Blog

自然の息吹を感じるワクワクする。百合の花をモチーフに結婚指輪を作る。#屋久島

屋久島サウスのアトリエです。とても小さなプラチナの花びらなのだけれど、そこに確かな息吹や、高揚を帯びた静かなる躍動だったり、花開く春の喜びに出会えると胸が高鳴る。

そういえば、百合の花をモチーフにリングを作るのは初めてだった。素敵なインスピレーションをありがとう。お二人の物語と屋久島の季節をキャッチしながら作っている。

屋久島に咲く百合の花をかたどって、結婚指輪のオーダーメイドを始めています #プラチナ #ダイヤモンド

花々だったり、森も火も、転がる石にだって、全ての事象に息吹を与え感じながら暮らすのは日本ならではの気心だと思う。そんなアイデンティティーから生まれるプロダクトに触れると心安らかになる。今ここにある全てが等しく感じられるからかもしれない。

たとえば今朝の空。

今日はとても静かで少しクールな響きを感じながら作業机に向かっている。

そしてここまで一気にやってきた。くるりとしたかわいらしさ、凛とした気品、甘く濃密な香りと。

重ね合わせると、ほら。指先の乗せるとこんなにも小さいことがよくわかるなあ。小さいものにはついつい目がいってしまうのも不思議だ。繊細だけれど印象的なリンングになるだろう。安定感も良さそうだ。まだまだ始まったばかりの制作だけれど、ほんの少し先の未来が見えて嬉しくなる。

まだまだ暑くて漂う南国感。けれどもこの日々が、もう少しだけ続いてほしいような気が。そんな夏の終わりもいつものこと。

そうそう、島では島バナナの収穫が盛んな時期で、近所のカフェでは庭先で採れたバナナを使ったティラミスをいただきました。この甘さ控えめ具合、近所だし毎日食べれてしまうじゃないか!

素材と相談しながら作るフレキシブルなスタイルにも刺激を受けたし。こんなに近くにあるものでも、新しい発見ってまだまだいっぱいあるものですね。

皆様もどうぞ美味しい夏の日々を。素敵な出会いがありますように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島に咲く百合の花をかたどって、結婚指輪のオーダーメイドを始めています #プラチナ #ダイヤモンド

これから新しい時間が始まる、真っ白な朝。アトリエの庭先で包まれる平たい心地と、お二人の結婚指輪作りが始まる胸の高まりと。

カメラのファインダー越しに早朝の屋久島を眺めてからから簡単な朝食を食べる、そしてコーヒーを作って作業机に向かう。窓から差し込む光が眩しい。いつもの何気ない時間だけれど、これ以上ない幸せだとも思う。

まだ1ヶ月ほど前のことだったんだ!と驚く。8月の初めにアトリエに来てくれたお二人の結婚指輪を作りが始まった。

熊本から屋久島に来てくれたお二人とご一緒した結婚指輪相談会のお話 #屋久島でつくる結婚指輪

さて、まずは最初の第一歩を。

まずはプラチナの薄い板を糸鋸でカットして。

若葉のような、花びらのような。お二人とは植物を大切にしたい気持ちで繋がっているような気がする。

「指輪は特別なときにつけることになりそうなので、せっかくなので大好きな百合の花をかたどったデザインにしたいと思って」と彼女。

「それはすごいタイミングです、ほら、ちょうど島では夏の百合が満開です!」テンション高く答えるオレ。

お互いのひらめきを紡ぎ合わせながら進むオーダーメイドの作業はいつも楽しい。

ほんのひと時だったように覚えている、でもとても濃密だった夏のひと時を思い出しながら。

プラチナには酸素トーチで火を入れて柔らかにした。こうすると叩いたり伸ばしたりの造形を加えやすくなる。叩くとグッと固くなるのが金属の特性で、そこにまた火を入れて柔らかにするリズム。こんこんこん、と昔ながらの手作業なのである。

それにしても自然の作り出すラインの美しさときたら!

お花のリングは繊細さととともに、日々の暮らしの中でたくさんお使いいただけるよう丈夫な作りであることが大切になってくる。

植物たちが持つしなやかさと力強さ、ここにどれだけ近づくことができるだろうか。ジュエリーを作り始めた時から今までずっと、その気持ちは変わっていない。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

material: 18k yellow gold, platinum, diamond
size: 0.9mm wide ring,

Delivery time is within 1 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせて、素材をお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com

tel: 0997-47-3547

 

雨上がり、屋久島の祝福。お誕生日にお届けする“しずくの指輪” #オーダーメイド

雨上がり、屋久島の祝福。お誕生日にお届けする“しずくの指輪” #オーダーメイド

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

真夏のしずく、しずくの指輪。

ゴールドとプラチナ、ダイヤモンドを組み合わせてオーダーメイドいたしました。

雨上がりの屋久島から、お誕生日おめでとうございます!

