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シャンパンゴールドを夜明けの光の中に眺める #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドを夜明けの光の中に眺める。

透明な色彩と質量、そして海のリズム

そこには形のあるものと、形を持たなものが、同時にあるように感じられた。

 

お二人の結婚指輪の造形作業がひと段落したのは、激しく降った雨がぴたりと止んだ日のことだった。

久しぶりにいつものビーチまで足を伸ばすこともできた。

とても冷たく感じた波打ち際の印象とともに。

4月のアトリエでお二人にお会いして始まった結婚指輪作りも、いよいよ刻印作業残すところとなりました。

リング内側に施す刻印は、普段見えないところではあるけれど、内側に響く大切なところだと思うので、ここは素敵に仕上げておきたいところです。

けれども、それはまた別のお話で。

お二人だけのオリジナルリングのご紹介は、もう少し先のお楽しみに。

 

ほんと、最後までずっと一緒に歩んできた指輪作りだったなあ、とこれまでの道のりを愛おしく振り返りながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

相談会編

屋久島サウスのアトリエで結婚指輪の相談会, 海を感じるデザインに出会う #屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

シャンパンゴールドに海のリズム, お二人の結婚指輪が生まれる物語, 変わらず作り続けること #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドに海のリズム, お二人の結婚指輪が生まれる物語, 変わらず作り続けること #屋久島でつくる結婚指輪

雨が激しく降ったり、止んだりを繰り返している。

太陽の光が差し込むタイミングを待って、庭先に急いで駆け出すのは、いつもの島リズムかもしれない。

作りかけのシャンパンゴールドも、雫を帯びたハイビスカスも、キラキラとクリアな輝きをまとていて綺麗だった。

 

 

お二人が暮らす宮崎には、島に暮らす前に長く通っていた時期があって、実は思い入れが深い。

見えない糸で紡がれているような、ゆるやかな繋がりを感じながら作業机に向かっている。

屋久島の雨とシャンパンゴールドの日々, 始まりの結婚指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

 

フィジカルであってもオンラインであっても、お二人と向かい合ってオーダーメイドをする。

暮らしのことやライフワークのこと、時には出会いのことも話したりして、お二人と屋久島と、そして私とを巡る物語からデザインが生まれてくる。

それはいつも奇跡のようで、野原に咲いた一輪の花のように美しく思う。

 

一つ一つの全てを丁寧にやりたいし、心を通じ合わせていたい。

あるいは、それは不器用と呼ばれるのかもしれないけれど、今だからこそ大切にしたいことがある。

 

時は変化を重ねていくのだろうけれど、この先?

きっと30年後だって同じリズムで、ずっと作り続けているように思う。

 

さて、今日も作っている。

火を入れると柔らかくなり、叩いて圧力をかけると硬くなる。

金属を手にしていると、そこにまるで生き物が携える呼吸のようなものを感じることもある。

 

リングが柔らかくなったところで、ハンマーで叩いて、そのアウトラインに柔らかなカーブを与えていく。

大きな波。小さな波。

大好きな海で感じているリズムがある。

 

 

ちょうど今、リングの内側に刻印する日付と文字をデザインしているところなのだけど、

いよいよお二人の記念日も近くなってきた。

その大切な日にお届けできるように進めていこう。

 

アトリエでお会いした日が、ほんの少し前のように感じられるくらいに鮮明だけど、

気がつけば、あと少しでお二人とご一緒する指輪作りもゴールを迎えることになる。

 

そのようにして私たちは始まり続けていくのだなと、しみじみ思いながら、爽やかな5月の青空を眺めていた。

 

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屋久島の雨とシャンパンゴールドの日々, 始まりの結婚指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の雨とシャンパンゴールドの日々。

いつもながらの個人的な梅雨入り宣言だけど、

屋久島に訪れた雨期の始まりは、しとしと雨音に包まれながら、宮崎に暮らすお二人の結婚指輪を作っている。

 

