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屋久島の自然をキュッと閉じ込めて。イエローゴールド×ダイヤモンド、しずくの指輪をつくる。

山際に低く架かる虹を夢中になって追いかけていた。新しい1日の始まり。屋久島サウスのアトリエです。

近づいてゆくと小さく見えてしまったり、濃くなったかと思えば消えそうになったり。儚さを美しく思いながら。これから始まるジュエリー作りを前にフレッシュな気持ちに包まれている。

 

お二人にはご結婚10周年のリングをお作りしました。大切な指輪作りの声をかけてくれてありがとう。

ご結婚10周年の記念に。屋久島からオーダーメイドでお届けする、イエローゴールドとシャンパンゴールドのリング

 

自然のなかで出会う一瞬をキュッと閉じ込めたようなジュエリーが好きだ。形を留めることのない水にまつわる色々をいつも興味深く眺めている。そして、水はしずくになって、ほんの一瞬だけその形を留める。

今回はそんなしずくにまつわる指輪作り。

直径は約1.5mm、18kイエローゴールドの丸い線を手にとって、まずは最初の第一歩です。

10周年のリングと重ね合わせてつけたいから、出来上がるリングは細くて繊細なスタイルが親しみやすいだろう。お二人とはメールを送りあったり、サンプルリングを手にとってもらったりしながら、ここまでデザイン作りを進めてきた。

ゴールドの細い線を圧縮機にかけて、イメージしている寸法を目指して伸ばして。くるくる。

上から見るとむっちゃ細くて、でも実は高さがあって頑丈であるような、繊細さと確かさのバランスを探しながら作業の手を進めいる。細いリングはしずくの儚さを際立たせてくれるだろうと思う。

島のリズムに心を傾けながら、静かに作り進めてゆこう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の夕焼けと、シャンパンゴールドとプラチナと。お二人の繋がりを感じる結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。彼のリングが出来上がった。プラチナとシャンパンゴールドのコンビネーションリングなので、シンプルなフォルムも色彩に包まれて艶やかに、楽しくなる。

 

島の季節とともに作り進めてきたお二人の結婚指輪、海も空も大地も、屋久島の日々はいつも輝いていて。今回は新しい素材のチャレンジもあったし、お二人と一緒に作り上げたデザインが形になって嬉しい。

 

さっそく彼女のリングと並べてみる。彼女のリングは表から側面へとシャンパンゴールド。

彼のリングは素材使いを逆にアレンジして、プラチナが表から側面へ。

くるりと裏返すと、ほら。また違った表情が見えて。有機的な表情がしみじみと心地よい。

リング幅は2.3mmと2.8mm、ラウンドシェイプ のアウトラインです。

 

お互いが一人一人で、でも二人で一つでもあって。お二人の繋がりを感じるような結婚指輪に!そんな合言葉を抱いて歩んだ指輪作りの日々。

お二人のつながりを感じる、あたたかみのある結婚指輪作り。屋久島でつくる結婚指輪

秋の空が澄み切っていて、夕暮れ時のビーチも、星空も美しかった毎日を懐かしく思いながら、お二人のリングを持って海へ出かけることに。

夕暮れ時、いつものビーチにて。

夕焼けの中で溶け合って一つになったように見えたシャンパンゴールドとプラチナ。

とても繊細で優しい表情で、この指輪作りで生まれた色彩に、もうすでに夢中になっている。

 

あの夏に日にギャラリーでお会いしなかったら、その前にご両親の指輪のお直しをしていなかったら、ずっとずっと前に別の指輪作りで同じコンセプトが生まれていなかったら、、、今は全く別のものになっているだろう。

奇跡のような細い糸を手繰り寄せて、出会ってくれてありがとう。一つの出会いから生まれる結婚指輪はやっぱり一つだけのものなのだと思う。

 

そしてそして、今日も美しかった屋久島にありがとう。

日没のビーチを包んだ色彩をお二人に。

ご結婚おめでとうございます!

