屋久島サウスのアトリエです。雨の降らない日はもうゼミが鳴き始めているこの頃だけど、夏はなぜだろう、夜明けに目が覚めてしまう。
庭先で朝露だったり、虫の音だったり、素敵な時間はいつも早朝だものなあ。今日は雨上がりの庭先で新しく始まる結婚指輪作りのインスピレーションを高めて。
指輪のモーチーフにするために植えたミモザの木も順調、このまま大きく大きく育ってほしい。
彼のリングがプラチナで、彼女のリングはシャンパンゴールド、久しぶりに現れた太陽の下で眺めている。朝の情景を映したり、ひかりを反射したり、鏡のようだなと思う。角度を変えるたびに、きらきら。
お二人の結婚指輪はしっかりとしたボリュームの金属を使って、鉄鋼ヤスリ1本でお揃いのデザインを作ってゆく。手の感覚がダイレクトに伝わるシンプルな造形作業だ。きっと指輪作りの間に梅雨も明けるだろう。初夏の屋久島を感じながら、爽やかにタッチを積み重ねていきたい。
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