ここのところ楽しくて作っている短い動画。

雨の情景とジュエリーと。

島のリズムが響いてくると思います。

 

丸く柔らかなラインを生み出す造形作業は、仏像などの木彫に似ているかもしれない。

角張った金属の中に、お二人と一緒にイメージしたリングのフォルムを配置する。

 

鉄鋼ヤスリを片手に持って、心を静かにして、そのリングの造形を取り出してゆく。

最初は大きく、ガリガリと、思い切り良く削り出していく。

シャンパンゴールドの破片はたくさん散らばり、切削面が艶かしい光沢を見せる。

 

ヤスリを少し細かい番手のものに持ち替えて、ぐるりと一周、角を落とす。

そしてもう一周。平面を分割し、たくさんの平面を重ね合わせていく。

何度も同じリズムを繰り返すと、やがてリングの表面から直線が消えてなくなり、つるりとした曲面が現れた。

 

リングの表面はなだらかにカーブを描いている。

側面にはしっかりとした面積の平面を残した。

リング幅は1.8mmと細身ではあるけれど、そこにはしっかりとした重みを感じることができる。

ゴールドならではの確かな手触りである。

 

それでもまだ、出来上がりのイメージはシャンパンゴールドの中に埋まっている状態で、そこにとどりつくまで、まだもう少しタッチを積み重ねなくてはならない。

 

 

実のところ、造形作業が完了した時が、お二人とリングにとってはスタート地点であったりする。

お二人は自然に近い暮らしをしていて、わたしもそうだけど、何かと手作業の多い日々である。

 

出来上がるリングに、お二人の時間が積み重なっていくように、

暮らしの中で、小さな傷や細やかな歪みが装飾になればいいと思う。

そうするとリングは常に新しい表情を見せてくれるだろう。

 

また強くなりつつある雨音の中、どのようにして“始まり”を生み出せばいのだろうかと考えていた。

 

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制作編

雨とジュエリーと 屋久島と響き合う, シャンパンゴールドの結婚指輪制作記 #屋久島でつくる結婚指輪

雨とジュエリーと 屋久島と響き合う, シャンパンゴールドの結婚指輪制作記 #屋久島でつくる結婚指輪

今日もまた明るい雨が降っている。

しとしと雨音に包まれるのが心地よくて、アトリエにこもって作業を続けていた。

 

島の暮らしで素敵なシーンはたくさんあるけれど、

雨とジュエリーと

この時間が一番好きかもしれない。

 

炎で包んで焼きなましたシャンパンゴールドを打ち付ける金槌の音が、

コンコン、コンと部屋の中に鳴り響く。

さっき作ったコーヒーはまだ熱い。

なかなか悪くない1日の始まりだった。

 

 

彼女とは実は、島に暮らし始めてすぐにお会いしていたりした。

屋久島で繋がる結婚指輪作り。

屋久島サウスのアトリエで結婚指輪の相談会, 海を感じるデザインに出会う #屋久島でつくる結婚指輪

 

大好きなシャンパンゴールドに癒されながら。

シャンパンゴールドの癒し、結婚指輪作りの第一歩 #屋久島でつくる結婚指輪

 

森や海が好きで、雨も好き。

指輪作りは、あるいは数ヶ月の短い期間かもしれないけれど、

屋久島での出会いはいつも強い結びつきのようなものを感じさせてくれる。

 

偶然のような必然、とでも言うのだろうか、

そのような中で生まれるデザインは不思議なもので、

これで間違いないのだ、と強く信じることができるような気がする。

 

宮崎に暮らすお二人と一緒に思い描いたのは、大好きな海のイメージだ。

大きなうねり、小さなうねり。水平線に広がる色彩のグラデーション。浜辺に打ち寄せ、砕ける波の音。

いつも体全体で感じている情景を、シャンパンゴールドで紡いでいく。

 

くるりとするその前に、彼女のリングに太い部分と細い部分をあらかじめ作っておいた。

こうしておくと、リングにより繊細な表情を与えることができる。

 

