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やっぱり自然が好き!屋久島に暮らして作る、お二人の結婚指輪 #オーダーメイド #制作編

朝一番、海に入ってアトリエに戻り、朝食を食べて作業机に向かう日々。屋久島サウスのアトリエです。

自然からいただいたバイブレーションがジュエリー作りの時間に余韻として響くと嬉しい。

まるで夏のような暑さも。

島での暮らしでは、自然の持つじっくりだけど休まないリズム、そのスピード感にインスパイアされている。形の向こう側にある見えないものを求めている。

香りにまつわるお仕事だったり、体の奥を看るお仕事だったり、お二人との繋がりに思いを馳せながら、ゆっくりと、少しずつ、作業を進めていこう。

 

さて、指輪作りの色々は、彼と彼女が選んでくれたプラチナを加工始めたところまで書きました。

お二人のこれまでと、これからを記すように。オーダーメイド、屋久島でつくる結婚指輪。#制作編 #プラチナ

繋がり円になるリングという形状は、独特の力を感じる造形だと思う。揺るぎない硬さの中に、流れるような動きがある。

1本の細い線をくるりと巻いてリングをつくると、これまでには感じなかった何かが生まれる不思議。

今日はそんな作業を振り返りながら。

プラチナの配合は90パーセントが純プラチナ。残りは6%のパラジウムに4%のルテニウムを加えて、強度を高める配合を選びました。

これで頑丈にお使いいただける。

糸鋸でプラチナの両端をカットして

高温状態にしてつなぎ合わせる。道具だけがアップデートされてゆく世界観の中で、遥か昔から変わらない時間軸にいる。

山々を背景に眺めるお二人のリング。10月の夕暮れ時。今日も屋久島にありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

お二人のこれまでと、これからを記すように。オーダーメイド、屋久島でつくる結婚指輪。#制作編 #プラチナ

屋久島サウスのアトリエです。台風が去って窓の向こうに現れた大きな虹。

庭では台風前にタネを撒いていたシロツメクサも発芽していて!  これまでの色々が一度リセットされて新しい舞台が始まったような気がした。

これまでの暮らしがひと段落したり、お二人で新しい場所に暮らし始めたり、結婚指輪作りのタイミングでは、しばしば “おわりのはじまり” について考える。

 

ちょうど今、結婚指輪作りを一緒に進めているお二人とのメールも思い出しながら、ちょっとドキドキ、でもワクワクした気持ちで作業机に向かっている。

お二人の海と、屋久島にまつわる結婚指輪作り #始まり編 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人のこれまでと、そしてこれからを記すように。

作り始めた結婚指輪の工程を少しずつ。

作業台にお二人が選んでくれたプラチナを用意して。シルバーで作ったサンプルリングだったり、彫刻模様のデザイン画だったり、一緒に作り上げたイメージを置き換えた数字だったり、彼女が描いてくれたスケッチだったりを地図のようにして、これからの工程を航ってゆこう。

何度も使い続けてきた、酸素トーチの作業台。まずはここで火を入れてプラチナを柔らかに焼きなます。

太いところと細いところを作って、リズム感よく仕上げたい彼女のリング。

 

ここで生まれた金属片はリサイクルされて、また次の素材へと繋がってゆくのですよ。

大きな始まりの中に、小さな終わりが重なり合っていて、その終わりはまた次の始まりへと繋がってゆく。

それはいつ、どこにバトンタッチされるのだろうか。希望のかけらを作業机の上に、果てしない気持ちで眺めている。

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

お二人の海と、屋久島にまつわる結婚指輪作り #始まり編 #屋久島でつくる結婚指輪

日中はまだ夏のようだった屋久島サウスです。台風がやってくるということなので、その前に、海へ向かうことに。今年はなんだか夏が短かったような気がしているので、肌を刺す光がやけに愛おしく感じる。

 

そして、これから新たに始まる結婚指輪作りの素材を手にして。

お二人をつなぐきっかけが、海にまつわるストーリーだったと伝えてくれたので、まずはここから始めよう!とインスピレーションをいただく。

お二人の思いが島の季節と、そしてわたしと出会って、一つだけのジュエリーが生まれてくる。

 

お二人の海と、屋久島にまつわる結婚指輪作りです。

ブルートパーズはまさに今日の海の色だったなあ。

アトリエに戻りお二人が選んでくれた石を眺めつつ、彼女がお二人のストーリーを描いてくれたイラストを作業机に置いて、

これから楽しい時間が始まります!

