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結婚指輪をお届したお二人にベビーリングをお作りできる喜び #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪をお届したお二人にベビーリングをお作りできる喜び。ジュエリー作りのシーンはいつもいつも“おめでとう”や“ありがとう”にあふれている。

今は屋久島を離れてしまった彼女もきっと懐かしく思うだろう。今日は屋久島の情景多めに。

お二人が海をわたって指輪を受け取りに来てくれてからもう2年が経つ。それからホントいろいろなことがあったけど、まだふわりとしていた、桜舞い散る時間を思いながら。

桜×ピンクゴールド。屋久島から徳之島に暮らす友人に届ける結婚指輪。#完成編

そして2年ぶりのご連絡ありがとう。もちろんそれは突然で、嬉しい突然。

「ベビーリングはお二人の結婚指輪のエッセンスを受け継ぐように作りましょう!」と言ったのはわたしだったのか、お二人だったのか。何ヶ月も結婚指輪作りをご一緒してきた仲間とまた走り始めることができて嬉しい。

そういえば雨をずっと待っていたのかもしれない。

シダの葉の印象と、しずくの印象を覚えておく。

雨上がりに輝くしずくにずっと夢中になっている。

何気ない場面だけど、彼女も覚えているだろうか。屋久島で馴染み深い時間だなと思う。

さて、今回は鋳造という技法で工程を進めていくベビーリング作り。現在シルバーの原型が出来上がったところ。

シルバーで原型のリングを作成イマココ

鋳造を経てピンクゴールドのリングに 年明け

磨き仕上げ

彫刻作業

完成 緋寒桜の季節

 

出来上がりままた桜咲く頃だろうか。同じ場面でリングを眺めてみるのも楽しそうだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

いつも自然を感じていたいから。屋久島からお二人に、シャンパンゴールドでつくる結婚指輪のお話。

屋久島サウスのアトリエです。お二人と一緒にイメージしたリングが一つの形になる日。

シャンパンゴールドでつくる結婚指輪のお話。

シャンパンゴールドからは大地から生まれた金属の風合いや色調をダイレクトに伝わってくる。木肌のようでもあり、黄昏のようでもあり。日本に暮らす私たちの肌感には一番同化する金属かもしれない。暮らしの中で体に溶け込んでくれるフィーリングはこころ穏やかになる。シャンパンゴールドを纏うことは自然そのものを纏うことに近しいかもしれない。

 

お二人は京都の自然に囲まれて果樹園を営んでいるのだけど、やっぱり大好きな植物がテーマとなっているので、窓の向こうに散歩道に季節と触れ合いながらムードを盛り上げて作業机に向かっている。

山茶花にツワブキに、渡り鳥に、そしてシャンパンゴールドも。冬の訪れを予感させる屋久島の色とりどりにありがとう!

12月。季節が新しくなったアトリエの響きを感じながら。#屋久島でつくる結婚指輪

農作業ではかなり手仕事の多くなるので、使ううちにリング自体に変化が生まれるだろうとお二人と話していた。見た印象もももちろん大切だけど、丈夫さやメンテナンスのしやすさはとても大切なテーマだと考えている。お二人だけの、一つだけの結婚指輪はいつも必要から生まれてくのだと思う。

夢いっぱいのお二人の暮らしなので、素敵なリングが出来上がるだろうなと思えて胸が高鳴る。

ラウンドシェイプ とスクエアシェイプ の間のアウトラインもこれまで結婚指輪を作ってきたたくさんの必要から生まれたスタイルかもしれない。

火を使って昔ながらのリズムで作業をしていると、果てしない大地の時間軸に包まれる時がある。

2.3mm wave ring in 18k champagne gold

いつも自然を近しく感じるには、案外金属で作られた指輪を身につけるのが、上品で素敵なスタイルなのかもと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島サウス、アトリエの庭先で山茶花と裕子さんと。今年も残すところ23日!

屋久島サウスはノマドカフェさん、今シーズン最後の営業日が来るといよいよ年末近しの合図。アトリエも山茶花いっぱいで、南国調ではあるけれどクリスマスのムードも盛り上がってきた。ジュエリー作りも盛り上がる季節なので集中していこう。今年も残すところ23日!

しずくのような。光の粒のような。今日の裕子さんはイエローゴールド、パール、ダイヤモンドを細身のリングで重ね合わせて。

なんだか今年の12月は暑いくらい!春みたいな日差しだなと思うのは、もしかすると毎年のことだったかも。

アトリエのお庭で。山茶花と裕子さんと。