Blog

海、きらめき。屋久島の夏とともに作る、波模様×プラチナの結婚指輪 #制作編

今年はなんだか水が冷たくなるのが早いような。いつものビーチは夏の終わりの空気感に。胸の奥にきゅーっと響いてくる、このきらめき感を覚えておきたい。

お二人の結婚指輪は海とひかりにまつわるデザインなのも素敵なタイミングで、この夏もたくさん海に通いながら作業机に向かっているなあ。お二人とはデザインのインスピレーションをメールで伝えたり、海を越えてサンプルリングを送りあったりしながらここまでやってきた。島リズムのジュエリー作りにお付き合いいただきましてありがとうございます!

プラチナの魅力。お二人の暮らしにずっと寄り添う結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

当たり前かもしれないけれど、少しずつ少しずつ、休まずに進み続けるところが季節の恩恵のように思う。

屋久島の夏と歩調を合わすように、プラチナリングの造形も進んでゆく。スローな時間軸に心ほっこり。静かな気持ちに包まれる。

そして秋にお二人とお会いする日を楽しみにしつつ、今日も作っている。

鉄鋼ヤスリを片手にリングの表面に切り込み模様を施してゆく。

波のリズムのような、睡眠のリズムのような、繋がり繰り返すイメージが好きだ。

2.0mmの均一幅。カーブするアウトライン。切り込み模様のプラチナリング。彼女のリングとは全くお揃いのようだけど、少しずつ細部が違っている。繊細さの中に強さがある。

二つを隣り合わせにした時に、持っているものを渡して足りないところをもらって、そして一つになるようなイメージを抱きつつ。いよいよ終盤へと差し掛かった造形作業を深い集中とともに進めていきたいと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

屋久島リズム、暑い夏に作るお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

夏の続き。長く続いた雨がピタリと止んで、海に通う日々。いつものビーチには変わらずスローな時間が流れている。

このリズムに包まれてジュエリー作りを続けてゆこう。今日も屋久島にありがとう。

暑い夏に作るお二人の結婚指輪。小さいけれどどこまでも広がりを感じる喜びがある。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナの魅力。お二人の暮らしにずっと寄り添う結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。プラチナは鉱物なのでいつも均一なはずなのに、その日によって質感に変化を感じる不思議。それはきっとわたしのコンディションによるものなのだろうけれど、まるで生きているようにも感じてしまう。

強くしたり弱くしたり、タッチに微妙なリズムをつけながら、彼女のリングを形作っている。

繊細なリングとなるお二人のプラチナは硬い配合を選んで。くるりとリングとなるところまでを書きました。

屋久島の夏を大切に過ごしながら、お二人の結婚指輪を作っています

くるりと曲げることもできるし、リングになると強固になる。削り落として曲げたりもできる。何と言っても、柔らかくて硬いところが金属の魅力だと思う。

きっとこれから始まるお二人の暮らしに、ずっと長く寄り添ってくれるだろう。素材の持つ長い時間軸に合わせて、普遍的な造形を施して行こうと思っている。

さて、今日も爽やかな夏日和だ。

仕上がり予定は7号サイズ、リング幅は1.3mm-2.0mm  最初は小さなサイズから、そして大きなボリュームから、目標に向かって少しずつ歩んでいく。

作業の合間、いつものビーチへ。眩しかった午後の日差し。波打ち際に子供達の声も。

一日の終わりに造形がひと段落したリングを眺める。とても繊細で小さなリングなのに、きりりとした躍動が伝わってくる。この存在感はプラチナの持つ力なだなあと思う。

ここからは彼のリング作りにバトンをタッチしよう。少しずつ違っているけれど、補い合って一つになるようなリングになって欲しい。わたしたちよりもずっと長く在り続けてくれるのだからと思うと、安らかな気持ちに包まれる。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の夏を大切に過ごしながら、お二人の結婚指輪を作っています

屋久島サウスのアトリエです。あと少しになってきた屋久島の夏を大切に過ごしながら、お二人の結婚指輪を作っている。作業中、不意に激しい雨音が聞こえてくるとなぜか嬉しくなってしまう。南国の花々も賑わっていてほしいと思うのは、もう少しするとお二人が島に来てくれるからだろうか。