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドでお届けします。紫陽花の指輪とツワブキの指輪。 2020年 秋の屋久島。

紫陽花の指輪とツワブキの指輪。

屋久島の秋を彩るサキシマフヨウ とともに新しいジュエリーが出来上がりました。

雨の頃から始まって、紫陽花が咲いて、ひまわり咲いて、プルメリアも咲いて、ハイビスカスも。パッションフルーツ、スイカ、島バナナ、マンゴー 、そして栗。島の色とりどりに囲まれたジュエリー作りを、今日は愛おしく振り返りながら。

 

夏は島の海からいただいた夜光貝で月やしずくのモチーフを作りました。

月としずく。屋久島の海からいただいた夜光貝を使って指輪とネックレスを作りました。

 

5つのジュエリーのうち、最後の二つとなったお花のリング作り。

紫陽花のリングを作っているときは、まさか!季節外れの紫陽花が咲いたミラクルもあったなあ。。

紫陽花を手の中に抱くように。眺めていても楽しくなる、屋久島を感じる指輪作り

 

島の季節はいつだって刺激的だ。ここで生まれた感動をジュエリーに変えて分かち合うことができればと思いいつも作業机に向かっている。

海を越えて遠く離れていても、twitterやブログなんかでジュエリー作りとその周辺に繋がってくれてありがとう。

彼女とはメールでデザインのお話ししたり、サンプルリングをお届けして試してもらったり、ここまで長く続いたジュエリー作り自体も、とても大切な時間となりました。

オーダーメイドでジュエリーを作りつつ、日々の色々を写真にして、文章にしてお届けする。とてもシンプルだけど確かな手触りがあるものは、みなさんと一緒にたどり着いたスタイルであることを思う。

 

2本のリングは夕暮れ時、お気に入りの場所まで車を走らせて、サキシマフヨウ の葉の上にそっと乗せてみた。海からの風でゆらゆらと葉っぱごと揺れる。このジュエリーたちはこの島で生まれたのだなと思う。

この柔らかなひかりも。ジュエリーをつけていて何気なくタッチする瞬間が生まれると嬉しい。かたちの向こう側にあるものをどうやって届けることができるだろうか、そんなストーリーをいつも思い描いている。

紫陽花の指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

エタニティーリング はくるり繋がるイメージが佳い。花の形に変化をつけて、リズムを持たせて。

ツワブキの指輪 18k yellow gold, diamond

夕暮れ時の光。ダイヤモンド。イエローゴールド。

 

そして見上げると、爽やかだった秋の空。楽しいジュエリー作りにありがとう。屋久島にありがとう。

 

 

 

 

 

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらより
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

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屋久島の季節とともにジュエリーを作ること。ありがとう!ツワブキと紫陽花の指輪 #動画編 

島の季節とともに歩むように作り進めてきたジュエリーが揃いました。月もあった、しずくもあったラインナップのうち最後の二つはお花のリンング。

 

月としずく。屋久島の海からいただいた夜光貝を使って指輪とネックレスを作りました。

 

屋久島の秋を彩るサキシマフヨウ とともに。2020年,10月。

季節のかけらをジュエリーに変えて、この感動を分かち合いたいなあと作業机に向かう日々。海の向こうから繋がってくれてありがとうございます。ゆっくりと、島のリズムで歩んでいこう。

 

 

