2025年も一歩ずつ。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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material: 18k yellow gold, diamond
size: 7.0mm flower, 2.0mm diamond
Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
material: platinum
size: 2.0mm and 3.0mm
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
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ご注文からお届けまで約3ヶ月。
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重ね合わせてみると、彼女のリングが彼のリングにぴたりと収まって、ほっこり。
夏のアトリエでお会いしたお二人のことを、懐かしく思い出していました。
プラチナとシャンパンゴールドでお作りするラウンドシェイプの結婚指輪。
いよいよ造形作業が完了し、これから最後の工程へと進めていくところです。
リングに施すのは、お二人が暮らす島の時間を象徴するような装飾です。
シンプルの中に、お二人だけの特別を。
年をまたいでの完成となりますが、じっくりと大切に仕上げていきたいと思います。
ゆっくりペースの指輪作りにお付き合いいただき、
お二人には感謝の気持ちでいっぱいです。
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制作編
K18イエローゴールドとシルバーのコンビネーションリング。
彼女にお選びいただいたルチルクオーツをセットして仕立てました。
夕暮れ時、窓辺に差し込むやわらかな光に包まれて。
ルチルクオーツは、水晶の中に「ルチル」という針状の鉱物が内包された天然石で、光を感じるその美しい表情が、わたしも大好きです。
針状のインクルージョンは世界に一つの魅力ですが、やっぱり自分のお気に入りを手にしたいところだと思います。
彼女には、屋久島からいくつかのルースをお送りし、その中からお選びいただいた一つの石に合わせるように、デザイン作りを進めていきました。
水晶とシルバーのリングというと、どうしてもカジュアルな印象があるかもしれませんが、
上品に仕上げることで、長くご愛用いただけるのが嬉しいですよね。
ルチルクオーツの大きさは約6mm
実は、わたしもそうなのですが、水晶好きには嬉しい大きめサイズであります。
水晶の中に浮かぶゴールドと響き合わせるように、石枠とリングの表面にイエローゴールドの粒々を装飾すると、今までにはない新しいデザインが生まれました。
新しい発見に満ちているオーダーメイドのジュエリー作りは本当に楽しい。
お二人とご一緒できて、感謝の気持ちでいっぱいです。
リングはケースに入れ、さっそく海の向こうへお届けしました。
またいつの日か、リングと一緒に屋久島にいらしてくださいね。
楽しいジュエリー作りをありがとうございました!
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島に暮らし始めてから15年以上が経ちますが、このツワブキへの感動は初めて見た時から少しも変わらなくて、自分でも驚いています。
庭の片隅や散歩道にポコポコと咲いて。風に舞った山茶花の花びらを乗せていたり。
その佇まいになんとも言えない愛嬌があり、自然が作り出した配置の絶妙さにも、つい魅入ってしまうのです。
振り返ってみると、これまではずっと新しい何かを求め続けていたように思うのですが、
いつの日からか、普遍的なものへの愛着が心の中で一層深くなったのは、
やはりこの島で暮らすようになったからだと思うのです。
シンプルなラウンドシェイプのリング。
お二人の結婚指輪の制作記は、彼のシャンパンゴールドを丸く削り出したところまでを書きました。
2本のリングは同じラウンドシェイプの2.3mm幅なのですが、細部に微妙な変化を持たせながら造形を進めていきます。
その違いは、おそらく見た目ではわからないかもしれません。
手の大きさはもちろん、日々のお仕事や手作業も大きく異なるお二人です。
リングをつけてお二人が並んだ時に、お揃いに見えるリングのフォルムを思い描きながら。
今日も作業机に向かっています。
さて、彼女のプラチナリングです。
プラチナは明暗のコントラストが強い、といいましょうか。
作業をしていると、その眩い輝きと力強さがダイレクトに伝わってきます。
シャンパンゴールドとは手触りや質感がまるで違っているのも、興味深いところです。
手作業にしなやかに応えてくれる粘り強さ、のようなものがプラチナにはあるのです。
まずは大きく角を落とします。
そこに生まれた小さな角を丁寧に落としながら、表面をラウンドさせていきます。
造形した彼のリングの印象が鮮明なうちに、思い切りよく削り出しの作業を進めていきました。
内側にも緩やかなカーブをつけながら、つるりと柔らかな質感に仕上げていきます。
ずっと長くお使いいただく結婚指輪ですから。
日々の付け心地を快適にする内側の仕上げは大切にしたいところです。
目には見えないところを、しっかりと頑張る。
夕暮れ時、作業がひと段落したところで、庭先に出て深呼吸を。
空を見上げると、速いスピードで流れる12月の雲が、西陽を受けてオレンジ色に輝いていました。
今日も屋久島にありがとう。
それにしても、島で眺める空もまた、いつまでも飽きないものですね。
指輪作りはまだまだ続きます!