お二人とも細身のスタイルではあるけれど、

彼のリングは均一幅のまま、しっかりと丈夫に形作っていく。

 

少しずつお互いに変化を持たせながらも、そこに確かな繋がりを生み出していく作業は、

オーダーメイドならではの喜びなのかもしれない。

 

雨脚が弱くなったところで、庭に出て緑を眺めておく。

今日も屋久島にありがとう。

 

2本のリングは鉄の芯金に当てながら、完璧な円となるまで木槌で叩いた。

出来上がりの際に、目的のサイズにぴたりと着地できるよう、今の段階から狙いを付けておかなければならない。

 

そして、1日の終わりには、大まかではあるけれど、その造形を端正に整えることができた。

酸化膜で黒く覆われていた表面は綺麗に磨き落とされ、シャンパンゴールドの色彩が表れている。

 

「なんとも趣深い黄金色であるな」と、いつもながら自然の作り出す奇跡に感嘆を漏らしてしまう。

窓の向こうを眺めると、いつもの屋久島の情景があった。

このシャンパンゴールドも、元々は山々や雨と同じところに生まれたものなのだ、ということが腑に落ちてきた。

それは、とてもスムーズで自然な感覚だったように思う。

 

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シャンパンゴールドの癒し、結婚指輪作りの第一歩 #屋久島でつくる結婚指輪

白いハイビスカスが咲き始めている。

「ああ、夏が近づいてきた合図だな」と思いながら、雨上がりの庭先でシャンパンゴールドを眺めていた。

 

たしかに、すぐ隣を見ると紫陽花が大きな雫を抱いているし、雨の勢いも力強くなってきたように思う。

ゴムの木は高く背を伸ばし、芝生に広い影を作っている。

 

それにしてもシャンパンゴールドは島の緑によく似合う。

木肌を思わせる優しい色彩、とう感じだろうか。

朝の光のような柔らかな輝きを眺めていると、むっちゃ癒された。

 

自然の中に漂う神秘のようなものに憧れて、島に暮らしてもう随分長くなるけど、

きっとお二人とは近しいフィーリングで繋がっているように思う。

 

さあ、いよいよ結婚指輪作りを始める日がやってきた。

感動を分かち合いましょう。

 

作業机に向かい、バーナーに火を灯して、まずは最初の第一歩だ。

 

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素敵なエピローグ, 赤ちゃんの手に輝くナノハナのネックレス #屋久島でつくる結婚指輪 #ご出産記念 #オーダーメイド

朝の作業を終えて、メールを開くと、嬉しいメッセージが届いていた。

ネックレスをお届けした彼女が添付してくれた画像を開いた瞬間、わーっと心が躍った。

 

赤ちゃんの手の中にナノハナのネックレス、可愛すぎました。

あたたか気持ちに包まれて、今日も1日頑張ろう!と、なんだか力が湧いてきた。

 

産まれたお子様のお名前にちなんだジュエリーを、とオーダーメイドのお声がけいただいたのは、ちょうど屋久島に菜の花が咲く3月のことでした。

想い溢れる ご出産記念のオーダーメイドジュエリー 〜屋久島から贈る菜の花と月の物語〜

 

菜の花と月とをモチーフにして4本のネックレスをお届けしたのだけど、

その一つ一つの細やかな造形も気に入っていただけてよかった。

「2本のナノハナのネックレスも花びらの感じが微妙に違うのが手作りの温かさがあって素敵でした!」と彼女が伝えてくれた言葉が、胸にグッと響きました。

 

「少しずつ違っていながらも、確かにつながっているような、

どこにいても、何年経っても、家族って素敵だなあと。

そのような思いを込めて作りました。」と、わたし。

 

ジュエリーを形作るものは、いつも形の向こう側にある大切な想いなのだろう。

 

ありがとう!