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屋久島の山々に囲まれてジュエリーを選ぼう!素敵、青空ギャラリーの日。#屋久島でつくる結婚指輪

島の友人より連絡をいただいて、奥様へのプレゼントにジュエリーを選んでもらうことに。お天気が良かったので、この日はアウトドアでジュエリーの相談会となりました。

鳥のさえずりや小川のせせらぎが響く。屋久島サウスは やまんこ公園にて。

公園には小さなあずま屋があって、石のテーブルを挟んでジュエリーの相談をしていたのだけど、ふと見上げると屋久島サウスの山々が青空の中にそびえていた素敵。

そう言われてみると、島には山も海もあって、風光明媚な時間を過ごすロケーションは溢れている。もちろんそこはフレッシュエアーだし 笑。お気に入りのビーチや静かな森の中でジュエリーを囲む時間は何よりも格別なのではないだろうかと最近は考えている。

ジュエリーも結婚指輪も、新しい相談会のかたちについて思い巡らせながら。

 

青空ギャラリーでは、あたたかなご家族への愛情が溢れていて、素敵なひと時だったなあ。

お誕生日おめでとうございます。

大切なプレゼントに声をかけてくれてありがとう!

 

10月の始まりは、ここ数ヶ月ずっと続いていた制作がひと段落して、サウスの山々を眺めてゆっくりと過ごしています。

キノコや栗なんかが恋しくなるこの頃。 

みなさま、そちらの秋はいかがでしょうか?

夜には寒いくらいの日もあって、そろそろ鍋もいいかもね、って白菜やポン酢を思い浮かべて、ゴクリ。

美味しい季節がやってまいりました。

 

そうそう、わが家では庭で収穫したサツマイモが日々のテーブルに並ぶようになっていまして。この日は安納芋と紅はるか、2種類のサツマイモを合わせてサラダを作りました。

 

サツマイモは角切りにして茹で上げます。

その横でベーコンをじっくり弱火で炒めておきながら、玉ねぎをスライス、水に晒しておきましょう。

サツマイモが茹で上がったところで、玉ねぎ、角切りにしたベーコンとさっと混ぜ合わせて、塩胡椒、かるーくマヨネーズを入れて、さらに混ぜ合わせて出来上がり。

家族がゆっくり集まる、日曜日の朝なんかにぴったりではないでしょうか。

 

1.9mm hammered texture in platinum and 1.5mm hammered texture in 18k yellow gold #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, platinum
size:top 1.5mm, bottom 1.9mm

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
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tel: 0997-47-3547

朝の光のようなキラキラ感。ゴールドとプラチナで作った、槌目模様のマリッジリング。#屋久島でつくる結婚指輪

silver and 18k yellow gold “fern ring” #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, silver
size:シダ幅約7mm、リング1.2mm

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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草花を摘んで纏うように。屋久島の雨とともに作った、ゴールド×シルバー “シダの婚約指輪”

朝の光のようなキラキラ感。ゴールドとプラチナで作った、槌目模様のマリッジリング。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪が出来上がった朝に。

 

今日も天気がよかったので、お二人の結婚指輪を持って庭先に出てみた。

シダをかたどった婚約指輪とともに木漏れ日の中で並べてみる。

 

お二人の結婚指輪を作っている間は南国の光が眩しい日々だったなあ。

夏の入り口から始まったお二人との指輪作りも、季節はすっかり秋に。

草花を摘んで纏うように。屋久島の雨とともに作った、ゴールド×シルバー “シダの婚約指輪”

 

ゴールドとプラチナで作った、槌目模様のマリッジリング。お届けしたかったのはまさに今朝の光のようなキラキラ感だった。

お二人のイメージと屋久島の季節と出会って一つだけの結婚指輪が生まれてくる。奇跡のような時間にありがとう。

 

