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ゴールドとダイヤモンド、シンプルな組み合わせ。

屋久島のハイビスカスとチョウチョ

蝶のように軽やかに。

境界線なく自由に。

そして美しい。

 

うーん、憧れるなー。

 

オレンジと白はツマベニチョウという名前で、とってもすばしっこい奴なんですよ。

夏真っ盛り、チョウチいっぱいの屋久島より。

みなさま8月最後の週をいかがお過ごしですか?

 

オーダーメイドジュエリーの制作風景 ゴールドの石枠、ダイヤモンド 屋久島で作る婚約指輪

受け継ぐ指輪。

アトリエではお預かりした大切なダイヤモンドを挟み込む石枠作りを進んでおります。

ここはリングの顔となる部分なので、大切なところ。

ゴールドの丸い線を曲げて、くっつけて、角度をつけて、、、

指先の先の感覚まで使って繊細に作業を進めてゆきました。

 

オーダーメイドジュエリーの制作風景 ゴールドの石枠、ダイヤモンド 屋久島で作る婚約指輪 手に持って

シンプルな4本爪。

ここに装飾を加えてゆきますね。

 

ご両親から大切なダイヤモンドを譲り受けて、半年間ネックレスか指輪か、どちらにしようか迷った末に声をかけてくれた彼女。

「以前なにかで中村さんの作品をみてステキだなぁと思っていて」

 

見つけてくれてありがとう。探してくれてありがとう。(嬉し涙。)

ダイヤモンドをたくさん使えるようにと、ここまで二人で長くデザインの打ち合わせをしてまいりました。

 

繊細ながらに、大きなダイヤモンドをしっかりと支えるリング。

そこに散りばめるシズクの装飾。

ゴールドとダイヤモンド。

シンプルな組み合わせ。シンプルな作業ほど、ジュエリーのアイデンティティが浮かび上がるから面白い。

 

今回はダイヤモンドをお預かりして作るジュエリーなので、たった一度きりの制作を楽しみ中。

ずっと近くにいてほしい指輪を作りたい!

 

リメイクして受け継ぐということ。屋久島で作る婚約指輪 制作記

屋久島の海から望む山々

海から見た屋久島

屋久島の海、海中、光

海と空の境界線

シルバーリング オーダーメイド指輪の制作途中

未来への希望

リメイクジュエリーの制作風景 ダイヤモンド、奥にゴールド 屋久島で作る婚約指輪

そして、新しいジュエリー作りが始まりました。

リメイクジュエリーの制作風景 ゴールドの素材 屋久島で作る婚約指輪

ダイヤモンドと、この細いゴールドの線。

二つのシンプルな素材から生まれるジュエリーです。

受け継ぐ指輪。

ダイヤモンドはご両親から譲り受けたものをお預かりしたものなんです。

 

それを受け継いで、今の気持ちでリメイクして使いたい。

大切な指輪作りの声をかけていただいて、背筋が伸びる思いです。

 

ダイヤモンドと、彼女の今と、僕のデザインが交差する瞬間がやってまいりました。ドキドキ。

この夏を感じるうちに、作り進めてゆきますね!

 

屋久島 紅白のハイビスカス 屋久島しずくギャラリー

夕暮れ時しずくギャラリーに行ったら、同じ木から紅白のハイビスカスが咲いているのに出会いました。

うん、良いサインだ。

今日の海。今日出会った人。今日メーッセージした人、今日作ったジュエリー、今日話したこと、今日読んだ本、今日思ったこと、今日の全てをよく覚えておくことにしよう。

ちょうど最近新しい心持ちで生活を迎えようとしていたところだったので、なんとなく全てにオーケーサインが出ているように思えました。

 

思いがけない出会いや出来事に動かされるように進むことってありますよね♪

全ての出会いにありがとう!

明日はしずくギャラリーがオープンいたします!

