屋久島サウスのアトリエです。屋久島から長野へ、お二人の大切な物語を綴るように作り進めている結婚指輪の造形作業がひと段落。何度も作ってきたけれど、ここにたどり着くまでは長い長い道のりだったなあ。シンプルなプラチナリングのアウトラインを眺めて。
シンプルなラウンドシェイプ 、プラチナの結婚指輪は長い歴史の中で、たくさんの人々に愛されていて、今も変わらずそうだと思う。普遍的とは言っても全てが同じではなくて、シンプルだからこそに、作り手のスタイルや世界観が一層反映されるオリジナル感がある。そのシンプルさにお二人の想いや物語も加わっていつも新しいデザインが生まれるオーダーメイドの結婚指輪作りは楽しい。
装飾の土台となるプラチナリングはシンプルで美しく、普遍的なデザインとなっていますので、指輪作りを始めようと思う皆さまはここからイメージを広げやすいと思います。
ずっと長くつけていたいつけ心地。リングの表面には大きく、そして内側にも小さな丸みをつけている。結婚指輪作りでは、見えないけれど自分自身に響く部分を大切にしていたい。
彼のリングは2.5mm。彼女のリングは2.1mm。リング幅で印象が大きく変わるので、お二人とは動画を送りあったりサンプルリングをお作りしたりして、コミュニケーションを重ねてきた。
側面にはほんの少し平面を残していて、つけたときにすっきりとした印象が素敵なので是非試していただきたい。柔らかさと明瞭さと。有機的でもあり、スタイルを感じること。なんだかチョコレートケーキのフランボワーズみたいな感じでもありますね。ついつい夢中になってしまう感覚があると思います。
このままでも手にしたい。でも、お二人のリングには表面に装飾を加えて素敵に出来上がる予定でワクワク。楽しい指輪作りはまだまだ続きます。
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制作編