タンカンの木。
果実も少しずつ黄色味がかかってきた。
こちら屋久島では2月になると食べごろとなり、
島中が収穫や荷詰などで賑わうことになる。
本格的に冬が近づいてきた。
そんな中、
クリスマスまでに届けしたいジュエリーがいくつかあって、
今日はその一つ目のお話。
18k champagne gold ridge line ring
山の稜線をぐるりと囲んだリング。
紙やすりをかけて最後の仕上げ。
彼からメールをいただいて、
長く打ち合わせを重ね、
お二人の大切な場所、北アルプスの山々の稜線をかたどったリングがついに完成いたしました!
北アルプスは3000m級の高峰がそびえる日本有数の山岳風景で、
お二人にとって、幾つもの思い出がある特別な場所。
人生の区切り目となる大切なイベントをすることに決めた時、
何か特別な指輪を贈りたいと私に相談をくれて、
「では北アルプスの山々の稜線をリングにぐるりと一周レイアウトしましょう!」
と閃いたのがこの指輪作りのきっかけだったのです。
お二人は自然の中での遊びが大好きで、時間を見つけてはアウトドアで過ごすことが多いそうです。
自然の中で馴染むシャンパンゴールドを素材として、
指輪としても、オブジェのようにネックレスに通しても
いつも身につけていただけるように作りました。
こちら屋久島の山々を超えて、お届けいたしますね!
新しいジュエリーが生まれた瞬間!!
楽しい指輪づくりをありがとうございました。
制作編はこちら
さて、
作業を終えてちょうどサンセットタイムだったので海まで歩くことにした。
いつもの散歩道でくぐる、ハイビスカスのアーチ。
ひかりを透過するほどに薄い花びらなのに、こんなにもしっかりとした作りって、
ほんと自然の造形はよくできている。
ここに近づくためにどのようなジュエリーを作ればいいのだろう。
全てはここから始まっているような気がします。
昼と夜の間の時間!
11月最後の一週間の始まりです。
空のオレンジがゴールドで、海のブルーがプラチナで、
色濃くなる風景を眺めていると
ちょうど今お話をしている、コンビネーションの指輪を思い出した。