屋久島の海から生まれたジュエリー 雨のしずくネックレス

しずく型のネックレス ゴールド、屋久島の夜光貝、ダイヤモンド ハンドメイドジュエリー

夜光貝の雫とゴールドの雫。

そして、小さな雫をあと二つ。ダイヤモンドをセットしてネックレスが完成いたしました。

雨のしずくという名前のネックレスです。

しずく型のネックレス ゴールド、屋久島の夜光貝、ダイヤモンド ハンドメイドジュエリー 角度2

重なり合うしずくのプレートが左右に動くように仕上げてあるのが、ちょっとしたこだわりなんです。

こうすると、つけた時にゆらゆら、キラキラと動きを感じることができる、嬉しい驚き。

 

しずく部分は約1cmmほどの小さいフォルムですが、その中にキュッと輝きが詰まってます。

手に取ってみると、しっかりとゴールドの重みを感じられました。

 

ポツリポツリと降る雨。植物たちに宿る雫たち。

屋久島の暮らしの中で、とても馴染み深い風景があります。

雨上がりはキラキラとそのしずくが輝いて、まるで庭が宝石箱のよう。

その感動を何かに現したい!

そのような想いが、このネックレスを作ったきっかけとなりました。

しずく型のネックレス ゴールド、屋久島の夜光貝、ダイヤモンド 屋久島の緑バック

そして、出来上がったばかりのネックレスを持って庭へ。

太陽のヒカリにかざしてみました。

今日は気持ちの良い晴天だったので、さしずめこれは天気雨のしずくですね♪

 

雨のしずくネックレス 18k yellow gold, diamond, 夜光貝

 

屋久島の雨と、そして屋久島の海から生まれたジュエリーです。

街にいても、自然の中でも、

自然のリズムを身近に感じていたい!

しずく大好きな皆様にご愛用いただけると幸いです。

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

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屋久島の海、空

今日のキラキラ。

夜光貝のジュエリーは、全てここから始まっているのですねー。

今日も屋久島にありがとう!

明日からもまた、ジュエリーです。

今回の制作が気持ちよかったので、引き続いてしずくのキラキラいきますね!

今日もお越しいただきましてありがとうございました。

 

 

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今日の雫 今日の夏

雨のタイミングがぴったり!夜光貝で雫のピアス作り始めました。

屋久島の海から始まったジュエリー作り 雨と雫のネックレス

屋久島 雨のしずく

雨の雫。

ここのところ毎朝、ほんの少しだけ雨が降ります。

だいたい同じ時間帯なので、まるで雨と待ち合わせをしているようで、

その頃になるとカメラを片手に庭に出てゆくというリズムを繰り返しています。

こちらも朝夕はぐっと涼しくなってきましたよ。

そちらの夏はいかがですか?

 

雨のタイミングに合わせてなのか、雨がタイミングを合わせてくれたのか。。

雫をかたどったジュエリーの制作は今日も続いております。

オーダーメイドジュエリーの制作風景 しずく型の夜光貝、ゴールド 

雫型にかたどった夜光貝の表面を紙やすりで、荒い番手から細かく、少しずつ細かく磨きをかけてゆくと、そこに鮮やかな色彩が現れ始めた。

ピンク、グリーン、ブルー、、、

自然の作り出す色彩って本当に美しい。

手を加えるたびに新しい表情が生まれてくるので、いつまでたっても夜光貝を扱う工程は新鮮に感じます。

 

夜光貝と組み合わせるゴールドの雫も準備ができました。

 

そして、そこからさらに磨きを深めてゆき、

オーダーメイドジュエリーの制作風景 磨き上がったしずく型の夜光貝、ゴールド 

1日の終わりに現れたつるりとした質感。

今回は夜光貝細工の仲間、田上くんと貝をバラすところから始まった制作だったので、

はるばるここまでやってきたなーと遠くを眺めるような心持ちでありました。

 

屋久島の海から始まったジュエリー作りですが、

この先ジュエリーが出来上がって、ジュエリーが海を越えてつけていただく方の手に届くまでの道のりをイメージすると、果てしない気持ちになる。

ほんと、一つ一つのジュエリーが奇跡の一粒のようなものなのかもしれない。

 

大きな流れのようなものを感じながら、

あと少し。最後の工程へと進みます。

おまけ

屋久島の海、空、牛

今日ののんびりさん。

作業を終えて海へ向かう途中に出会いました。

夏はまだ、ここにあるのですね!