ご家族の溢れる喜びを分けていただいているような、幸せなジュエリー作りでした。

 

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二人で一つ、オーダーメイドでお届けするシダ模様のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

 

朝露の中で眺めたお二人の結婚指輪。

プラチナが屋久島の緑を映して、ぴたりと寄り添っています。

アトリエでお会いしたお二人のことを思い出して、嬉しさが込み上げてきました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

 

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは、

オンラインでもデザイン作りをご一緒させていただいておりますし、

屋久島のアトリエでお会いして始まることもしばしば。

 

1月1日。

屋久島でプローポーズをした次の日に、お二人はアトリエに来てくれました。

なんとも幸せな一年の始まりだったのをよく覚えています。

 

屋久島を旅する空気感に包まれて、

幸せいっぱいの中でデザイン作りをして、

出来上がったお二人の結婚指輪です。

 

 

プラチナリングの内側に彫刻したシダ模様。

「二つのリングを重ね合わせると一つになるように彫刻したいです!」

というお二人のアイデアから始まりました。

 

「周りには見えないところなのが、

なんだかお二人の約束のようでもありますね。」とわたし。

島の緑も感じていただけるし、最高だなと思いました。

 

外側も内側も同じように大切にしたいという想いが、

お二人の結婚指輪の特別なところだと思うのです。

 

 

彼のリングは2.3mm幅でしっかりと、

彼女のリングには1.4mmから2.0mmと抑揚をつけて繊細に仕上げました。

 

リングの表面は丸くて優しい。

つけ心地柔らかなリングです。

 

プラチナはその柔らかさが魅力的なのですよね。

冷たい金属なのに、温かな手触り感に心惹かれます。

マット仕上げのせいもあるのでしょう、島の自然に溶け込んでいるようにも見えました。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

Kei Nakamura Jewelleryでは、お二人の暮らしに寄り添う結婚指輪をお届けするため、ご予算に合わせた制作も承っております。

お気に入りのデザインの価格や、素材と価格の関係について、詳しくご説明させていただきますので、メールにてお問い合わせいただけますと幸いです。

新しい暮らしを始めるお二人のお手伝いができることは、私にとっても喜びです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

シダの模様はリングの表面に彫刻すると、うっとり眺めることができて嬉しいです。

シダ模様のプラチナリング|屋久島でつくる結婚指輪 、お二人の想いをかたどるオーダーメイド

 

 

屋久島でつくる結婚指輪。オーダーメイドで出会った“金色の葉を持つシダの指輪”

シダの指輪 18k yellow gold, platinum

 

大好きなシダの指輪。初めて出会った表情でした。

リクエストをいただいて、葉っぱをイエローゴールドで、リングはプラチナでお作りました。

屋久島サウスに降り注いだ雨のしずくと。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの特別な指輪を大切にお作りしています。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

お二人の想いから始まるジュエリーづくりはいつも楽しい。

想像以上に素晴らしい未来が待っているような気がして胸が高鳴ります。

 

「イエローゴールドの葉っぱとプラチナのリングで」

と彼女がリクエストしてくれたから。

今までにはなかった新しいデザインと巡り合う事ができました。

 

それは艶やかな金色の葉をもつシダの指輪なのでした。

 

深い緑の中に浮き上がるゴールド。

思わずうっとりでした。

 

金色といえば、どこかキラキラすぎる印象があるかもしれませんが、

こうして植物を形取ると、自然の中にとても良く馴染みます。

 

ゴールドもプラチナも大地から生まれたものですから、

この柔らかな響きをお楽しみいただきたかった。

 

葉っぱの大きさや幅の広いところで約7mmほど。

その中心を支えるプラチナのリングは1.2mmと繊細な作りになっていますので、

印象的な造形ながらも手のなかでとても軽やかに感じられました。

 

こんなにも繊細なのに丈夫にお作りできるのが、

硬く耐久性の高いプラチナもイエローゴールドの素晴らしいところ。

 

ふわりと軽やかに、そして力強く、

憧れはいつも庭先の植物にあるように思います。

 

