material: platinum
size: 2.0mm and 2.5mm
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
material: platinum
size: 2.0mm and 2.5mm
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結婚指輪を受け取りに来てくれたお二人と。
ともに育んできたイメージが実を結び、胸がいっぱいになりました。
長い間ご一緒いただき、本当にありがとう!
お二人から初めてお便りをいただいたのは、去年の夏の終わりだったので、
気がつけば、4ヶ月ほどが経ちました。
ハイビスカスが満開だった相談会から、季節は巡り、
島ではコスモスやサキシマフヨウが咲き、山茶花の開花とともに、指輪作りが始まりました。
そして、いまは庭先に黄色いツワブキの花がポコポコと咲き、本格的な冬の訪れを告げています。
「二人ともプラチナで揃えてよかったです!」
素材やデザインのサンプルをお試しいただきながらのオーダーメイドではあったけど、
やはり世界に一つだけの指輪作りです。
リングをつけた瞬間の、お二人の喜びの声を聞くことができるのは、何よりも幸せな瞬間です。
なんだか、三人でマラソンのゴールを迎えたようで、嬉しかった!
(実は彼女は前日に、本当にハーフマラソンを完走したのです!!)
あと、もう一つのお楽しみだったのは、リングの交換に立ち会えたこと。
あれだけ寒かったのが嘘のように、当日には、楽園のようにあたたかな陽光が庭先に注ぎ、撮影会を楽しむこともできました。
新しい暮らしを始め、希望に溢れるお二人とご一緒することができる指輪作りは、
わたしにとっても、幸せに包まれた日々でした。
冬の柔らかな陽射しも、山茶花を飛び交うメジロの囀りも、遠くから聞こえてくる波音も。
いつもの風景が、キラキラと祝福の輝きに包まれているように感じられました。
素晴らしい日々を、ありがとうございました。
お互いに新しい日々を歩んでいきましょう。
そして、またいつの日か、笑顔でお会いすることができれば、とても嬉しく思います。
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緩やかな波のリズムも。プラチナリングに宿る光と影も。
隣り合わせに並んだお二人の結婚指輪が響き合っていて、
冬の柔らかな日差しの中で眺めたフォルムに、胸がいっぱいになりました。
アトリエに来てくれた彼女と、東京にいる彼と、ご一緒に相談会を開催したのは、庭先を赤いハイビスカスが彩る、夏の終わりのことでした。
やがて島に秋が訪れ、山茶花の開花を合図にするように、お二人の結婚指輪作りが始まりました。
ご家族のお仕事のご縁で、屋久島に通うようになったお二人です。
きっかけはほんの偶然だったかもしれないけれど、
こうして結婚指輪作りで生まれた繋がりは、まるで必然のようにも思えてしまいます。
屋久島が紡いでくれたご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
それにしても、お二人の屋久島愛はホントにすごくて、わたしも嬉しくなります。
お二人の繋がりと、大好きな屋久島を感じるリングを作りたい。
そのような想いから、結婚指輪作りが始まりました。
リングの内側には、シダ模様とお二人のお名前を。
重ね合わせて、一つになるように彫刻しました。
内側は見えない場所ではあるけれど、心に響く部分を大切にしていたい。
かたちの向こう側、といいますか、
自然の中に漂う神秘のようなものを愛おしく思う気持ちで、
お二人とは繋がっているように思うのです。
リングを島の緑にかざしてみる。
緩やかにカーブしたシルエット。
その中に削り出したラインが、陰影を強く作り出しています。
ラインを境界にして施した光沢仕上げは、鏡のように島の情景を写し、
マット仕上げは、漂う音や香りと一つに溶け合うほどに有機的に感じられました。
リング幅は2.0mmと2.5mmで、お二人のサイズに合わせてお作りしました。
素材もデザインも、ぴたりとお揃いの結婚指輪です。
光と影が織りなすリズム。響き合う二つのプラチナリング。
光は影であり、影は光であり
それらはグラデーションのように移り変わり、日々に彩りを与えてくれるのかもしれません。
わたしたちもまた、補い、響き合いながら、日々を流れるように暮らすことができると素敵ですね。
冬の冷たい風に乗り、流れる雲の合間から、柔らかな陽光が差し込み始めました。
ツワブキの花を通り抜けた光は、プラチナリングに微笑みのようなぬくもりを届けてくれます。
手の中には、お二人が出会い、紡がれてゆく時間が持つ質量のようなものを、確かに感じることができました。
ご結婚おめでとうございます。
この小さな喜びが、どこまでも広がってゆきますように。
お二人は、もうすぐアトリエにリングを受け取りに来てくれることになっているのですが、この続きはまた次のお話で。
初めて指輪に対面する喜びの瞬間は、もう少し先のお楽しみに。
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木漏れ日の中で眺めたプラチナリング。
澄み渡る風に、あふれる光。
色とりどりの花に包まれて、
まるで冬の夢のようでした。
ご結婚おめでとうございます!
お二人とともに歩んだ指輪作りの時間が、
いま、形になりました。
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出会い編
制作編
今年最初の相談会は、空気がしんと冷たく、透き通るような美しい日でした。
「こちらは0歳の赤ちゃんがいて、ちょっとぐずるかもしれなくて。」とお二人が前もってメールで伝えてくれました。
「1時間もあれば大丈夫ですよ。できるところまでお話しして、続きはオンラインで進めていきましょう!」と、わたし。
外では霰が降るくらいの寒さだったけど、赤ちゃんの笑顔にすっかり癒されて、ポカポカ温かな時間でした。
アトリエでは、サンプルリングを手に取っていただき、素材の違いや価格についてお伝えしました。
そして、お二人のサイズを測って、今日のところは、結婚指輪作りで大切なところをお伝えすることができました。
お二人と直にお会いすることができ、わたしもイメージが広がりました。
これから始まる指輪作りにワクワクしています。
相談会を終え、アトリエの庭先に出ると、三人で「寒いねー」と体をすぼめ、笑いながらサヨナラをしました。
屋久島が紡いでくれた素敵なご縁に感謝です。
遠いところお越しいただき、ありがとうございました!
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