
3色の金属をひとつに合わせ、赤ちゃんの指のサイズに仕立てると、
指先にちよこんと乗るほどの、小さなリングになりました。
その静かな佇まいを眺めているだけで、胸のずっと奥の方から、愛おしさが溢れてきます。
リングの中にあるプラチナとピンクゴールドは、お母様とお父様の結婚指輪とお揃いの素材で、
そこへ新たにイエローゴールドを重ねようと思いついたのは、ほとんど直感的なことでした。
その眩い煌めきが、赤ちゃんのお名前から受けた印象に、ぴたりと重なったのです。
手をつなぎ、ひとつの輪を描くように。
さて、アトリエです。
小さな小さなリングは、お母様とお父様の結婚指輪とお揃いのフォルムに仕立てていきます。

なにせ、12mmにも満たないサイズですから、
指先でつまむように支え、そっと鉄工ヤスリを当てなくてはなりません。
ベビーリングは、ころりとした丸みがある方が、その可愛さがいっそう際立つので、金属にはしっかりと厚みを持たせ、豊かな質感へと仕上げていきます。
ご家族の時間とともに受け継がれていくリングです。
視覚的な美しさに加え、芯の通った強さのようなものもまた、そこに宿しておきたいと思うのです。

あるいはこのリングは、わたしよりもはるかに長い時間を在り続けるのかもしれない。
そう思うと、どこまでも果てしない気持ちに包まれます。
それは、大地や海、そして空を巡る時間そのものなのでしょう。
そこに私たちの時間が重なり、響き合っているのだと思うと
今、ここに在ることが、揺るぎない奇跡のように感じられるのです。
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