屋久島サウス、海沿いに広がる菜の花畑にて。これから始まる結婚指輪作りの素材を手に取る。このキラキラ感。眩いくらいだった、金色の光に癒されながら。
ゴールドを使ってジュエリーを作っていると、光のかけらを手にしているように思うことがある。ピンクゴールドとシャンパンゴールドの色合いの違いは動画で眺めるとわかりやすいです。
それにしても、ここ最近は島つながりのジュエリー作りが多い。海と近い感じや軽やかなリズムだったり、近しい手触りや肌触りをテーマに抱きながらジュエリー作りができるのは心強い。なんと言っても島は手作業の多い暮らしだから、指輪に大切な丈夫さのこともよくわかるし笑。
屋久島よりもずっと南の島に届けるジュエリー作りの始まりだ。時折強く吹く、でも暖かなこの風を感じながら、お二人の結婚指輪を作りたいと思っている。
さて、アトリエです。今日もまた、昔ながらの手作業でコツコツと作っている。
ゴールドの作業温度は800度前後と、比較的低い。柔らかな炎で焼き鈍していると、不思議と気持ちも優しくなってくる。ゴールドの性格みたいなものを手触りとして感じられるような質感を大切にしたい。ゆっくりと造形を進めていこう。
左側がシャンパンゴールド、彼のリング。右側がピンクゴールド、彼女のリング。造形のひと段落した2本のリングを並べて、その色彩の違いを眺めている。
このままそっとしておきたくなるような、なんとなく愛おしく思えてきた。今日はここまでにしよう。
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寒い日が続きますね。みなさま、この冬をいかがお過ごしですか?
それぞれのスタイルありますが、みんなが素敵な時間を過ごされますように。
新月堂さんで買ってきたエクレアとコーヒーのおやつはホッコリでよかった。