今日のキラキラ。
フワフワもありました。
このフワフワ、冬に咲くツワブキの花が咲き終わった後にできる綿毛で、
これから飛散する種子を含む部分。
調べてみると、
ツワブキの葉っぱは鹿児島沖縄県を中心に食用として、佃煮となり、豚肉と合わせて炒め物となる、
と記されてあり
さらには、茎と葉を打撲や火傷のお薬として、生薬として使われている万能選手でもありました。
咲いて、種子を作って、芽生えて、咲いて、
植物ってホントすごい!
ゆっくりと、でも休むことなく動き続けている。
さらに美味しいなんて!
オレも一歩一歩。進んでゆかなくっちゃ。
今日のアトリエ。
ちょうど今、そのツワブキの花をモチーフとしてベビーリングを作っている。
昨日までに仕上がった小さなリングとお花部分を組み合わせると、
一気に出来上がりのイメージが浮かび上がってきた。
お花の真ん中には生まれた赤ちゃんの誕生石をセットすることになっていて、
11月の誕生石、シトリンの黄色が
ツワブキの花の黄色とうまくマッチしていたのも
この指輪作りで偶然のような必然を感じたところ。
ちょっとしたきっかけがあって、それが決断につながることってたくさんあるものです。
一つ一つの会話や出来事、天気までも、
全ての瞬間が関わりあって、一つのジュエリーが生まれてくるのだと思うと、
今手の中にあるこの小さなリングが奇跡のように感じられた。
中指の上にちょこんと乗ったリング。
小さいものって、なんでこんなにも愛おしいのだろう!!
このリング、
ご家族が住まいのカナダにお届けする予定、
だったのですが、
彼がお仕事で来週屋久島に来ることになって、
しずくギャラリーでお渡しできることに。なんと!
巡り合いって見えないようで、確かにここにある。
今時、のんびりなのかもしれないが、
その透明に近い線をたどるように、過ごしてゆくのも悪くないだろう。
ジュエリーを作ってくのも悪くないだろう。
ここから磨きをかけて、石をセットして、
いよいよ明日には完成です!