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結婚25周年にオーダーメイドする、イエローゴールド×ダイヤモンドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

暦の上では今日から秋、日もずいぶん短くなるはずだ。水はまだ温かいのだけれど、それでも朝夕はグッと気合を入れて海に入る。夏の長い屋久島では気がつくといきなり冬になってしまうので、しっかりと秋をキャッチしなければならない。

夏から秋へ、季節の移り変わりの中でお二人の結婚指輪を作り進めている。日に日に色濃くなってゆく美しい屋久島だと思う。

大切な繋がりにありがとう、お二人と一緒に結婚指輪をオーダーメイドすること #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪作りではデザインの打ち合わせから始まってお届けまで数ヶ月をかけることになるので、季節をご一緒して世の移り変わりを分かち合うことができる。そんな時間もまた楽しい。かけがえの無い結婚指輪作りだ。

そして、お二人はご結婚25周年に向けて結婚指輪をオーダーしてくれている。25周年、なんて素敵なジュエリー作りなのだろう。大切な記念の制作をお任せいただきまして本当にありがとうございます!

山々にとってはほんの一瞬なのかもしれない、けれどもわたしたちにとっての25年は相当にいろいろある。これまでとこれからと、海の向こうに暮らすお二人の時間を思いながら。

 

さてさて、アトリエです。今日もじっくりと。

作業前に庭先で眺めたリングがまばゆい光を放っている。いつの間にか晴れ間が広がったようだ。いつも明るい希望のイメージに包まれるイエローゴールドが好きだ。

これから造形作業を始める前に作業台の上に佇んでいるリングを静かに眺める。いよいよである。

シンプルなラウンドシェイプのデザインだ。人と人との手触り感あるお仕事をされているお二人なので、優しくて丈夫なリングに仕上げていきたい。楽しみは続く。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

大切な繋がりにありがとう、お二人と一緒に結婚指輪をオーダーメイドすること #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。炎を使ってイエローゴールドの造形を始めたお二人の結婚指輪作り。ここまでも楽しい道のりだった。お二人と一緒に作ったイメージがいよいよ形になりつつある。

ほんの少しだけサイズやボリューム感が違っているけれど、お二人が選んでくれたのはイエローゴールドにブルーのダイヤモンド、お揃いのデザインだ。

新しい結婚指輪作りが始まりました。お二人のイエローゴールドを持って小さな森に。#屋久島でつくる結婚指輪

心なのか、体なのだろうか、お二人とは大切なところで繋がっているような気がする。朝のしずくを眺めていると心軽やかになる、そんな癒しのフィーリング。

実のところ救われているわたし自身だったりもするのだけれど、きっとお二人はお仕事で日々たくさんの方々を癒しているのだろう。海を越えて大切な仲間に出会えたような気がして嬉しい。

かたちのあるリングとそのずっと向こう側、キャッチしてくれてほんとにありがとう。

さて、今日も作っている。

柔らかにしたイエローゴールドはコンコンと丸くしていくよ。きっと昔からずっと変わらないだろう、手作業の音がアトリエに響く。

日々の暮らしに馴染む柔らかさが結婚指輪作りの柱である。

少しずつ日も短くなってきた。それにしてもやりたいことが多いので、とにかく身の回りを軽やかにする。余白を作って行動をする。パスできることもそうでないこともあるけれど、それが近道なのだと信じて歩んでいる。そうだ、明日もきっと良くなる。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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新しい結婚指輪作りが始まりました。お二人のイエローゴールドを持って小さな森に。#屋久島でつくる結婚指輪

新しい結婚指輪作りを始めることになって、アトリエの近くの小さな森に。今日は台風が来る前に少し時間を巻き戻して。

ゴールドやプラチナを手にすると、あるいはこの森の続きなのかもしれないと感じることがある。

たしかに、ジュエリーの素材となる金属もまた大地の一部なのだ。

けれどもそれは金属だけではなくて、広く眺めてゆくとわたしたちも同じなのかもと気付かされる。

水も岩も苔もイエローゴールドも、そしてお二人とわたしも一緒。ほんとなのか!?