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お二人が選んでくれたのは、ラウンドシェイプのデザインである。
その丸みのあるフォルムには、シンプルながらも奥深い魅力が宿っている。
ラウンドシェイプのリング作りは、その簡潔さゆえに、作り手の感覚や思いがダイレクトに映し出される。
普遍的で、特別な存在であるという意味合いで、白いシャツであったり、いちごのショートケーキに通じるものがあるのかもしれない。
リングの表面を丸く、柔らかな手触りに仕上げていく。
甘くなり過ぎないように、すっきりとシャープな印象を、余韻のようにほんのりと残しておく。
鉄鋼ヤスリで少し削り、ルーペで細部を確認をしながら、また少し削りだす。
作業もとてもシンプルだ。
そのようなシンプルでチャレンジングな作業が、今年最後の指輪作りにふさわしく感じられる。
はるか小笠原諸島からお越しいただいたお二人と。
アトリエでお話ししてみると、ハイビスカスだったり、シダの葉だったり、(あと、船の流通事情も!)南国での暮らしが似ていて、むっちゃ興味深かった!
あれからハイビスカスの季節が過ぎ、庭先に山茶花やツワブキの花を眺めながら作業机に向かう、冬のリズム。
昔からシンプルなものが好きだった。
シンプルに向かっていくと、その中にある複雑性というか、エッセンスのようなものが浮かび上がってくるような気がする。
お二人の大切な想いや、島での暮らし、こうしてわたしと出会ったことも。
実に色鮮やかな時間が、この小さなリングの中に広がってゆく。
さて、今日の造形作業はいかに。
3本の鉄鋼ヤスリとルーペを使い、ここまで一気にタッチを重ねた。
庭先でリングを手に眺めながら、ほっと一息をついているところ。
小さなリング作りは、ついキューっと集中し過ぎてしまいがちなので、島の緑に囲まれた暮らしがふわりと気持ちを和らげてくれるのは、本当にありがたい。
削り出されたリングは、生まれたばかりのような新鮮な表情を見せ、艶めく輝きを放っている。
繊細なフォルムではあるけれど、シャンパンゴールドの確かな重みが手の中に伝わってくる。
ここまで上手く造形を進めることができたように思う。
あまりに楽しくて、つい夢中になり過ぎてしまうところがあるけれど、
ポンカンでも食べて、ゆっくりと作業を進めていこう。
指輪作りは、今日も島の時間の中にある。
ふと見上げた12月の空は、眩しく、どこまでも澄み渡っていた。
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庭先には山茶花が満開を迎え、鳥たちが「チチチ」とさえずりながら集まっている。
地面には赤い花びらが散り、その合間からはツワブキの花がポコポコと顔を出し、木漏れ日のように暖かな表情を見せている。
アトリエの窓を開くと、海からの風が通り抜け、冬の寒さが体中を包み込んだ。
クリスマスイブの朝だ。
その爽やかな空気に誘われるように、作り始めたばかりのリングを手に取り、作業場から庭先へと足を運んだ。
シャンパンゴールドとプラチナのリングが、朝の柔らかな光に包まれて輝く様子を眺めていると、不思議と心が穏やかになっていくのがわかった。
なんとなく、リングにも温かな息吹が宿ったような気がして、嬉しくなった。
植物や水、空や海、自然の中にある全ての事象に、生き生きとした“響き”のようなものを感じるようになったのは、島に暮らし始めてからだろうか。
ある時にはシダの葉が語りかけ、ある時には海のリズムに包まれる。
特に霊性が強い、というわけではないのだけど、日常の中でふと神秘を感じる瞬間がある。
それは、日本という土地ならではの感覚なのかもしれない。
とてもしっくりとくるのだ。
もしかしたら、南の島に暮らすお二人も、わたしと似たようなフィーリングを抱いているのかもしれない。
屋久島から1200キロ離れた場所ではあるけれど、大切な気持ちで繋がっているのだと思うと、勇気づけられる。
いよいよ、夏に屋久島を訪れてくれたお二人の結婚指輪作りが始まった。
年末の色々を終えて、気持ちも軽やかになっている。
