雨の屋久島より、こんにちは!
いよいよ今日で“つながりの指輪”が完成となりました。
夏から続いたプランだったので、
作り手としてはなんとなく名残惜しい気持ちもあったりするのだけど、
つけて頂く方はこれが始まりなので、やはりそれはハッピーなのであります。
終わりの始まりですね。
つねに今が繋がってゆうように。
そんな想いでデザインした指輪です。
丸いカタチが連なって出来たリング。
繰り返しのスタイルがシンプルで美しいです。
作業の最後はこうやって手の中に入れて感触を確かめます。
幅が広いデザインながら、
丈夫さと軽やかさのギリギリのところを求めて作ったので、
手の中に入れると繊細さを感じる事が出来ました。
嬉しい瞬間。
楽しい制作をありがとうございます。
素材はプラチナ。
ヒカリが当たると明るいところと暗いところのコントラストがはっきりと出るのがプラチナの特徴で、重厚な雰囲気を感じます。
プラチナは実際にシルバーより倍ほどの重さがあるのですよ。
繊細に、そしてしっかりと。
プラチナの素晴らしいところです。
さらに、プラチナはしなやかなる柔軟性を持った素材でもありますので、世代を超えて長くお使い頂けるのが嬉し。
夏のヒマワリやプルメリアの咲く季節から始まった指輪作りが
山茶花咲く冬に出来上がりとなりました。
デザインのことや刻印のこと、サイズのこと、
なかなか慣れない作業をメールやお電話でお付き合い頂きましてありがとうございました。
これから刻印の作業を経てお届けいたしますね。
一日続いた曇り空。
気持ちよい雨降りでした。
ツワブキは生け垣の下で雨宿り。
今日も屋久島にありがとう。
明日が素敵な時間に包まれる事を想って、さようなら!