じっくり進んでまいりましょう。

 

今日もここに来てくれてありがとうございました。

明日にはネックレス完成しますので楽しみにしていてくださいね♪

 

雨のタイミングがぴったり!夜光貝で雫のピアス作り始めました。

 屋久島雨上がりと雨の雫

 

今日からちょうど雨の雫をモチーフとしたジュエリーを作ろうとしていた朝。

しとしと雨音で目を覚ましました。

屋久島雨の雫

雨の雫。

雨のタイミングが合うときって、時々ありますよね。

 

この小さな一滴に、果てしない力強さを感じ、

新しいジュエリー作りを始めることにいたしました。

オーダメイドジュエリーの制作風景 屋久島の夜光貝を手に持って ハンドメイドのピアス

夜光貝の輝きをチェックしています。

まだ削り始める前から輝きが現れていますね。

うん、これは楽しみです。

 

実はこの夜光貝。

昨日、島の工芸仲間の田上くんと一緒に大きな貝をバラして作ったプレートなんです。

オーダメイドジュエリーの制作風景 屋久島の夜光貝を手に持って ハンドメイドのピアス

田上くんの作業場でガリガリとサンゴなどを落として、プレート状にカットし、表面と裏面を真珠層が現れるまで削り落として、

いくつかの素材が生まれました。

 

田上くんは、自分で海に潜って夜光貝を取るところから物作りを始める凄腕の工芸家であり、

屋久杉細工もこなし、庭ではライチやパイナップルを育て、

そしてそして、本業は整体師というスーパーマンなのであります。

軽々と相当なスピードでこの工程をこなしてゆく姿がスバラシ。

 

潜る時からと考えると、もうずいぶんと前からジュエリー作りは始まっているのですね。

いくつもの確かな技術、確かな工程を経て、夜光貝のジュエリーが仕上げられてゆきます。

 

切り抜いた夜光貝 オーダーメイドジュエリーの素材 ゴールドピアス

さて、

アトリエでは夜光貝のプレートから雫のカタチを切り出しましたよ!

雫のカタチに、今この瞬間を感じます。

輝きがギュッと詰まったジュエリーを作りたい。

屋久島の海、空

作業を終えて、海へ。

まだまだ暑い日が続きますねー。

みなさまどうぞ素敵な夏の続きを♪

Go! Go!

2010年頃に作ったピアス。いつもジュエリーを使ってくれてありがとう!

メンテナンスのためにジュエリーをお預かりしたときは、

わたし自身も久しぶりに作品と出会うことできるので嬉しい。

 

ああ、あの頃はこのようなスタイルだったなあ、と懐かしく思ったり、

こんなにも精巧に作られている!と細部へのこだわりに感心したりと、

少し前の自分を眺めているような気持ちになることもしばしば。

 

ちょうど今、2010年頃に作ったピアスをお預かりしているんです。

 

葉っぱのピアス ゴールド、ダイヤモンド、シルバー 屋久島の緑バック

ヒメシャラのピアス 18k red gold, sv950, autumn color diamond

葉っぱのピアス ゴールド、屋久島の夜光貝 屋久島の緑バック

オナガカエデのピアス 18k yellow gold, 夜光貝

 

ヒメシャラのピアス、オナガカエデのピアス。

あの頃はゆらゆら揺れるスタイルに凝っておりました。

ともに植物モチーフですね。

葉っぱやタネをかたどってジュエリーを作りことが最近はなかったので、なんだかとても新鮮に感じました。

 