大切な記念日にお届けするジュエリー作りはいつも幸せに満ちている。雨の多い日が続いていたのも素敵なタイミングだった。島の祝福だったのかもしれない。

届き始めたひかり。しずくの輝き。宝石箱みたいな世界。

屋久島からオーダーメイドでお届けするリングを、今日は雨上がりの情景とともに。

植物たちに宿るしずくがダイヤモンドのようで、きらきら。屋久島ではとても馴染み深い時間だ。

ここで出会う感動がジュエリーになって、海の向こうに届きますように。そんな思いを抱くようになったのはとても自然なことだったように思う。ふとした瞬間に島の心地よいリズムを感じていただけると嬉しい。

しずくをいっぱい抱いたハイビスカスの下でそっと手に取ってみる。限りなく繊細なイエローゴールドのリングだ。ぽつりぽつり、プラチナの粒がいくつか散りばめられてある。その中に一粒のダイヤモンド。屋久島の時間から生まれたジュエリーだなとしみじみ思う。

さりげなくて、でも特別で。島のかけらのような“しずくの指輪”が大好きでずっと作り続けている。それでも、いつも違って新しく出来上がるのが面白い。もちろん一つでも、そして重ねづけも素敵なジュエリーだろう。

日々の暮らしに寄り添うように、手作業でしっかり丈夫に仕上げました。長くお使いいただけますように。

空は青く晴れ渡った。そしてツマベニチョウも集まってきた。見上げるとひかりが眩しくて目を細める。いつもの夏時間にありがとう。

どうぞ素敵な一年を。楽しいジュエリー作りをありがとうございました。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

台風無事に過ぎ去りました!濃密だった屋久島時間を振り返りつつ #日々の暮らしとジュエリー

台風は無事に過ぎ去って、アトリエのある屋久島サウスには戻しの風が吹き始めている。始まりからちょうど一週間だったのか。

たしかに南の島暮らしでは台風はハードな現象ではある、けれどもそれはときにスペシャルな瞬間を届けてくれたりもする。

とにかく空が綺麗な日々だったな、仲間にも会えてよかった。何かと体を使うことも多かったのでたくさん食べた。

濃密だった島時間を振り返りつつ、今日はその断片を。

何気にトンボもフレームインする季節になってきた。台風が過ぎ去る度に涼しくなってゆくリズム。

ほんと、何かにハマりやすい気性だなと我ながら思う。最近は毎日、〜サンドを作って食べている。

サンドウィッチはご飯にシャケや梅干しみたいな感じでシンプルなものがパンが美味しくて好き。お気に入りだったメニューをご参考にまで

・アボカドとチキン、ベーグル
・キウリとチーズ、サンドウィッチ
・カボチャとポテトのサラダ、サンドウィッチ
・ツナとアボカド、ホットサンド
・ホットドック

夜明けの屋久島ノースにて。

1日の始まりを海で迎えるのが好きだ。

さて、次の台風まで一週間というところだろうか。海と一緒に過ごしていると、暦ってよくできているなと思うことがある。

アトリエではちょうど次の作業を始めるタイミングだ、この深い集中のまま走り続けていきたい。

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。世界に一組だけのプラチナリング。

プラチナリングの造形作業がひと段落して、少し遠くに行ってみようかなと思って、夜が明ける前に車を走らせてきた。午前5:15、屋久島ノースの空。台風の接近が感じられる。

雨はときおりザーッと強く降ったけれど、台風は予想よりも左側に進路を取ってくれたようで助かった。少しの停電と物資を運ぶフェリーの欠航はいつもの屋久島あるあるだ。

 

それにしても、同じ島の中で多様な情景に出会えるのは屋久島の素晴らしいところだと思う。

美しかったノースの海と山々。

そしてお二人のプラチナリング。

屋久島の季節とお二人の大切な想いが出会って生まれた造形だなあとしみじみ思いながら、作業机に世界で一つだけの結婚指輪を眺めている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。大好き、プラチナの輝きとは。

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。大好き、プラチナの輝きとは。

波はそこまで大きくなりすぎずに落ち着いている。どうやら台風は島の西側に外れて進路を取っているらしい。この季節は毎週のようにソワソワ慌ただしくなるのも島暮らし独特のリズムでもある。

今回は雨戸を閉めたり停電に備えたりはしないで済みそうだけど庭先のバナナだけは用心しておくことにした。収穫してみるとなかなかに重たいぞ!

そして台風前後には美しい空や海に出会えるのも、島暮らしのあるある。色鮮やかな屋久島時間に包まれて、お二人の結婚指輪を作っている。

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。波のリズムのような。緩やかな時間のような。

島で暮らしながら海の向こうに暮らすお二人の結婚指輪を作らせていただける、そんな素敵な繋がりに恵まれて幸せに思う。いつもインスタグラムを見てくれていて本当にありがとう!

