今日からちょうど雨の雫をモチーフとしたジュエリーを作ろうとしていた朝。
しとしと雨音で目を覚ましました。
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雨の雫。
雨のタイミングが合うときって、時々ありますよね。
この小さな一滴に、果てしない力強さを感じ、
新しいジュエリー作りを始めることにいたしました。
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夜光貝の輝きをチェックしています。
まだ削り始める前から輝きが現れていますね。
うん、これは楽しみです。
実はこの夜光貝。
昨日、島の工芸仲間の田上くんと一緒に大きな貝をバラして作ったプレートなんです。
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田上くんの作業場でガリガリとサンゴなどを落として、プレート状にカットし、表面と裏面を真珠層が現れるまで削り落として、
いくつかの素材が生まれました。
田上くんは、自分で海に潜って夜光貝を取るところから物作りを始める凄腕の工芸家であり、
屋久杉細工もこなし、庭ではライチやパイナップルを育て、
そしてそして、本業は整体師というスーパーマンなのであります。
軽々と相当なスピードでこの工程をこなしてゆく姿がスバラシ。
潜る時からと考えると、もうずいぶんと前からジュエリー作りは始まっているのですね。
いくつもの確かな技術、確かな工程を経て、夜光貝のジュエリーが仕上げられてゆきます。
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さて、
アトリエでは夜光貝のプレートから雫のカタチを切り出しましたよ!
雫のカタチに、今この瞬間を感じます。
輝きがギュッと詰まったジュエリーを作りたい。
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作業を終えて、海へ。
まだまだ暑い日が続きますねー。
みなさまどうぞ素敵な夏の続きを♪
Go! Go!