島に住んでるのですが、結婚指輪見たくて!
と声をかけていただいて
しずくギャラリーにて結婚指輪の相談会。
ご結婚に向けてのお話いっぱいで、ギャラリーも喜びに満ちていました。
フレッシュなお二人に出会えて幸せです。
島に住んでるのですが、結婚指輪見たくて!
と声をかけていただいて
しずくギャラリーにて結婚指輪の相談会。
ご結婚に向けてのお話いっぱいで、ギャラリーも喜びに満ちていました。
フレッシュなお二人に出会えて幸せです。
待ちに待ったジュエリー作りが始まってます!
10月に京都は烏丸でお会いした二人の結婚指輪、(文末のリンクをご参考ください。)
まずはレディース、シダリングの葉っぱ部分の造形を進めてゆき、
少しずつシダの葉っぱらしいアウトラインが出来上がってきた。
プラチナは冷たい金属なのに、シダのかたちが表現されると柔らかみを帯び始めて、気持ちもあたたかくなってきた!植物の癒しは何物にも代えがたいですね。
つけていても、そして、作っていても心が和むジュエリーだなんて、なんだかとても屋久島らしい。
植物の恵みをいっぱい受け取りながらお二人の指輪を作ろう!
ここ数日の間は時々雨が降ることが多くて、作業の合間にアトリエの周りを散歩しながらシダの葉を眺めると、大好きなシダ+しずくの世界がそこら中に広がっていた。
一滴の雫に始まりのイメージを感じます。
新しい何かが待っている!
ツワブキの花も目が離せないこの頃。
冷え込む日が多くなりましたが、
熱い味噌汁やお餅食べてこの冬の始まりをスタートダッシュしよう。
皆さまもあたたかい一日を。
アトリエの庭に穏やかな光が差し込んだ朝。
今日はピンセットとルーペを置いて、一日を過ごしました。
sample rings for wedding band
9.5号、10.0号、10.5号、11.0号と
細かく区切って揃えたリング。
シルバーでサンプルを作り終えて、
先日大阪でお二人と、ファミリーとお会いした日のことを思い出していた。
お二人とは結婚された時からお付き合いしているのだけど、
彼はわたしの先輩でもあり、
数えてみると、知り合ってからもう27年が経っていた。
ジュエリーを作り始めるずっと前から一緒に海に入ってて、
初めての個展にも来てくれた。
そんな当時のあれこれを感慨深く思いながら、
今、お二人の指輪を作ってます。
結婚10年目の大切な記念にとわたくしにと声をかけていただいたジュエリーです。
そして
こちらのサンプルリングはぴったりのサイズ感を見つけていただくためのものでありまして。
指に節がある場合、指輪のサイズは
毎日つけるか、付け外しをするかで
節の部分で合わすか、指の根元で合わすかが変わってくるのだけど、
今回はずっと付けっ放しにすると聞いているので、
節の部分できつく、なんとか入って、根元でゆとりのあるくらいのサイズ感をイメージしています。
長くつける指輪なので、サイズぴったりだと快適ですものね。
サンプルリングをケースに梱包して、海の向こうに送り出して一安心。
窓の外を見ると今日もツワブキの花が元気に咲いていました。
屋久島のツワブキをモチーフにした指輪は、つい先日、インスタグラムにアップいたしました。
その時の画像がまだありましたので、ここに。
金のツワブキとプラチナのツワブキ、
インスタグラムでメッセージをいくつかいただきましたが、
皆さまはどちらがお好みですか?
画像のファイルを整理していたら、こんな写真も出てきました。
暑かった夏の思い出。
虹の真下には波乗り仲間のイサジロウが台風波を待ち構えていて、
岸を打つ波の音がゴロゴロと、蝉の声がジンジンと響いていた。
2018年もあと一ヶ月と少しになりました!
タンカンの木。
果実も少しずつ黄色味がかかってきた。
こちら屋久島では2月になると食べごろとなり、
島中が収穫や荷詰などで賑わうことになる。
本格的に冬が近づいてきた。
そんな中、
クリスマスまでに届けしたいジュエリーがいくつかあって、
今日はその一つ目のお話。
18k champagne gold ridge line ring
山の稜線をぐるりと囲んだリング。
紙やすりをかけて最後の仕上げ。
彼からメールをいただいて、
長く打ち合わせを重ね、
お二人の大切な場所、北アルプスの山々の稜線をかたどったリングがついに完成いたしました!
