大雨だった5月18日からちょうど一週間後の今日、
あの雨がウソ!と思えるほどに晴天で、まるで真夏のような1日だった。
土曜日のしずくギャラリーに向かうと、白いハイビスカスも咲いていて。
おお、これはちょうど良いぞと閃いて
ギャラリーの装飾に一輪を求めた。
周りを見渡すとどの花もどの木々もグンと背丈を伸ばしているではないですか!
あの雨もどうやら植物たちにとっては成長の糧だったのかも。
そうそう、ギャラリーの隣の空き地では毎年恒例の月桃も咲き始めたのですよ。
ちょうど今、沖縄に暮らすお二人と月桃のモチーフでつくるジュエリーの相談を進めているところなので、ここぞとばかり月桃研究です。
月桃は小さな一つが集まって大きな一つになっているところが好き。
白と黄色の淡色も好き。
雨の季節に咲くのでしずくとの出会いも見逃せない。
屋久島に初めて暮らした中間エリアでは月桃が庭先にたくさんあって、今時になると毎日のように眺めて過ごしてたけど、
沖縄でも同じように(多分もっともっと)暮らしに馴染み深い植物だと、お二人が教えてくれた。
月桃というと、秋になって実をお茶にしたり、わたしの料理の先生であるユカさんが作る“地魚の月桃蒸し”が思い浮かぶけれど、
今年からは沖縄の道端や庭先の情景や、ムーチーというお餅の印象も加わって、
ギャラリーのお隣の月桃を前にすると、そこには今までと少し違った、また新しい月桃を見ている自分に気がついた。
フラワーライフ、いいですね!
ルリハコベのネックレス pt900, 18k yellow gold, sapphire
しずくギャラリーの今日のお花はこちら。
屋久島に里に咲く花をかたどった小さなネックレス。
大きさは約8mmほどで、実物のお花と等身大で作ったものなのですよ。
屋久島の12ヶ月の花をネックレスにしたジュエリーたちを最近は少しずつプラチナで作る進めているんです。
こちらはその一つ。
ギャラリーの庭先に持ち出して、太陽のひかりの下で眺めてみると、
明るいところ、ぐっと深いところ、プラチナ特有のコントラストの高い色調があって、
こんなに小さいのにぎゅっと詰まった存在感を感じました。
ゆらゆらしたくなる。キラキラすると嬉しくなる。
つけてても、こうして手に取っても楽しいジュエリーだなと思う。
プラチナで作ると、しおれることなくずっと長くつけていられるし。小さな頃みたいに、花を身近に遊んでたいな。
月桃蒸しやらムーチーやらで美味しい話してたらお腹が空きてきました。
今日はもう一つ、美味しいおやつを置いて最後といたしますね。
新作のフレンチトースト焼きました。
お料理は18歳のとにに波乗りを覚えて、旅に出るようになって始めたので、ジュエリー暦よりもずっと長かったりするのです。(←自慢)
今回は卵、ミルク、砂糖に浸して、数時間寝かせ、フライパンにバターをたっぷり敷いて片側だけ焼いて、あとはオーブンに入れて低い温度で長めに焼いてみました。
たぶん、これにハチミツとかあればより佳しだろうなあ。
皆さまもどうぞ美味しい日曜日を。
また明日、ここで。