屋久島でつくる結婚指輪

 

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お二人のつながりを感じる、あたたかみのある結婚指輪作り。屋久島でつくる結婚指輪

停電の夜に星空が広がった。暗いけど明るい!島では時々ある計画停電なるもので、こうなると不意な出来事もなんだか得した気分になる。暖かい格好をして少しの間夜を眺めた。

島に暮らすようになってからは、こうして空を見上げることが多くなったと思う。空も、海も山々に出会って、いつも一人で夢中になっていることが多いわたしだから、その感動を誰かに伝えるようにジュエリーを作っていきたいと思っている。

柔らかな色彩に夢中! シャンパンゴールド×プラチナ、オーダーメイド結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪は、島の暮らしで出会う空と海、浜辺をイメージして作り進めてきた。プラチナとシャンパンゴールドの組み合わせはとても穏やかで優しい。すっかり気に入って、また挑戦したくなっている。どちらかというと、色のコントラストが小さくて溶け込むような感じにグッとくる。彼女と彼のリングは表に多く見える金属と裏側にくる金属を互い違いにレイアウトしているけれど、隣り合って一つになっているゴールドとプラチナがお二人の姿ともなんとなく重なっていて。小さなフォルムの中にキュッと物語が詰まっているような指輪だなと思えてくる。

 

いよいよラストタッチとなったお二人の指輪作りを、今日はほんの少し名残惜しくも感じながら。

山々にリングをかざして、時折リングのアウトラインをチェックする。

プラチナが表面に、側面から裏面にかけてはシャンパンゴールドを。お二人が選んでくれたのは柔らかなラウンドシェイプ のデザインだ。しずくギャラリーでお会いした夏の日が懐かしい。

リングからときおり島の風を感じてもらえると幸せだし、またここで会えると嬉しい。

コンビネーションのリングには、2種類の金属の存在を確かに感じたいという思いと同時に、その二つが溶け合うように一緒になっていてほしいという思いがあるかもしれない。

外からの目線というよりかは、自分たちだけが知っているような感覚。内側に向かうような感覚を求めると、生まれてくるリングの表情も変わってくる。

お二人のつながりを感じるような、温度感のあるリングに仕上げていきたい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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屋久島旅で出会ったしずくのネックレス。太陽の光、ダイヤモンドがキラリ。

眩しいくらいだった、キラキラと輝く海。

こんなときは太陽の下でジュエリーを眺めるのもいいですね。

今日はお気に入りの公園でジュエリーの相談会でした。

5年越しの屋久島旅で出会ったしずくのネックレス。ダイヤモンドがキラリ。

これまでずっと作品を観てくれていて、本当にありがとう。

一粒のしずくとともに新しく始まる生活が、素敵な時間に包まれますように。

しずくのしずくネックレス platinum, diamond

 

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柔らかな色彩に夢中! シャンパンゴールド×プラチナ、オーダーメイド結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。今年初めて咲いた山茶花を庭先で眺めている。祝福のイメージ。あたたかな冬の予感。

お二人としずくギャラリーで初めてお会いしたのはハイビスカス満開の夏だったなあ。あれからプルメリアが咲いて、サキシマフヨウ も咲いた。庭の菜園ではサツマイモの収穫も。

こうして自然を感じながら作業机に向かうことができるのは何よりも楽しい。花々や空、海の変化に映しこむように、お二人の結婚指輪を作っている。

二人の大切な思いを身に付けたい。約束のような[プラチナ×シャンパンゴールド]結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

今日は島の季節を分かち合いながら、お二人と一緒に作り上げたイメージが形になった喜びとともに。

プラチナとシャンパンゴールド、新しい素材を使って作り進めていた彼女のリングが出来上がって、そのコロリと柔らかな造形を手の中で確かめている。

シャンパンゴールドは土に近しいような、木肌に近しいような、落ち着いた有機的な色彩は彼女のお気に入りだ。

 

側面から内側にかけてはプラチナが。角ばったリングをここまで削り出してきたので、かなりすっきりとした感じがある。フワリと軽やかにつけていただけると嬉しい。

 

 

ゴールドをメインとして細身に仕上げた彼女のリングは、すっと指に馴染んでくれそうだ。これからずっと長く、お二人の暮らしとともにある結婚指輪だから、時間もまた味わいとなってくれるだろう。

シャンパンゴールドとプラチナの柔らかな色彩の出会いに、僕もすっかり夢中になってる。

屋久島でつくる結婚指輪

 

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二人の大切な思いを身に付けたい。約束のような[プラチナ×シャンパンゴールド]結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナを組み合わせて作ったリングを鉄鋼ヤスリ片手に削り出している。丸くて柔らかなアウトラインを造形しているのだけど、オーダーメイドの結婚指輪を作るとき、そのカタチはお二人の雰囲気に近しくなるのかもしれない。

お二人とは夏のしずくギャラリーでお会いできた。彼は屋久島の、しかもとてもご近所の生まれ育ちとのことで、森の木々のことやデザインにおける西洋気質と東洋気質について話したりした。同じフィーリングを共有している仲間とデザインの話ができるのは楽しい。