北アルプスは3000m級の高峰がそびえる日本有数の山岳風景で、
お二人にとって、幾つもの思い出がある特別な場所。
人生の区切り目となる大切なイベントをすることに決めた時、
何か特別な指輪を贈りたいと私に相談をくれて、
「では北アルプスの山々の稜線をリングにぐるりと一周レイアウトしましょう!」
と閃いたのがこの指輪作りのきっかけだったのです。
お二人は自然の中での遊びが大好きで、時間を見つけてはアウトドアで過ごすことが多いそうです。
自然の中で馴染むシャンパンゴールドを素材として、
指輪としても、オブジェのようにネックレスに通しても
いつも身につけていただけるように作りました。
こちら屋久島の山々を超えて、お届けいたしますね!
新しいジュエリーが生まれた瞬間!!
楽しい指輪づくりをありがとうございました。
制作編はこちら
さて、
作業を終えてちょうどサンセットタイムだったので海まで歩くことにした。
いつもの散歩道でくぐる、ハイビスカスのアーチ。
ひかりを透過するほどに薄い花びらなのに、こんなにもしっかりとした作りって、
ほんと自然の造形はよくできている。
ここに近づくためにどのようなジュエリーを作ればいいのだろう。
全てはここから始まっているような気がします。
昼と夜の間の時間!
11月最後の一週間の始まりです。
空のオレンジがゴールドで、海のブルーがプラチナで、
色濃くなる風景を眺めていると
ちょうど今お話をしている、コンビネーションの指輪を思い出した。
お気に入りの木。
しずくギャラリーの裏庭にある山茶花も満開になり、
少しずつ寒さも感じられるようになってきた。
焼き芋や熱いコーヒーが美味しい季節です。
作業をしていると不思議なもので、
12月を前にして自然と暖色系の金属にも惹かれるようになった。
この時期になると毎年ジュエリー作りがたくさんになるので、
クリスマス、そんな言葉もチラつき始めている。
暖色系のk18シャンパンゴールド。
リングと石枠部分を組み合わせて、2本のリングが揃った。
石を止める前でしたが、嬉しくなって並べてみると、
石枠の大きさやリング質感の微妙な違いを感じることができた。
ハンドメイドの作業には微細な不均一性が生まれるので、
その揺らぎが唯一感を生み出しているのだろう。
そこに、
製作をオーダーしていたKei Nakamura Jewelleryのオリジナルの刻印が出来上がってきて、
これはちょうど良いタイミング!
とばかりに刻印をリング内側に当てて、
コツン!と叩くと
シンプルなしずくの型が一粒刻印された。
そして、しずくの中には“K”の文字がレイアウトされているのです!
大きさ0.8mmと小さいながらも、オリジナルマークを施すと、
出来上がるジュエリーに、さらにその唯一感が強くなって、
オーダーメイドで一緒に作り上げたイメージがかたちになる喜びに包まれた。
昨日までの制作編
家族×ジュエリー
緊張感の続いた作業がひと段落したところで、無性に森を歩きたくなったので
散歩に出かけると
里の森ではツワブキが元気いっぱいだった。
こう毎日咲き続けると、インスパイアされてしまうのも不思議ではない。
今日もまた刺激を受けて
ツワブキの花をモチーフにした指輪をフレームに収めたのがこちら。
ツワブキの指輪
left:18k yellow gold, pt900, yellow sapphire
¥86.400.-
right: yellow gold, diamond
¥86.400.-
指の上にツワブキの花が咲くスタイルで、
金のツワブキと銀のツワブキがあります。
リングは1.1mm
お花部分は8mm
とても繊細なジュエリーとなっております。
普段づけも、お出かけの際も
広く使えるハッピーアイテムです。
なんだかいいことありそうな予感。
わたくしも大好きなツワブキの指輪、よろしくお願いします。
海のキラキラ
雲からひかりの柱が現れて、海面にキラキラと輝くグラウンドのようなものが広がると、屋久島では冬が近づいて来た合図なんです。
周りが暗くなってくるからでしょうか。
際立つ明るい部分についつい引き寄せられてしまう。
今日は久しぶりに波が上がりそうだったので、作業の合間に海に出かけました。
さすがに水も、ずいぶんと冷たくなっていた!