いよいよ始まる、待ちに待ったお二人の結婚指輪作りだ。大きなもの小さなもの、全ての繋がりを感じながら。

木々の隙間から差し込む夏の光。音や小さな風、香りも。この癒しが海を渡りどこまでもつながってゆきますように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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台風が無事過ぎ去りました!ご心配いただいた皆さま、お心遣いほんとうにありがとうございました。

台風が無事過ぎ去りました!

今日は朝から海へ、仲間と波に乗ってリフレッシュしてから庭の片付けを頑張って、台風前に収穫したバナナとコーヒーをいただいて、ようやくほっと一安心でした。

ご心配いただいた皆さま、お心遣いほんとうにありがとうございました。

それにしても空がとても綺麗な一日でした。

1.4mm-2.0mm wave ring in 18k pink gold #屋久島でつくる結婚指輪

material:18k pink gold
size: 1.4mm-2.0mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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ピンクゴールド×ダイヤモンド、オーダーメイドでお届けするピンキーリング。屋久島の海辺で眺めた小さな佇まい。

ピンクゴールド×ダイヤモンド、オーダーメイドでお届けするピンキーリング。屋久島の海辺で眺めた小さな佇まい。

ピンクゴールドにダイヤモンドをセットしたピンキーリング。海辺で眺めた小さな佇まい。キラキラ眩しかった屋久島の祝福と。

たしかに海にはよく出かけていた。夏の日々に癒されながらの指輪作りがもう懐かしい。ハイビスカスもチョウチョもハマユウも、色鮮やかだった屋久島にありがとう。

屋久島の夏、癒しの指輪作り。小さな宝物みたいなピンキーリング。#屋久島でつくる結婚指輪

彼女のお名前は海と繋がりがあって、お話ししていると素敵な物語があって、大切な想いからカタチが生まれる、ずっとやりたかったジュエリー作りだったような気がする。

屋久島ではお会いするタイミングがどうしても合わなかったけれど、波音や潮の香りもリングと一緒になって届くと嬉しい。

そんなことを考えていたら、海には光がいっぱい降り注いできて、水平線までずっと輝く道が伸びていて、またいつの日かリングと一緒に旅する彼女にここでお会いできるのだろうなと思えてきた。

 

今までずっとありがとう。

 

気がつくと太陽も頭上高くに昇っていた。

いつものビーチは光に溢れている。

手の中で眺めたピンクゴールドもダイヤモンドもきらり、きらり。

小さなダイヤモンドに小さな虹が浮かび上がっていて、透明なのになぜ多彩なのだろうと不思議に思い、ワクワクしながらゆらゆらと揺らしてみる。

きらり、胸に響いてくる。輝きは心に近いのかもしれない。

強い日差しのせいだろう、リングの表面に施した流線に沿って明瞭な陰影が生まれている。ピンクゴールドがぐっと色濃い。小さなリングではあるけれど確かな重みが伝わってくる。

それでもとても軽やかに感じるのは海からいただいたインスピレーションのおかげだろう。アウトラインは細かったり太くなったり、緩やかにカーブしていたり、この島で生まれたリングなのだなと、しみじみと思う。

巡るリズム、大きなもの小さなもの、手触りのある繋がりと、

大切な想いを分かち合いながらここまでやってきた。 楽しかった指輪作りにありがとう。

夏にはハイビスカスやバナナパッションフルーツがいっぱいだし、秋になると芙蓉の花にさつまいも。冬にはタンカンにツワブキの花が。春は雨、紫陽花百合、ビワスモモ。島はいつも賑やかです。ふらりと遊びにいらしてくださいね。またいつの日か!