しずくギャラリーでジュエリーを展示していても、

お花派と葉っぱ派に皆さん好みが別れるのですよ。面白いです。

そう考えると、オナガカエデのピアスはどちらにも属さない独自のスタイルといるだろうか。

葉っぱやタネがゆらゆらのスタイルにはなんとなく自由な空気も感じます。

スナフキン的な。

あ、スナフキンは男でしたね。。

たそがれであります。

 

シダや葉っぱから始まって、お花へ。星月。そして今はしずくや波など形の定まらないものへと。

具体的なものから抽象的なものへとデザインが少しずつ変化しておりますが、

この先一体どうなってゆくのだろう!

そろそろ、バナナやリンゴかも!?? 笑

これからも島の時間から生まれるジュエリーを楽しみにしていてくださいね。

いつもジュエリーを使ってくれてありがとう!

 

屋久島からありがとう。 海を越えてお届けした結婚指輪のご紹介です。

屋久島のハイビスカスと結婚指輪 プラチナ、ホワイトゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪のオーダーは、屋久島を訪れる皆さまからはもちろん、

島を離れた方からも声をかけていただくことが、しばしばあるんです。

 

「今は北海道で仕事をしていますが、いぜん屋久島すんでいて、しずくギャラリーを訪れた時から結婚指輪をお願いしようと決めていました!」

嬉しいお便りをいただいたのは春先頃のことでした。

 

春から真夏まで。北海道と屋久島で。

3日間かけて荷物を送ったり、電話でお話をしたり、メールを何度も交わしたり。

いつものやり取りのはずが、とてもスケールが大きく感じられた今回の制作。

 

真っ盛りの夏に完成いたしました。

海を越えてお届けする結婚指輪。

デザインにもこだわりのポイントがたっぷりなので、ぜひ皆様にもご覧いただきたいです。

白バック オーダーメイドのマリッジリング プラチナ、ホワイトゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

top: pt900
bottom: pt900, k18 white gold

 

表情の異なる2本の指輪。

上がレディースで、プラチナのラウンドスタイル。

下がメンズ。

同じくラウンドスタイルですが、2色のコンビネーションリングなんです。

同系色の食い合わせは、リング上部がホワイトゴールド、下がプラチナであります。

 

メンズにピント プラチナリングとホワイトゴールドリング ハンドメイドジュエリー

表面の仕上げが異なるだけで、こんなにも雰囲気が変わる驚き。

メンズはマット仕上げ。

 

さらなるこだわりとして、ホワイトゴールド部分にゆるやかなカーブを与えてあります。

この部分。彼と一緒にデザインを生み出した時間が今となってはとても懐かしく感じますねー。

慣れない作業にいつもお付き合いいただいて、本当にありがとうございました!

 

レディースにピント プラチナリングとホワイトゴールドリング ハンドメイドジュエリー

レディースはピカピカ仕上げ。

同系色の素材で遊ぶ快楽を知った夏。

 

お二人と一緒に進める結婚指輪作りは、オレ一人じゃ想像もできなかった結果へとたどり着くことができて、いつも新鮮な驚きに満たされます。

ここで生まれた何かが、また次につながって、次の指輪が出来上がる。

全ての指輪がどこかで関わりあっているのだ思うと、

その一つ一つが宝物のように感じられました。

 

楽しい制作をありがとうございました。

最後に懐かしの、屋久島サウスの景色です。

ご結婚おめでとうございます!!

 

屋久島の山々、空

 

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2.3mm round-shape, 2.0mm wave #屋久島でつくる結婚指輪

白バック オーダーメイドのマリッジリング プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

material:pt900, k18 champagne gold

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。

ご注文からお届けまで約6週間。

屋久島の夏丸ごとかけてつくりました。キラキラひかる結婚指輪。

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