そういえばあと一週間で12月がやってきますね。
みなさま冬の始まりをいかがお過ごしですか?
花のキラキラ
ツワブキの花がポコポコと、至る所で咲き始めている。
散歩道で、アトリエの窓から、座り込んで、車の窓の向こうに、
一日中眺めていると
また花モチーフのジュエリーが作りたくなってきた。
アトリエのキラキラ
シャンパンゴールドのリングの表面を金槌で打ちつけて凸凹模様を施しました。
ランダムに生まれた平面に光が反射して、これには惹きつけられた!
リングはマット仕上げしてあるので、この輝きもやはり際立って見える、という仕上がりだった。
キラリとヒカリモノを前にすると、ぐっと胸に響くのであります。
変化する表情が面白いと感じたので、別の角度でも。
寒くなってきた時期にシャンパンゴールドの暖色が優しいなあ。
作業はここからもう一本のリングを作って、石枠と組み合わせて、、
まだまだ続きますが、今日はここまで。
少しずつ進んでいこう。
昨日までの制作編
お知らせ
毎週土曜日にオープンのしずくギャラリー
今シーズンの営業は明日までとなりました。
2018年もたくさんの皆さまにお越しいただきましてありがとうございました。
これから冬の間、創作活動に専念して、
桜の花咲く頃にフレッシュなジュエリーと絵画とともにオープンいたします!
明日はもちろん、わたしも在廊しておりますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
素敵な週末となりますように。
Open Sat / 11:00 → 18:00
tel. 0997-47-3547
こんにちは。
こちら屋久島、ツワブキの花が咲き始めてます!
雨が降って、夜が開けると世界がまたアップデートされていた。ポコポコ。
もう10年以上も毎年のことだけど、ツワブキの花に出会うとなぜだか嬉しくなるのですよね。
なんだか今年は当たり年の予感です。
*
さてアトリエです。
ご家族がお使いだったジュエリーをお預かりしてリメイクの作業を進めております。
今の暮らしにフィットするよう、デザイン新たに作るのは2本の指輪。
もともとのプラチナリングから、大きさがあって印象的だったルビーとサファイアを使わせていただくことにいたしました。
これまでルビーとサファイアに合わせて作った石枠が完成し、(文末にリンクあります)
今日からいよいよ土台となるリング作りです!
18k champagne gold from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
シャンパンゴールドの角ばった線に火を当てて、木槌で叩いて芯金に当てて丸めて、火を当ててくっつけて、鉄鋼ヤスリで削り出し、そして紙ヤスリへと、
古くからずっと変わらない手作業を続け、
1日の終わりに柔らかいアウトラインが現れた。
幅は1.6mmと細身のスタイルなので、
石枠をつけると、上がボン下がキュッという素敵なスタイルになるだろう。
もう少し先の完成イメージが頭に広がって、胸のドキドキが強くなった!
あと一本のリングも同じスタイルで作る予定ですが、
同じだけど、同じでないオリジナル感が出るといいと思ってます。
抱いているのは手作業ならではの質感の印象。
*
夕暮れ時、作業を終えて買い物に出かけた。
窓越しに見えた空の色彩があまりに豊かだったので、いつもの場所に直行!
ここは視界が全部海と空で埋まるシチュエーション。
なかなか屋久島でも珍しいところなんです。
曇っても晴れても雨降りでも、いつもここに来るのが大好きです。
とても嬉しかったお便り。
「無事に結婚式も終わり、結婚式では結婚指輪の交換の後にエンゲージカバーセレモニーをしたり、指輪についてもリメイクした経緯やデザインについて紹介してもらいました!」
ずいぶん久しぶりなような気がしたけど、インスタグラムで確認してみると
指輪をお届けしてからまだ一年と5ヶ月しか経ってなかった。
お二人も新しい暮らしが始まって、ぎゅっと詰まった日々を送ってるのだろうなあ。。
海を越えて離れてるけど、時々こうしてお互いの今を伝え合ったりして。
小さな指輪が繋いでくれているのだと思うと胸が熱くなりました。
ご家族から受け継いだダイヤモンドリングをリメイクした、思い出深いジュエリー作りでした。
ご結婚式おめでとうございます!
