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イエローゴールドの永遠と、紡がれる未来 #屋久島でつくる結婚指輪

裏庭のバナナの木に、たぶん今年最後となる果実がついていて、毎朝その育ち具合を眺めるのがここ最近の楽しみになっている。

房はずっしりと大きく、これまでになかったほど立派に育っている。
ひとつ一つの実もふっくらと詰まっている。
ころんと短めの実で、食べると爽やかな甘味と酸味が広がる島バナナだ。
あと少し。ほんのりと黄色味を帯びてきたら、いよいよ収穫どきとなる。

もちろん食べるのも楽しみだけど、
毎朝眺めながら、その時を待っている時間もまた豊かなものだなと思う。

 

ひとつのジュエリーが出来上がるまでの時間も愛おしい。
その大切な時間を分かち合えることも、オーダーメイドの素敵なところだと思う。

新しい季節。おふたりの結婚指輪作りがはじまる日。#屋久島でつくる結婚指輪

 

そして、ジュエリーは完成したあと、何十年もお使いいただくことになる。

暮らしに長く寄り添う結婚指輪なので、見た目の美しさだけではなく、丈夫さや指に触れたときの安心感まで大切にしたいと思う。

小さなゴールドリングを硬く、強く仕上げていくための数々の見えない工夫とは、いかに。

丸く整えたイエローゴールドを金槌で叩いていく。
叩くたびに金属は少しずつ引き締まり、リングは硬さを増していく。

表面をぐるり。

側面もしっかりと、コンコン。
アトリエに、昔から変わらない手作業の音が響いていく。

叩くのと同時に地金が薄く伸びていくので、サイズや厚みが仕上がりの寸法を超えないよう、その変化を見極めながら慎重に進めていく。

 

ひと通りの作業を終え、リングを太陽の光にかざしてシルエットを確認しているところ。

表面についた凸凹は、このあと削り落としてしまうけれど、こういった見えないところにこそ、しっかりと手をかけておきたい。

このリングとともに、これからどのような物語が紡がれていくのだろう。

長く続いてゆくおふたりの未来へと想いを馳せながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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