晴れ晴れしい気持ちとともに、今となってはなんとなく名残惜しくも感じながら、明日の朝には海の向こうに送り出す指輪を眺めていこう。

彼女のリングはk18イエローゴールド。彼のリングはプラチナ。

スッキリ細身のリングだけど、手に取ると確かな重みを感じられて。ひんやりとした、そしてあたたかな手触り感にもグッときた。

金槌でコンコンコンとリングを打ち付けて造形いた表面のキラキラ模様。太陽の光を反射したり、共鳴したりする様子は動画で見ると心地よいと思います。

ゆらゆら、キラキラと、ついつい遊んでしまうのですよね。

島の光をキュッと詰め込むように、手作業でじっくりと仕上げた結婚指輪です。

お二人の暮らしの中で、ふと、リングに触れたり眺めたりして、楽しいひと時に包まれますように。

庭先で色鮮やかだったハイビスカスをお二人に。

ご結婚おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

制作編

出会って、繋がって、補い合って。キラリと輝く希望に包まれながら、お二人の結婚指輪を作っています。 #屋久島でつくる結婚指輪

 

出会って、繋がって、補い合って。キラリと輝く希望に包まれながら、お二人の結婚指輪を作っています。 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。庭の工事中に滞在していたホテルから望んだ山々を想いながら、お二人の結婚指輪作りの最後の仕上げ作業を進める。

 

 

ホテルには雨の日と晴れの日、二日間滞在したのだけど、光の質によって山々の印象が実にダイナミックに変わるものだ。

天候や時間帯、そして場所も。光によって印象が変わるようにと作り進めているお二人の結婚指輪に重ね合わせている。

 

すっきり細身、シンプルな結婚指輪。イエローゴールドのリングに槌目模様を施す日 #屋久島でつくる結婚指輪

 

彼女のリングは1.5mmのイエローゴールドで作った。

そしていよいよ彼のリングも金槌でコンコンと叩き模様をつける仕上げ作業となる日だ。

1.9mmのプラチナ線で作ったリングはなかなか細い。思い切って叩き、リングを変形させつつも、造形を整えていくようなリズム。

 

すらりと細いスタイルのリングは面白くて、案外手の大きな男性によくフィットする。デザイン作りの際にはピンとくるものがあって、20号としっかりサイズの彼に細身のサンプルリングを試してもらったのがよかった。

重なり合う偶然に感謝しながら。

できるだけ細やかに施した叩き模様。プラチナ独特の明暗のコントラスト。指当たりとなる内側を削り落とした後のプラチナとイエローゴールドの金属粉。彼と彼女、そしてわたくしと、ともに作り上げたイメージが形になる瞬間。

出会うことって素敵だなあと思う。

 

出会って、繋がって、補い合ってゆく中で、どんな暮らしを作っていくのだろうか。キラリと輝く希望に包まれて、今日も作業机に向かっています。

屋久島でつくる結婚指輪

 

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すっきり細身、シンプルな結婚指輪。イエローゴールドのリングに槌目模様を施す日 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。イエローゴールドのリングに金槌の叩き模様を施す日。一つだけの質感を生み出す一度きりの作業だったので、背筋もグッと伸びた。

彼と彼女、そしてわたくし。海の向こうからお便りをいただいて始まったお二人の結婚指輪づくり。

朝の光のように、キラリと輝く結婚指輪をお二人に届けよう #屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

すっきり細身、シンプルな結婚指輪、という言葉がともに抱いたフィーリングでした。

彼女が1.5mmのイエローゴールドで、彼が1.9mmのプラチナで、つるりとした表面のリングを作っておいて。

面をキラリと磨き上げた金槌で、コンコンコンと、彼女のリングを叩いてゆく過程を短く動画といたしました。

屋久島の季節やお二人のイメージ、わたしの気持ちも、全てが交差して生まれる指輪は奇跡のようでもあるなあ。いま、この瞬間をいとおしく思いながら、これからの作業もじっくりと味わっていこう。

屋久島でつくる結婚指輪

 

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