いよいよ長くご一緒いただいているオーダーメイドの日々もそろそろ折り返し地点なのか。これまでお二人とメールで交換したたくさんの言葉だったり、この夏のいろいろを思いながら今日も作業机に向かっている。

リングの表面は紙やすりで磨き上げる。荒いところから少しずつ細かく番手を変えてきめ細やかな光沢を与えていった。指先とリングとの距離がとても近くなる瞬間だ。柔らかに、そしてすっきりと。手作業から生まれる優しい手触り感が気に入っている。

リングは白く明るい部分と黒く沈む部分のコントラストが高く輝いている。プラチナ独特の光の強さかもしれない。とても細いスタイルだけど、これなら確かな存在を感じていただけるだろう。長くお使いいただく結婚指輪ですから。いつまでもこの輝きが変わらないプラチナを選んでいただけてよかったなと思う。

ザーッとふった通り雨で庭先の植物たちはキラキラの装飾を纏った。プラチナも、雨のしずくも、木漏れ日も、同じように心にグッと響を与えてくれて、自然が生み出す輝きをやっぱり大好きに思わずにはいられない。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。波のリズムのような。緩やかな時間のような。

屋久島の夏とお二人の結婚指輪づくり。海にハイビスカスに雨も。最高の時間にありがとう。

日々の暮らしとともにある、つけ心地が大切なのでとてもシンプルになる結婚指輪だ。息吹を与えるのはお二人の大切な物語なのかもしれない。

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。一度だけ、一つだけのオーダーメイド。

それにしても屋久島の季節が豊かだから溢れるようにデザインが生まれてくるのだろう。

波のリズムのような。緩やかな時間のような。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。一度だけ、一つだけのオーダーメイド。

すっきり細身のプラチナリングに彼女とお揃いの曲線模様。初めてイメージがカタチになった!

これはたしかにお二人のスタイルだなあとしみじみ思いつつ。その造形を今日は屋久島ノースの情景とともに。

最近はここで夜明けを迎えて1日を始めるリズム。

リング幅は1.9mm 細身なのだけれど、手にするとしっかりと安定したフィーリングが伝わってきた。繊細なデザインに合わせて硬くなるように配合をしたプラチナだ。程よい重さも心地よい。シンプルなラインの装飾が印象的で、わたし自身もとても気に入っている。オーダーメイドならではの特別さが溢れていると思う。

どんどん明るくなっていく、始まりのフィーリングが好きだ。お二人にもいつかこの島でお会いできると嬉しい。

リングの表面に施した緩やかなラインはいつもの島暮らしで眺めている海や山々がモチーフになっていたりする。

彼のリングをこれから造形を始める彼女のリングに添えてみた。偶然のようではあるけれど、たしかな繋がりを感じる道のりだなあと、お二人とご一緒させていただいている時間を思う。

一度だけ、一つだけの結婚指輪作りだ。今を大切に作業机に向かっていたい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

制作編

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。永遠、そして繋がりと。

 

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。永遠、そして繋がりと。

鹿児島から帰ってきて、夕暮れ時のアトリエに。山々の情景が窓のフレームに収まっていて、いよいよトンボもフレームインしているし。まるで壁にかけた絵画のようであるのも屋久島流。

台風の影響は無くアトリエに帰って来れてほっと一息。そして作業を再開。

屋久島 日々の暮らしとお二人の結婚指輪作り。ワクワクする、オーダーメイドの幸せ

リフレッシュには最高の屋久島に暮らしているわけだけれど、時には島を離れることが癒しになることもある。かなり短かった。けれどもひらめきに満ちた時間だったように思う。もしも今この旅に出ていなかったら、あるいはまた別のもになっていたのかも、と感じられることが時々ある。イメージはカタチになるのかはわからない、でもここにある全てを信じて歩んでゆこう。今はそんな希望を抱いている。

 

ともあれ、島での暮らしは再開されて、また作業机に向かっている。

ジュエリーを作ることができる喜びをいつもより少し新鮮に感じながら。

このフィーリング、やっぱりいい。

ここまで休まず一気にプラチナの表面を削り出した。りングの表面には途切れることのないラインを生み出したかったからだ。永遠、そして繋がりと。

精密さと揺らぎとが出会うジュエリー作りは楽しい。心地よくお使いいただけますように。

とっても繊細で、でもしっかりと力強く。お二人の結婚指輪作りでずっと抱いている印象が少しずつ形になってきて嬉しい。小さなリングにはお二人の想いが詰まっていてとっても素敵。

明日はさらにタッチを加えて表面に滑らかな流れを生み出してゆこう。紙やすりで磨きをかけて手触りを柔らかにしてゆこう。そして彼女のリングにバトンをタッチしよう。早く起きてまた海にも出かけてみたいと思う。

ハイビスカスの中に佇むツマベニチョウ、わかりますか?

ひかりあふれる屋久島より。9月もよろしくお願いします!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547