屋久島サウスのアトリエです。今日は散歩道で黄色いハイビスカスに魅せられて、シャンパンゴールドのリングの造形を始めることに。シャンパンゴールドの植物的な印象と。初夏の爽やかな日差しと。
屋久島に暮らすまでは、夏はハイビスカスでいっぱいになるのは知らなかった。やっぱり南の島なのだなと思う。お二人の結婚指輪作りの間は赤も満開で白も咲いた。
お二人の結婚指輪を作っていると、しずくギャラリーでお会いした夏の日をふわりと思い出す。あの時はひまわりのネックレスを彼がプレゼントしたサプライズがあった。
お二人はいつも植物にまつわるジュエリーを手に取ってくれるのも嬉しい。大好きなことで繋がることができるのは幸せ。
そしていよいよ始まった結婚指輪の造形作業。スタイリッシュな中にも、自然の優しさが伝わってくるようにタッチを積み重ねてゆきたい。
シャンパンゴールドのリング、大きなヤスリと小さなヤスリ。
最初の第一歩。お二人との指輪作りで生まれた初めてのデザインに心が踊る。
リング幅のあるスタイルだけど、繊細に、軽やかな手触り感に仕上げたい。外側ももっと削るし、内側も丸くしたゆこう。
こんなにも金属片が生まれたのか!シャンパンゴールドのキラキラにうっとりしてしまった。
この金属は集められて溶かされてまた新しい金属になるんです。次のジュエリーへとバトンをタッチする繋がり感。
お二人との指輪作りではたくさんのアイデアも生まれたので、きっとそのイメージも未来へと繋がってゆくだろう。
蝶々も舞い始めた初夏の屋久島で、いつもよりも少し長い金属の時間に身を委ねている。
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