プラチナ×シャンパンゴールドで色違いのお揃いに、お二人だけの結婚指輪の作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪作りではもちろん、お二人の“好き”を形にしてゆく作業になるのだけれど、デザインは彼のお気に入りだったり、素材は彼女のお気に入りだったり、お互いを大切にしながら一つの指輪を作ってゆく時間がとても愛おしく感じられる。

彼女のお気に入りがシャンパンゴールドなので、今回の結婚指輪作りはシャンパンゴールドの素材使いを柱にして、と彼が伝えてくれたことを思い出しながら。

今日はそんな彼女のリング作りの工程を。

リングは表面8割ほどをシャンパンゴールドが覆っていて、あとの2割から、側面裏側へとプラチナが広がっている。丸く削り出すうちに、その境界線もフワリとなってきた。

コンビネーションのリングはこれもでも色々と作ってきた。素材の組み合わせもさまざまだし、境界線をフワリとするときもあるし、シャッキとすることもあるし、その印象はとても多様だ。

最近素敵だなと思うのは、約束のような結婚指輪。実際に使うものではあるけれど、その奥にある何か大切な事柄を纏うようにと指輪をお作りすることが多くなってきた。自分達の思いや未来のイメージを抱くように、指輪作りは内側へと向かってゆくのかもしれない。

 

お二人のリングはフワリと、二つの素材が混ざりあっているような感覚だろうか。隣り合っていて、今ここに二つの金属が有ることを大切にしたいとお二人が言ってくれたのをよく覚えている。

そういえば、もう数年前のことになるけれど、彼のご両親の結婚指輪をサイズお直しさせていただいたことがあって、その時のリングもコンビネーションのデザインだったよなあと、偶然のような、必然のような巡り合わせを感じながら、今日の作業机に向かっている。

 

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プラチナ×シャンパンゴールドで色違いのお揃いに、お二人だけの結婚指輪の作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。雨が上がって窓の向こうに山々を眺めている。空とを隔てる山際のラインが心地い。

プラチナとシャンパンゴールド、新しい素材の組み合わせでつくる結婚指輪作りが、少し時間をあけて再開した。何かいつもとは違った場面に出会って、試行錯誤をしたり、新しい道筋に挑戦する時間は楽しい。夢中になって作業机に向かい、気がつけば工程もグッと進んでいた。

屋久島の情景に憧れて。18kシャンパンゴールド×プラチナ、コンビネーションの結婚指輪を作る。

2種類の金属が独特の角度を持って重なり合い、色彩豊かな表情を見せてくれる。お二人が選んでくれたのは、色違いのお揃いデザインだった。

彼のリングの主になるプラチナと、彼女のリングの主になるシャンパンゴールド、半分ずつリングを紡いでいる質量をお二人の繋がりに重ね合わせたりもしながら、作業机の上でリングをくるくると眺めている。

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ルーペとピンセットを持たない日。2020.11.08

雨のち晴れ。いつもの散歩道。

なんだかイルミネーションに飾られているようだなあと、クリスマスを思い出しつつ。

気がつけばもう年の瀬近しではあるけれど、今日はルーペとピンセットを置いて、まあゆっくりといきましょう。

この一年も幸せに過ごせて、ありがとうの気持ちいっぱいで、サンカラホテルさんのケーキをぱくり。

屋久島の季節を分かち合いながら結婚指輪を作ること。水のイメージとお二人のプラチナリング 、制作編

屋久島サウスのアトリエです。結婚指輪をお届けするお二人とは以前に東京で開催された裕子さん個展でお会いしたことがあって、その時の印象に重ねながら、造形のひと段落したリングを眺めている。

リング幅1.8mmとすっきりとした細身のスタイルは1本でも、エンゲージリングとの重ねづけでもきっと自然に馴染んでくれると思う。

お二人の特別な日のために。オーダーメイドでお届けしたお花の婚約指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

彼と彼女とは島の季節感を共有しながらジュエリーを作っている。お二人は屋久島を旅したこともあって、島の雨や花々、海の情景など、わたしたちが近しく抱いているフィーリングが少しずつ形になってきているような気がしている。

屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と結婚指輪作りの動画です。

 

今日は造形がひと段落していよいよ折り返し地点をすぎた2本のリングを。

トレーの上にそっと重ね合わせてみる。

シンプルなプラチナリングの表面に施されたラインがリングに光と陰を作り出している。

彼女のリングはぐるりと全体に、彼のリングは中央に印象的に、違ったデザインではあるけれど、重なり合うと一つのように見えるのは、同じ水の流れをイメージしたからでもあり、出会い補い合ってこれからの時間を暮らしてゆくお二人の印象とも重なり合っていて。