指輪を作るとき彼女が大好きです、と言ってくれたツワブキの花がちょうど今咲き始めました。
受け継ぐジュエリー ルビーサファイア制作編
秋と屋久島
ひかりと森
きらきら、白谷雲水峡に行ってきました!
海の前に住もう。
海の前に住んで、家で何か手を動かす仕事でもして、波が上がったら海に入ろう。
19歳の時にオーストラリアで一年間を過ごして、将来の自分の姿を決めた。
それから20年が過ぎた。
今屋久島で、あの頃イメージしていたのとほとんど同じ暮らしをしている。
つい先日、お酒を飲みながら友人に
「大切なものを5個あげてください」
そう聞かれて、瞬時に6個をあげた。
家族、海、ジュエリー、写真、料理、あともう一つ(秘密もあります)
全部うまくは行かなこともあるけれど、概ね全てを毎日やることができている。
気がつけばここが夢の中なのか、実世界なのか、境界線は曖昧になっていた。
屋久島では同じように海を渡って暮らす仲間ができた。
彼らもまた、何か大切なものを抱いてきたのだろうと思う。
離れていてあまり会わなこともあるけれど
お互いの暮らしに刺激を受けあいながらもう10年以上暮らしてきた。
そんな島の仲間から声をかけてもらって今指輪を作ってます。
ずっと変化を見てくれている仲間に声をかけてもらえて、ただただ嬉しかった。
k18シャンパンゴールドで作りました。石枠その二つめ。
石を囲む台座がすっきりとするように、
斜めに角度をつけて作りましょう。
細部のデザインは細かく打ち合わせを重ねてまいりました。
指先に乗せると、こんなにも小さいのです!
小さな石枠にはルビーを
大きな方はサファイアです。
石は横向きに収まるスタイルで!彼女も私も満場一致で決まりましたw
彼女が持ってきてくれたアイデアがずっと作りたかったデザインだったのも不思議な巡り合わせだなあ。
オーダーメイドのジュエリー作りなので
いつもは出会うことのできない素敵な何かがあるはず。
ワクワクしながら机に向かってます。
昨日までの制作編はこちらより
日も短くなりましたね。
最近は5時になるといそいそと散歩に出かけます。
そして海の向こうから嬉しいお便りが届きました。
お二人の指輪を作ったのは夏の始まる頃だったなあ。
とても懐かしくなりました。
素敵な結婚式おめでとうございます!
雨上がりの小花をお二人に!
秋の屋久島!
昨日のコスモスの余韻で過ごすつもりが、庭の山茶花もどんどん咲き始め、
カメラを持って行ったりきたりすることに。
ツワブキも放っては置けないし。
どれも全部元気で、個性的だった!
屋久島の秋は花が良いと思う。
コスモスの余韻
コスモスは後ろ姿も気になるのですよねー。
雨が降ると元気になって大変!笑
今年はツワブキ当たり年の予感。
さてさてアトリエです
18k champagne gold
お預かりしたルビーとサファイアを包む石枠を作ってます。
素材はシャンパンゴルド。
元はo.75mmの薄い板がこうしてジュエリーのパーツへと造形されました。
ここまでかかったのが丸二日間!
長くお使いだったジュエリーをリフレッシュして今の世代へとバトンタッチする瞬間なので、ついつい時間も忘れてしまうほど。
久しぶりリメイクの指輪作りに、
ご家族の温もりとありったけの技術を込めてます。
自分のメモを兼ねて、その行程を大まかに書いてみた。
①糸鋸で扇型に切り抜いて、②くるりと巻いて両端を溶接して、③カップ状の筒を2つ作る。
④それを段差をつけて重ね合わせて、サファイアルビーの楕円形に合わせて湾曲をつける。
ムムム。
書いてみると4つのステップ。やたらとシンプルに出来上がった。
でもそれはとても嬉しいことで。
なぜなら、ジュエリー作りでは作業のタッチが少ないほどに精度が上がって、
それは美しい仕上がりに出会うことができるから。
完成はもう少し先だけど、そこに光が差したように思えた。
この4ステップを確かなものにするために丸二日かける、
というのが職人の仕事なのだろう。
作業机の上の金色の石枠を前に、小さな幸せを感じていました。
そして、この石枠を大きさを変えてもう一つ作りますよ!
家族×ジュエリー まだまだ続きます。
制作編
家族×ジュエリー