しずくの指輪は、もう10年以上、ずっと大好きで作り続けている。屋久島で生まれたジュエリーだなと思う。雨上がり、植物たちはしずくの宝石を纏ったようにがキラキラと輝いている。
リングはとてもとても細いゴールドやプラチナで。しずくのつぶつぶを。そしてダイヤモンドのしずくを。同じ造形ではなくて、気ままな手作業になるけれど、いつも雨のリズムを思いながら作っている。
印象的で軽やかなスタイルだから、一つだけでも素敵だし、重ねづけにも活躍してくれると思う。
そういえば、婚約指輪にもよく選んでもらっているし、これからもずっと長く作り続けていたいジュエリーだ。
数年前、しずくギャラリーでお渡ししたこちらのリングは、お磨き直しで久しぶりに屋久島に里帰りいたしました。
ゴールドやプラチナ、シルバーも、金属のずっと長く使える素材感は凄い。使っては磨き直して、時々小さな傷もついたりしながら、味わい深くなってゆく。中世に作られたジュエリーも、メンテナンスを幾度と無く繰り返しながら、時代を超えて今も美しく輝いている。
初夏のしずく。しずくの指輪。爽やかな季節になってきた!
ホワイトゴールドで使っていたのはとても希少なリング。いつもよりも細いスタイルで、作品色高く。
昨晩降った雨の余韻として宿っていた、朝のしずく。今日は少し暑くなりそうだ。
アトリエを包む初夏のひかりとともに、指輪をお返しいたしますね。いつもお使いいただいてありがとうございます!
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547