何気ないいつもの日に。

嬉しいお出かけの日にも。

お二人の暮らしに長く寄り添ってくれますように。

 

 

シダの葉っぱをくるりと指に巻くように。

オーダーメイドでお届けするシダの指輪は

金属素材や天然石をお好みにアレンジしてお作りしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、

リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

夜明けの海に入ってから今日のジュエリー作りを始めた #シダの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

アトリエから出たときは、外はまだ真っ暗だった。

見上げると満天の星が空を尽くし、今日が晴天であることを告げていた。

雨や曇天の多い屋久島でもときおり見ることができる美しいシーンだ。

 

アトリエのある屋久島サウスから車を1時間ほど走らせてノースの海までやってきた。

この日はここで朝一番の波に乗りたかったからだ。

 

腕時計を見ると時刻は午前5:00を少し過ぎたところだったけれど、もう十分に明るくなっている。

普段は誰もいない場所に、仲間が少しずつ集まってきた。

 

夜明け前のブルーから太陽が登り始めてオレンジへと、移ろいゆくのは15分くらいのことだろうか。

1日の始まりを告げるグラデーションを眺めるのが好きだ。

 

堤防の向こうからは波の音が聞こえてくる。

海鳥たちも飛び交い始めている。

この海に入ってから今日のジュエリー作りを始めることにしよう。

今、ここにあることに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになる。

シンプルな日々ではあるけれど、ずっと思いこがれてきた暮らしなのかもしれない。

 

 

海や森、植物に憧れる気持ちはずっと変わらない。

コスモスとシダの葉をモチーフにしてお二人の結婚指輪を作っている。

懐かしい気持ち, プラチナとイエローゴールドでシダの葉の指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人がアトリエに来てくれてから、もうすぐで1か月になるはずだから、

リズムの良いオーダーメイドだと思う。

アトリエで一緒に過ごした時間の、鮮明な印象を残したままで作業机に向かうことができる。

 

お二人のリングには、まるでこれからずっと一緒であることを約束した小さな印のように、同じ石をセットすることにした。

大きさを違えて一つずつ。

イエローサファイアをセットする前に、その台座を彼のリングに施す作業が、造形作業のラストタッチとなる。

 

シダの葉に宿るしずくをイメージしたプラチナの丸い粒は、シンプルに一つだけを組み合わせることにした。

いつも庭先で眺めているリズムやリズムに習って、その小さな粒を配置する。

 

作業も終盤に差し掛かり、接続部分が多くなっているので、炎の温度で他の部分に影響が出ないように、ピンポイントで接続部分に火を入れなければならない

いつまで経ってもドキドキする作業である。

 

まずはリング全体を均一を程よく熱して置いたところで、炎の大きさを絞って温度を上昇させる、そして思い切りよくプラチナの粒の根本の温度を約850度まで上昇させた。

 

作業はうまく完了した。良いバランスに仕上げることができたように思う。

ほっと一息をついてから、全体を磨き上げて、嬉しくなって庭にリングを持ち出して眺めていたワンシーン。

 

降り注ぐ夕暮れ時の光をリングが受けて、むっちゃ綺麗だった。

緑の中で優しい輝きを放ち、まるで屋久島の一部であるように見えた。

 

思えば、島に暮らして、お二人と出会って、こうして結婚指輪を作っているのは奇跡のようで、

今までの全てが関わり合い、繋がって今があるのだなあ、としみじみ。

そう考えると、この瞬間もまたとても大切なものに感じられる。

 

いよいよ作業の工程もイエローサファイアのセッティングを残すのみとなった。

これから少しだけ時間を置いて、客観的な視点を持って最後のタッチを施したいと思う。

 

このリングが出来上がって、そしてお二人の暮らしは新しい時間を刻み続けていくだろう。

お二人と、このオーダーメイドにまつわる近い未来を思い描いてあたたかな気持ちに包まれている。

 

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