夏がやって来る前のひと休み。雨弱まりチョウチョも飛び交い始めた、屋久島サウスです。
梅雨ももうあと少しで終わりなのか。
お二人の指輪作りも折り返し地点を過ぎたことに気がついて、今をじっくりと味わうように作業机に向かっています。
さて、今日のアトリエです。
屋久島から海を越えて静岡に。お二人の結婚指輪作りは彼女のリングが完成したところです。
彼のリングはプラチナで。同じスクエアシェイプ のデザインを、お揃いではありながらもどこか骨太さを感じるように造形したいと思っている。
見た目や手触り感の柔らかさがあって、その奥に確かな丈夫さがあるようなバランスを探してゆこう。
作業台に準備したプラチナのリングと少し大きめの鉄鋼ヤスリ。あとは雨音の中、ただただ没頭するだけ。
まずはファーストタッチ。表面をじんわりと柔らかに削り落として。。
ここまで夢中で!一気に進みました笑
ゴールドとプラチナ、同じ金属でも手触り感が違っているのですよね。手の中でくるくると遊んでしまう作業場のひと時。プラチナのマットな質感が気持ちいい。うん、あと少しだ。