咲き始めたハイビスカスを見るたびに、
屋久島サウスは、まだ冬がやってきていないのではないかと思ってしまう。
毎日ポコポコとハイビスカスが花をつけていく。
それにつられて、ついつい散歩に出てしまうのもいつもの流れで。。
サウスならではの、南国の冬だなあと思う。
光の柱もこの季節の風物詩であります。
空まで登っていけるような。いけないような。
「なんで冬だけ海に光のたまりができるのですか?」
聞いてみたところ、
「冬は周りの光の量が落ちて暗いからです。」
という裕子さんの答えを聞いて驚かされた。
詳しく聞くと、暗いところができるから光の部分が際立つことになる、という。
なんだか深い!
確かに
裕子さん絵画作品の輝くひかり部分の奥には深い色が存在しているし、
金属にはキラキラ感を際立たせる明暗のコントラストがある。
光について思いを巡らせながら歩いていると、無性にジュエリーが作りたくなってきた。
さてさて
今日のアトリエです。
いま、
東京から長野に引越しされて、街と自然との暮らしを楽しむお二人に結婚指輪を作っています。
シャンパンゴールドでつくる結婚指輪!
アウトラインを鉄鋼ヤスリでガリガリと削り出し、柔らかな表情が現れたメンズリング。
デザイン作りの時に彼女が送ってくれた彼の写真を拝見して、
シャンパンゴールドが思い浮かんだのはとても自然な流れでした。
森の中でお仕事をされる彼に、シャンパンゴールドの穏やかな色調がとてもフィットすると思います!
メンズリングは細身ではありますが、
しっかりボリュームがあって、頑丈に自然の中で楽しめるように作りましよう!
サイズはもちろん、リングの幅やアウトラインの微妙なカーブまで、
お二人とともに試作を重ねた時間も楽しかったなあ。
オーダーメイドならではの結婚指輪作りに、今でもずっと夢中です。
今日の猫。
気がつけば10分以上目が合ってしまい、
キッチンで作っていた肉じゃがに火を通しすぎてしまったのはここだけの話。涙涙
まあ、そんなこともありますね。
この週末もゆっくり行きましょう♪