プラチナを使って新しい造形を生み出しながら、自然の中に戻るようなフィーリングをジュエリー作りではキャッチしていたい。季節だったり、大切な想いだったり、形のないものにフォーカスする方が形が生まれやすい。

この島のかけらのようなリングが出来上がるように、作業の手を進めている。

屋久島でお二人にお会いできる日を楽しみにしつつ、結婚指輪を作っています

そして今日もまた、雨と共に。

一輪は一日だけ花を咲かせるのがハイビスカスのよいところで、雨が降って、雫をまとって重たそうにする姿も愛おしいと思う。

バナナの木は庭のあちこちに生えている。そのままにしているので毎年とはならないけれど、ときどき果実をつけることもある。

いつもよりも緑濃く感じた山肌を眺めつつ。

左側が彼女のリング。右側が彼のリング。どちらもとても細身のスタイルだ。二つのリングが同じ景色の中にあるような場面を思い描いている。補い合って一つになるように、少しずつデザインに違いをもたせながら作っていきたい。

宮之浦は名店パノラマさんのパテにジャガイモを合わせたお昼ご飯。シェフのトシくんのお料理は味はもちろん、見た目にもいつも綺麗で!端正で、でもリラックスしたフィーリングは食べるみんなのことが向こう側にきちんとある美しさなのだと思う。涼しくなってきたので、鍋などもお取り寄せしていきたい!

今週も美味しいものを食べて過ごしていきましょう。そして、素敵なジュエリーライフを。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

夏のモコモコ。大きく深呼吸をして。#屋久島日々の暮らしとジュエリー

ずっと雨の続くこの夏だけど、ときおり青空が現れると嬉しくなって庭先まで駆け出してしまう。夏のモコモコ。大きく深呼吸をして、また作業に戻ることにしよう。

ダイナミックな雲を眺めていると空から神話や物語が生まれてくるのもよくわかる。今ここにある感動を現すように、ジュエリーを作っていたいと思う。

 

屋久島でお二人にお会いできる日を楽しみにしつつ、結婚指輪を作っています

秋になると屋久島でお二人にお会いできるなあと楽しみにしつつ結婚指輪作りの準備をしていたら、朝夕は涼しくなってきたりコーヒーもホットに戻ってきたりして、もう夏も終盤になっていた。屋久島旅を目指して一緒に歩んできた道のり。楽しいのは季節を分かち合いながら作ることだと思う。

いよいよ始まったお二人の結婚指輪作りは飛びかう蝶々を庭先に眺めながら。夏の余韻愛おしい時間となるかと思いますので、よろしくお願いします。

水のキラキラ感がテーマなリングなので、晴れたら海にも行きたいと思っている。

アトリエは外壁を白く塗ったり壁紙を張り替えたり、展示スペースを少しずつ整えて照明をどうしようか?考えながら新しいウェブサイトを構築しているうちに季節が巡っている。

 

さて、まずは最初の第一歩を。

軽やかなリングを作るために配合したプラチナは細いけれど、硬くて強い。

彼女のリングには前もって太いところ、細いところを作っておく。柔らかなリズムが生まれますように。

そういえば同じものを気に入って週に6日ほど食べているのか。

 

お二人と作ったイメージが形になり始めて、ホットコーヒーを飲んで、時々雨が降って、いつもの屋久島時間が過ぎていく。今日もありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

お二人との共同作業が、そして屋久島の季節が、一つだけの結婚指輪を作り出してくれる

 

屋久島から海を越えて東京のお二組へ。結婚指輪のサンプルリングをお届けする準備をしながら過ごす。雨が降ったり晴れたりの1日だった。

こちらはお手持ちの婚約指輪と重ね付けできるようにとデザインしたシルバーリング。工程も途中までで、ざっくり仕上げで恐縮だったのだけど、その試作品を。彼のサンプルリングはサイズを微調整してもう一度テストしてもらうことになっている。

なかなか慣れないオーダーメイドの作業にお付き合いいただきましてありがとうございます!

