屋久島の海からいただいた夜光貝で月を作ったので、小さなネックレスの名前は“海の月ネックレス”
放つのか、吸引力か、月の表面から浮かび上がる色彩は動きの中で一層際立って感じられると思います!
海の月ネックレス 18k yellow gold, island shell
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
屋久島の海からいただいた夜光貝で月を作ったので、小さなネックレスの名前は“海の月ネックレス”
放つのか、吸引力か、月の表面から浮かび上がる色彩は動きの中で一層際立って感じられると思います!
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庭先には1年ぶりの鳥たちが帰ってきて、夏を彩ってくれたチョウチョとバトンをタッチ。皆さま、12月もよろしくお願いします。
というわけで、今日はまた季節が新しくなったアトリエの響きを感じながら。
ノマドカフェさんのりんごケーキを食べると、もうすぐ冬が訪れるサイン。去年も今年もテイクアウトしてアトリエでいただいているけど、やっぱり美味しい!
寒いけど暖かい、島の爽やかな冬が好きだ。
彼のリングを作り始める前に、窓辺で心を落ち着ける。
目指すところはラウンドシェイプ とスクエアシェイプ の間くらい。彼女のリングを近くに眺めながら、お揃いのアウトラインを削り出している。
去年に旧しずくギャラリーから移設した木がお気に入りらしい。静かで賑やかな季節はまだまだ続く。
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制作編
屋久島サウスのアトリエです。くるりと曲げて柔らかいけれど、丸くなると堅くなるリングの不思議。何百年と変わらず、劣化の少ないk18ゴールドは結婚指輪には最高の素材だと思う。
ゴールドを数えるときは24進法を使うのだけど、18金は18/24が純金で、後の残りに複数の金属を配合して硬く仕上げている。(合金は2種類よりも3種類と組成の数が増えるほどに硬くなる特徴があります)そして残りの6/24に何を使うかで、微妙な色調や質感が変わってくるのが面白い。
お二人が選んでくれたシャンパンゴールドは肌触り柔らかで、どこか植物的な色調は穏やか目。島の自然への溶け込み具合もすごくて!ついつい庭先でリングを眺めながら制作を進める日々だ。
さて、今日もじっくりと作り進めている。
悠久の輝きと大地の時間を感じながら、リングのアウトラインを丸く造形してゆく。
金属にも息吹を感じるし、風や海、山々にも。日本の風土から生まれるジュエリーを作っていたい。
海からアトリエに帰ってきて、熱いコーヒーを飲んでまた作業机に。
少しずつ寒くなってきて、里芋も大根も人参も美味しい季節になってきたなあ。お二人は農作業を営んでるからか、美味しいイメージが時々浮かんでくる笑。
初めてお二人からお便りをいただいたとき、「ずっと自然の中で暮らしていきたいと考えているので結婚指輪は自然をモチーフにしたものと考えていました。」と言ってくれたのがとても印象に残っている。
身近にある海に感動をする、暮らしに馴染むデザインを作る、お二人が育てる果物をモチーフに刻む。
とてもシンプルなことが、なかなか複雑に見えてしまうのが今どきなのかなとも思う。
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屋久島サウスのアトリエです。あと少しで12月。山茶花やツワブキの咲く大好きな季節は、大好きなシャンパンゴールドでお二人の結婚指輪を作っている。
土に触れて植物を育てながら暮らすお二人とは“好き”なことで繋がっていると思う。こちらは植物をモチーフに鉱物を素材とする日々。海を隔てて遠く離れていても、同じように大地を感じながら指輪作りの時間を分かち合えるのは嬉しい。
実のところ、島に暮らすまではこことは対極の街で生まれ育ってきたので、自然に対する憧れは人一倍あったのかもしれない。名前の知らない小花や冷たい空気、あたたかな光を確かめるように過ごす何気ない日々がいつまでも新鮮。
きっとこの花はお二人の場所にもあるだろう。寒く冷たく、でも豊かな作物が実る田園風景を思い描きながら。
シャンパンゴールドの素材はくるりとリング状になった。彼も彼女も同じ2.3mmのリング幅。なんだかもうこの時点でお揃い感が微笑ましくて!陽だまりの中でポカポカとしてしまった昼下がり。
結婚指輪は2本揃った時のバランスも大切になってくるので、時々こうして対にしながら作業を進めていこう。
手作業の多い日々で快適を与えてくれるのは丈夫なこと、そしてシンプルなこと。小さな傷がついたりするのも味わい深く、そして時折お磨き直しでリフレッシュをしながら、ずっと長く手の中にあるお二人のリングを思い描いている。
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いつものビーチの、いつもの秋の夕暮れ時。水はまだまだあたたかだった!皆さま素敵な一週間を。