婚指輪を作っている。
秋の屋久島にお越しいただいて、アトリエでお会いして始まったお二人の結婚指輪作りもいよいよあと少しなのか!
島時間でスローに流れる指輪作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!
気持ちは今日の天気のように晴れ晴れしく、
透き通る緑の中でプラチナリングも輝いている。
まるで静かに喜んでいるようにも見える。
マットな表情では穏やかではあるけれど、その奥に感じるプラチナの力強が好きだ。
ここからさらにヤスリを入れて、アウトラインを精密に仕上げよう。
内側にもカーブを施して、着け心地柔らかにしよう。
軽やかな中にも丈夫さだったり確かな着け心地があると、今日も大丈夫だよーと包まれているようで、安心感に満たされる。
左手の薬指は一番弱いところだと言われているけれど、なるほど、補い合い守るようなフィーリングは二人が出会うことと響き合っているのかもしれない。
結婚をしてもずっと一緒というわけにはいかないだろう、けれどもリングをつけていると二人が共にあることを深く感じられるのではないかと思う。
指輪作りの間はツワブキの花がずっと咲いてくれていたなあ。
季節はまた移ろいつつある。
ありがとう屋久島!
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