屋久島サウスのアトリエです。きっと私たちの時間よりも長くあり続けるだろう、シルバーとゴールドの葉っぱ。繊細なデザインではあるけれど、ハードに使っても大丈夫なように、しっかりと丈夫に作り進めている。
そうだ、彼はいつも親指にリングをつけてくれている。最初のリングを選んでくれたのは彼が高校生の時だったかと、Twitterでのやり取りを懐かしく思いながら作業机に向かっている。ずっと長く、本当にありがとう。
屋久島に暮らして、海を隔てた場所でジュエリーを作るようになって、世界中たくさんの方々との出会いに恵まれたことには自分でも驚いている。繋がりが生まれるのは案外フィジカルなシーンよりもインターネットの中が多いように思う。気がつけばそこは、より深いエッセンスを共有できる大切な場所になっている。
さて、今日も島で出会った感動を分かち合いながら。
これから少しの間雨が続きそうな屋久島サウス。
小さなクローバーもいたし
もっと小さなやつもいる。
集まり、一つになって、また集まって一つになる。シダの葉っぱの好きなところも、そんな増殖パターンだ。
さあ、これからが一番楽しいところ。ゴールドとシルバーでかたどったシダの葉っぱをくるりとリング状に巻いてゆこう。
手のフィーリングでゆっくりと。
草花を積んで遊んでいた、ずっと昔の記憶が蘇ってくる。奔放な心地が胸の奥の方で小さな鼓動を始めている。
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