ここまで大切に育んできたお二人とのオーダーメイドである。
じっくりと、心を尽くして作業に向かい合っていきたい。
お二人のために配合をしたプラチナとシャンパンゴールドを、くるりとリング状に形成する。
それを酸素トーチの炎の中でつなぎ合わせる。
まずは最初の第一歩である。
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一年ぶりに咲いた菜の花と、ナノハナのネックレス。
屋久島サウスより、メリークリスマス!
ナノハナのネックレス 18k yellow gold, diamond
クリスマスに花束を。
彼の大切な想いを届けるように、小さなネックレスをお作りしました。
12月24日に間に合うようにと、相談を重ねながら歩んだ日々が、とても幸せでした。
お二人の大切なジュエリー作りをお任せいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ちょうど、アトリエのある屋久島南部では菜の花が咲き始めていたのも、素敵なタイミングだったように思います。
農道沿いに、風にゆらめく黄色い花を見つけ、心が躍りました!
繊細でいて、元気な可愛さも感じる菜の花が大好きです。
咲き始めた菜の花に、ネックレスを重ね合わせてみたのですが、
すっと花びらに収まるくらいの控えめで、美しい大きさでした。
軽やかで繊細なスタイルですし、
イエローゴールドとダイヤモンドの組み合わせでお作りしているので、
ずっと着けっぱなしできるのも嬉しいところです。
そうそう、
こちらではなんと、ポインセチアも咲き始めているのですよ。
お二人が暮らす沖縄でも、きっとたくさん咲いているだろうなあ。
お会いしたことはないけれど、同じ南の島に暮らす仲間に贈り物をお届けするような気持ちで、ネックレスを眺めながら。
ありがとう。
お二人にとって、心温まる素敵なクリスマスになりますように。
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長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、
そのようなリズムを繰り返す中で、ジュエリーはより味わいを深めていきます。
時間の経過そのものが一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのものになるのかもしれません。
実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、メンテナンスという形で関わらせていただけることが、わたし自身の大きな楽しみでもあります。
わたし自身の手で、心を込めてメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。
光が差し込むアトリエの窓辺でネックレスを手に取ると、あたたかな気持ちに包まれました。
ひまわりのネックレス。
大切な贈り物にお選びいただき、ありがとうございます
ひまわりのネックレス silver, 18k yellow gold, シトリン
山の裾野に広がるひまわり畑。
風に吹かれてゆらめく花々は、まるで黄色い光のようで、眺めているとなんだかとても元気になります。
ひまわりは、その潔い大きさも魅力なのですよね。
太陽のように明るい雰囲気をお楽しみいただけるよう、ネックレスは、いつもよりもほんの少し大きめサイズでお作りしています。
ペンダントの中央には、黄色くて透明感のあるシトリンをセットいたしました。
その周りをk18イエローゴールドで囲むように仕上げています。
花びら部分とチェーンは白色系の金属で、プラチナかシルバーよりお選びいただけます。
もちろん、チェーンの長さもアレンジ可能ですので、みなさまのお好みに合わせてオーダーいただくと、特別なジュエリーをお届けできると思います。
モデルは身長162cmの小柄な女性で、チェーンの長さは38cmです。
肌に触れるように着ける短めのスタイルも素敵ですし、寒い季節には服の上から42cmや45cmの長めのチェーンもおすすめです!
