これから島を発つ指輪たち。
こちらではハイビスカスも咲き始めてまいりました。
始めてお二人と打ち合わせしたのは寒さも真っ只中の頃だったので、一つの季節とともにこの指輪を作ったことになります。
そう思うと、今回の冬が愛おしいというか、ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。
この季節。この空気感。
今、出来上がるジュエリーは、一つしかないのですね。
お二人が出会って、そしてお二人と出会って、ジュエリーを作る。
すべてが奇跡のようで、必然のようであります。
春の訪れとともに、海を渡りますからね。
楽しい制作をありがとうございました!
さて、
アトリエです。
毎日つけたくなる婚約指輪を作ろう。そしてわたしが贈りたい指輪を作ろう。
そのようなパッションで作り進めている今回の作品群ですが、
第一弾のリングは、シンプルに。限りなくシンプルですらりとしたアウトラインのものを作りたかった。
そこに少し大きめのダイヤモンドをセットすると、
ダイヤモンドを身につけている、というフィーリング。
ダイヤモンドを贈る、というフィーリング。
デザインや、その向こう側にある事柄が強く浮き上がってくるように感じました。
そして、今日はプラチナとイエローゴールドの本体部分が出来上がった。
丸い石枠に、細いリング。すっきりとしたアウトラインが気に入ってるんです。
あとはいよいよ、ダイヤモンドをセットするばかりとなりましたよ!
明日には完成となりますので、どうぞお楽しみに。
アトリエの庭では毎年一ヶ月遅れで桜の花が咲くんです。
あるいは、十一ヶ月早いのか。
朝、日が昇る時間帯がとても綺麗でした。
桜が咲くと、始まりの合図を感じますね。
もうすぐ新生活が始まる皆さま、
入学式を迎えるちびっこたち、
おめでとうございます♪
今日もブログにお越しいただきまして、ありがとうございました!
最後に、今日のダイヤモンドをキラキラさせてみた場面を切り取ってみたので、よろしければどうぞ。
ダイヤモンド、大好きです!