 

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虹の始まりを見た日。屋久島でお二人の結婚指輪をオーダーメイドすること。#制作編 #百合の花

虹の始まりを見た日。今日の始まりは屋久島ノースの海から。

小さな島なのだけれど、里の海にも深い森にもいつも溢れている感動と発見。車で1時間半ほど走ると別の島を訪れたようにさえ感じてしまう喜びがある。シンプルだけど豊かな時間だ。島を訪れた時にはぜひ車に乗ってぐるりと島を巡ってほしい。

お二人がアトリエまで来てくれた8月はどんな屋久島だったのだろう。海を渡って会いに来てくれて本当にありがとう。

百合の花の結婚指輪。プラチナで造形する、葉っぱのリング。#屋久島でつくる結婚指輪

彼女は学生の時に島を何度か訪れていたりして、まさかここで結婚指輪作りをするとは思いもしなかっただろう!屋久島はなんとも不思議な縁のようなものに導かれる場所だと思う。透明だけれど確かにここにあるつながりを感じながら作業机に向かう日々だ。

さて、アトリエです。百合の花の結婚指輪づくりはその工程のクライマックスへ。

プラチナで作った百合の花、そして百合の葉っぱを合わせて一つにする。心穏やかに。

小さなリングの中だけれど、ここに辿り着くまでに本当に色々あったな。でもとても上手くできたように思う。世界で一つを届けるオーダーメイドのジュエリーづくりはチャンスとチャレンジに満ちている。今日も作って、前に進んでいけることに感謝します。

そうなのか、もう島にも秋がやってくるのか。それにしても暑い日々だったな。夏の終わり特有の名残惜しさは案外好きなフィーリングだ。今をもう少し大切にしたい気持ちになる。そしてリングが完成してお二人にお届けする頃にはずっと涼しくなっているだろう。フヨウの花も咲き始めているだろうか。

これは楽しみすぎる!でも、はやる気持ちを抑えつつ、出来上がりはもう少し先のお話としよう。

みなさま、今日もここにいらしてくださいましてありがとうございました。どうぞ穏やかな日々を。台風はどうか何事もなく去ってくれますように。

 

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百合の花の結婚指輪。プラチナで造形する、葉っぱのリング。#屋久島でつくる結婚指輪

葉っぱの印象は百合の季節に確かめておいた。精巧で軽やかに、そしてしなやかに、植物は本当に良くできていると思う。

散歩道で葉っぱを摘んでくるりと指に纏うように。

屋久島では春と夏に咲く白い百合をモチーフにした結婚指輪作り。お花の造形がひと段落したところまではこちらに。

自然の息吹を感じるワクワクする。百合の花をモチーフに結婚指輪を作る。#屋久島

薄くしても硬く、しなやかさも持ち合わせている金属は?と考えるとやはりプラチナが思い浮かぶ。銀白色のトーンも百合のイメージにはぴったりだ。清楚で気品高いのである。

葉っぱ部分はプラチナの細い線を圧縮して、カーブやひねりを与えながらリングを形成していった。手の中で一つだけの造形が生まれつつある。

無駄なタッチは一つもないのかもしれない、寄り道はしていられない。

じっくりと、でも迷うことなく、今日も作っている。

そして彼女のサイズ、8号に。なんといってもここが一番大切なところ。

姿を留め時間を超える組成がプラチナの素晴らしいところだと思う。厚みは0.8mmで幅は1.5mmほどの線なのだけど、これがとっても硬い。

何十年だろうか、これから始まるお二人の時間と、共にあるリングの未来を思うと果てしない気持ちに包まれた。

自然の作り出す柔らかなラインが好きだ。

それにしても豊かな自然の中での暮らしは発見に満ちている。お二人と屋久島が、そして私が出会って生まれる一つだけのリングだ。島と遊びながら、島に学びながら作ってゆきたい。

そろそろ台風も近づいてきたのかな、スコールの頻度も高くなってきている。予報では九州の左側を通り抜けるようだけれど、何事もなく過ぎ去ってくれますように。

雨が止んだので庭先に出てみると太陽の光が眩しくて!バナナの葉っぱの木陰に隠れて空を見上げたワンシーン。

そういえば、収穫したバナナの実も黄色く熟れてきていて嬉しい。なんてことのない出来事だけれど、そこにはささやかな喜びがあって、誰かと分かち合い、季節は過ぎてゆく。これが幸せなのかなと思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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