わたくしのことになりますが、
作業机に向かい、大切な贈り物にオーダーいただいた、ひまわりのネックレスを手にしていると、溢れるような幸せに包まれました。
この喜びを、皆さまと分かち合うことができれば、とても嬉しく思います。
お花好きの皆さまに、
夏生まれの皆さま、
大切な方に花束を届けるように、
たくさんの方々に手に取っていただけますと幸いです。
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長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、
そのようなリズムを繰り返す中で、ジュエリーはより味わいを深めていきます。
時間の経過そのものが一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのものになるのかもしれません。
実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、メンテナンスという形で関わらせていただけることが、わたし自身の大きな楽しみでもあります。
わたし自身の手で、心を込めてメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。
緑の中で眺めるプラチナリング
結婚指輪をお届けするお二人とは、島の季節や暮らしの話をするのが好きでした。
お仕事で屋久島に暮らすようになった彼と、彼を訪ねて時々島に訪れるようになった彼女と。
お二人がアトリエに来てくれたのは、ハイビスカスが満開の暑い夏の日のことでした。
あれからサキシマフヨウが咲き、コスモスも咲いて。
お二人と、同じ島の季節を分かち合えたのも嬉しかった!
やがて冬が訪れ、庭先に山茶花を眺めながら、作業机に向かう日々でした。
光沢仕上げをした、シンプルなリングではありますが、
その細部には、はっと息をのむような美しい表情が生まれたように思います。
わたしも大好きな、お二人の結婚指輪です。
その煌めきと静けさを、緑に包まれた景色の中で眺めました。
心地よい12月の光が、そっと寄り添うような晴れの日でした。
二つのリングをそっと重ね合わせてみる。
3.0mm幅の彼のリングと2.0mm幅の彼女のリング。
表面に施した2本の流線が、光沢仕上げとマット仕上げを分けています。
光沢仕上げの部分は島の緑を鏡のように写し、マット仕上げの部分は太陽の光を受けて、眩い輝きを放っています。
島の情景にとても馴染んで見えたのは、リングのアウトラインも、切り込み模様も、その全てが緩やかな曲線で描かれているからでしょう。
指輪作りの憧れは、いつもここにあるような気がします。
空気の中に漂う自然の神秘、とでもいうのでしょうか。
島の暮らしの中に感じる、目には見えないけれど確かにそこにあるもの。
それは、これまでお二人と分かち合ってきたことでもあるようにも思うのです。
光と影。波のリズム。巡りゆく季節の移ろい。
絶え間なく変化を続け、豊かな表情を見せる時間の中で、わたしたちもその一部なのだと感じることができると、癒されます。
手のひらの中には、朝の木漏れ日のような、清らかな響きを感じることができました。
ツワブキの花がまるで小さくて黄色い明かりを灯すように、きらきらと輝いています。
海から吹く冷たい風が気持ちいい。
シダの葉はその風を受けて、ゆらゆらと影を揺らし、
手の中のプラチナリングは、緑に包まれた屋久島の情景と響き合い、まるで喜びに満ちているように見えました。
お二人が2月にアトリエへ来てくれることになっているのですが、
その日がとても待ち遠しく思えますし、
同時に、「ああこれで指輪作りもひと段落なのかあ」と、ほんの少しだけ名残惜しくも思うのです。
わたしたちは、このようにして新しい始まりを繰り返していくのですね。
ご一緒した指輪作りは、まるで一輪の花が咲く瞬間のように、美しい時間だったように思います。
その時間に大切に育まれるようにして、お二人の結婚指輪が出来上がりました。
思い返してみると、最初にメールをいただいたのが、4月だったので、ほとんど一年をかけて、指輪が完成することになるのですね!
楽しい日々をありがとう!!
溢れるひかりをお二人に。
ご結婚おめでとうございます!
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光と影のコントラストが気持ち良いので、ぜひ。
お二人との素敵な出会いに、屋久島にありがとう!