手に取ると、小さいけれど、しっかりと確かな重みが伝わってきて安心感に包まれた。

 

お二人との指輪作りで感じるのは、いつも自然に癒されるような感覚だ。きっとそこがわたしたちの繋がりなのだろう。ほんのささやかなきっかけで生まれる、このぬくもり感のある時間にありがとう。

偶然のようで、必然でもあるような出逢いから始まるジュエリー作りを今だからこそ大切にしたいと思っている。

 

そして、突然降り始めた雨を窓の向こうに眺めては、キラキラと輝く光のエッセンスがリングに加わると素敵だろうなとワクワクした心持ちに包まれて、これから続く作業のいろいろに思いを巡らせている。

 

 

 

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屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と結婚指輪作りの動画です。

お二人の指輪作りの最中はてんとう虫によく出会う。屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と指輪作りの動画です。

窓の向こうに、庭先で、ときどき海に出かけては、島のリズムに心を傾けながら、作業机に向かっていた日々でした。

そんなジュエリー作りのいろいろを短くまとめた動画。お二人と一緒に作ったイメージから、一つだけのラインが生まれてきた。

出来上がりまでもう少し、島時間でゆっくりと進めてゆきますので、出来上がりまでよろしくお願いします。

 

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結婚指輪は屋久島で出会う水の印象で。シンプル×流れるラインのプラチナリング作り

屋久島サウスのアトリエです。造形がひと段落した彼のリングを作業台に置いて眺めている。シンプルなラウンドシェイプ のようでもあり、流れるラインのようでもあり。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは、ふとしたアイデアから新しいデザインが生まれることがある。その瞬間に立ち会うことができるのは作り手として何よりも幸せなことだろう。

お二人と歩んだ結婚指輪作りはまさにそんなリズムで、今日は一緒に作り上げたイメージが形になって嬉しかった日。

自然の中で感じる流れをデザインに。屋久島の暮らしで出会う水をモチーフに結婚指輪を作る。

屋久島の暮らしでは水のエッセンスは欠かせない。川の流れ、雨も波も、いつもどこかで水の音が聞こえてくる。

とどまることのない水の流れを思いながらデザインしたリングを、いつものビーチに持っていくことに。爽やかな秋の光の下で眺めてみよう。

いつものビーチ。冬の訪れを告げる北風が吹き始めている。

昼間の日差しで浮き上がる切り込み模様の陰影を確かめて。

2.3mm幅のプラチナリングは最近の黄金律になっているのかも。すっきりと、でも丈夫で、使い勝手フレンドリーなバランス。

光の影響で白く飛んでいるところと黒く沈んでいる色の幅が大きいところがプラチナらしさだろう。このコントラストを感じるようなラインをリングに施したかった。

アトリエに戻る前に、川の浅瀬を歩いて水面の揺らめきを眺めておく。

さて、アトリエです。

彼女のリングはグッと繊細になるので、優しい手作業で造形を進めていかなくては。

プラチナリングと鉄鋼ヤスリ、精密ヤスリを作業台に用意して、あと、朝の海で出会ったリズムを胸に抱きながら、ここからは一気に進めていきたいと思っています。

 

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自然の中で感じる流れをデザインに。屋久島の暮らしで出会う水をモチーフに結婚指輪を作る。

プラチナリングの造形を始めることになり、庭先に出てリングを眺めることにした。作業にグッと入り込む時間を前にして、柔らかな光に包まれて、ふわり心が和らいだ。

屋久島の海や花々と、空も、秋の深まりを感じながらゆっくりと歩んできたお二人の結婚指輪作り。

モチーフになっている自然はいつも制作のリズムも与えてくれる。今日も屋久島にありがとう。

きっとお二人の指輪が出来上がる頃にはツワブキの花が満開になるだろう。気がつくと蕾の数もポコポコと増えてきた。

 

こうして季節とともに歩む制作から生まれる結婚指輪はやっぱり一つだけのものになるのだと思う。

屋久島の季節を届けたい。お二人の大切な思いから生まれる結婚指輪作り。#制作編 #プラチナリング

 

今まで作ってきたリングと同じラウンドシェイプ ではあるけれど、ワンポイントで切り込み模様のデザインを施す彼のリングはその作業工程も大きく変わる。

自然の中で感じる流れ、のようなものをデザインに落とし込むのは日本独特の文化のような気がする。島の暮らしで出会う水のたゆたいを思いながら作業を進めていこう。

 

 

 

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