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心満ちる、おふたりの物語から結婚指輪が生まれるとき 屋久島でつくる結婚指輪

リングのデザインを形作ったのは、お二人の大切な想いでした。

3つのドットをお揃いで装飾して、シンプルなラウンドシェイプのフォルムに仕立てました。

 

一度だけの夏。

お二人にお届けする結婚指輪。

 

 

指輪作りの間は、毎日のようにスコールがやってきました。

激しい雨が降っては止み、やがて夏の強い日差しが降り注ぐ。

どこか心躍るような、島のリズムの中で。

プラチナの雫。始まりの予感。シンプルで、特別な、おふたりだけの結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人の巡り合いがあって、

屋久島と、わたしと、今この瞬間に交差する場所があって、

そのようにして生まれる造形は、まるで小さな奇跡のように感じられます。

 

それは、広い平原に咲いた花のように美しくて。

出会うことって、本当に素敵なことだなと、深く思わずにはいられません。

 

お二人の物語が、いつまでも心に満ちていますように。

大切なシーンをリングにとどめるように、象徴的なデザインをあしらえました。

 

シンプルで、特別なお二人の結婚指輪が、

わたしも、大のお気に入りです。

 

2.5mm幅と2.0mm幅。

お揃いのラウンドシェイプのデザインでお作りしました。

 

二本のリングとも、ドットの装飾がワンポイントのアクセントとなるようにお仕立てしてあるのですが、

彼のプラチナリングは、ドットが凹むように。

彼女のイエローゴールドのリングには、プラチナの粒を雫のように纏わせました。

 

素材やディテールは少しずつ異なるけれど、確かなつながりを感じるバランスは、とくに大切にしました。

 

実は、レディースリングの粒々は、彼のリングのプラチナを使っているのですよ。

 

彼のリング制作の際に生じたプラチナ片を溶かし、小さな粒を作って彼女のリングに溶接するとき、なんだかとてもあたたかで、静かな気持ちに包まれました。

 

8月8日の記念日にお届けできるように。

ここまで一緒に歩んできた時間も、今ではかけがえのない思い出となりました。

ハイビスカスが咲く頃になると、新しい始まりを迎えようとしていたこの日々を、懐かしく思い出すことがあるかもしれませんね。

 

島のリズムに寄り添いながら、ゆっくりと進めた制作となりましたが、

いつもあたたかく見守ってくれて、本当にありがとう。

 

ご結婚おめでとうございます。

希望に満ちた、お二人の日々を思い描いています。

 

そして、また、屋久島でお会いしましょう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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