お二人との共同作業が、そして屋久島の季節が、一つだけの結婚指輪を作り出してくれるのだなあ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プロポーズの日に花を贈るように。屋久島からヒマワリのネックレスをお届けする日。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

プラチナとイエローゴールドに大粒のシトリンをセットして出来上がりました。ひまわりのネックレス。

プロポーズの日に花束に添えて彼女の大好きなネックレスを贈りたいのです!海の向こうから彼がメッセージを送ってくれた。胸にぐっと響いている。

ひまわりのネックレスは、毎年夏になると一つ、少しずつ作るのを楽しみにしている。ちょうど出来上がる頃にご連絡をいただいたのには素敵なタイミングだった。偶然のような、必然のような、強い引力を感じながら。

屋久島では夏と、なんと冬にも開花を見せてくれるヒマワリ。今年は教会の近くにあるヒマワリ畑にて。

ひまわりのネックレス platinum, 18k yellow gold, citrine

出来上がったネックレスはケースに入れて、リボンを巻いて海の向こうに送り出そう。なぜだかわたしもドキドキ。お二人の大切な瞬間にジュエリー作りを介して関わらせていただくのは、何よりも幸せなことだなと思う。真摯な気持ちが溢れている。

この小さなネックレスが、お二人の素敵な暮らしが始まる小さな合図となりますように。楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

シャンパンゴールドが大好きです!木々や草花の風合いを感じる、お二人だけの結婚指輪作り。 #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドは大好きな素材。シャンパンゴールドは自然の中で出会う木々や草花の風合いに似ていると思う。

内側に刻印を施していよいよ完成となったお二人の結婚指輪。1.8mmと細身で柔らかなカーブをまとったシルエットはお二人お揃いのデザインでお作りいたしました。

二本のリングをそっと手に取ってみると、優しさや軽やかさの中にもキュッと質量を感じる強さがあるのがよくわかった。

大地から生まれた金属とともに過ごす時間は、とても静かで心地よい。

大切な物語をジュエリーに。繋がり、作る、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

大切な物語をジュエリーに。繋がり、作る、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。結婚指輪のデザイン作りが始まる時、お二人が九州での暮らしについてこ伝えてくれた。こころ温かになるご家族のストーリーだったのをよく覚えている。

生まれる作品がどうしても少なくなってしまう昔ながらの手作業なので、できればじっくりとお付き合いをしながら一つだけのジュエリーを作りたくて。今までのジュエリー作りのいろいろも全部覚えているくらい。

そんな中でいただいたお二人からのリクエストは、わたしがずっとやりたいと思っていた、心のこもった指輪作りだった。本当にありがたいと思う。

過ごす時間や手に取るものに思いを注ぎ込んでいたい。少し先の未来が予想しずらい今だからこそ、ご家族とのつながりを大切に感じながら作業机に向かっている。

シャンパンゴールドのきらめき、海辺の印象。屋久島リズムで結婚指輪を作っています

島に移り住んだ頃から時が流れて、島で小さく丁寧に作ったジュエリーを分かち合うことのできる環境は少しずつ整ってきている。お二人もわたしと同じ頃に九州にやってきたので、きっと同じようなフィーリングを抱いているかも。小さきもの同士が海を隔てて、好きで繋がることができることに希望を感じながら。

今はまだ偶然のようなところもあるけれど、これからはもっと必然を感じる出会いになってゆくと思う。

 

さて、指輪作りの工程も折り返し地点へ。気がつけば8月も後半に入ったのかあ。

作業の途中、リングの細部をルーペで眺めているとワクワクした気持ちになる。手作業の多いお仕事だから、スムーズで柔らかなラインだと引っかかりなく快適にお使いいただけるだろう。

ラウンドシェイプ のリングはこれまで何度も作ってきたけれど、柔らかさとすっきり感を共存させたこのアウトラインにたどり着いたような気がする。とってもお気に入り!

ジャガイモは男爵とインカの目覚め。ゆっくりと蒸し焼きにして、これまたゆっくりと炒めたベーコンと玉ねぎにあえて塩胡椒。

なんだか少しずつ味覚も秋めいてきたような。。でももう少し夏を楽しみたい!笑 こちらは雨降ったり晴れたりの日々が続きますが、皆さまそちらの夏はいかがですか?

どうぞ美味しい日々を。素敵なジュエリーの日々を。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547