Blog

台風一過、屋久島にありがとう!再開しました、お花のエタニティーリング 作り

海の上から眺めた屋久島はやけにスッキリだった。台風一過にはいつも空が澄み渡る。

島では人の暮らしはダメージ受けた部分もあったけれど、海や空、森にはやけに軽やかさが漂っていて、自然は今日もまた圧倒的だ。

われわれのダメージもまた、自然の一部として受け入れていくものなのか。

色々と考えることもあるけれど、それでもまた、ジュエリー作りは続いてゆく。

 

屋久島の情景と結びつく。プラチナとゴールド、ダイヤモンドで作る紫陽花の指輪 #制作編

月に花にしずくに、彼女からわたしも大好きなモチーフをオーダーをいただいて作り進めてきた。とにかく島の自然をいっぱい感じながらのジュエリー作りだなと思う。

 

植物や天候の勢いが圧倒的な場所ではいつもイマジネーションが刺激され続けている。

この島では暮らすことに体力いっぱい使うけれど、その分だけエネルギーもいただいているのだろう。

こうして自分自身から満ち溢れた喜びや感動がイメージになって、生まれるジュエリーたちは、きっと島のかけらのようなものなのかもしれない。

作業机に向かい、小さなリングを眺めながら。島とジュエリーそして人を繋ぐサイクルについて考えていた。

18kyellow gold 

さあ、指輪作りの再開です。縮めたバネを伸ばすように。

幅1.5mmほどの繊細なゴールド。リングに小さな溝を掘ってゆく。台風の中、頭の中で何度も作っていたステップだ。

彫った溝にゴールドの支柱を立てて、花をかたどったプラチナを添えてみる。リングに咲いた一輪の花。土を耕して花を植えるように。

 

リングの上で同じ作業を繰り返して、リズムに乗って、なんだか久しぶりに静かな気持ちに包まれている。

風吹く日もあるけれど、少しずつ進んでゆこう。

うん、明日もきっと良くなる。

 

 

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

snsもやっています

Kei Nakamura Jewellery の Instagram/ Facebook/ Twitter

台風が去って、半日が過ぎました。ありがとう!僕たちは無事です。

台風が去って、半日が過ぎました。僕たちは無事です。

ご心配、励ましいただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回の台風は未曾有であるという見解が当初から持たれていたため、正直、とっても不安ではありましたが、裕子さんと二人で力を合わせてなんとか乗り切ることができました。幸い、アトリエも大きなダメージを受けませんでした。

地域の環境を整えてくださっている島の方々に感謝しつつ、被害を受けた方々の何か力になれればと思っています。

 

台風のあとは澄み渡る空が広がることが多い。

大荒れだったであろうビーチも穏やかさを取り戻し、当たり前のように打ち寄せている波を眺めていると、自然の偉大さと人の営みについて考えてしまう。

また明日にも綺麗な波がブレイクしているだろう。

そしてまた、ジュエリー作りを始めよう。

それでもまた、この偉大なるサイクルの中で私たちは営みを続けてゆくのだ。

屋久島の情景と結びつく。プラチナとゴールド、ダイヤモンドで作る紫陽花の指輪 #制作編

少しずつ雨足が強くなってきた、台風直前の屋久島サウスです。

バタバタと風の音で目を覚ます。電気はどうだろう。確認するとまだ通電していてホット肩をなでおろしている。

今のうちにと早速キッチンに向かい、冷蔵庫からキウイと梨を出して食べて、鶏肉と玉ねぎと人参で簡単なカレーを仕込むことに。冷蔵庫を使えない停電時にはカレーの具材はできるだけ大きく切るように心がけている。

鍋に火が通ったらコンロの火を消して余熱に切り替えて、コーヒーを作って、ようやく机に向かったのが今。午前の4時10分で、ツイッターを見ると沖縄では停電が始まったようだった。以前結婚指輪を届けた沖縄の友人のことを思い出しながら、今のうちにここ最近の制作の色々を書いておこうと思う。

 

彼女が憧れです!と言ってくれた屋久島の情景とともに進めているオーダーメイドのジュエリー作り、5つのアイテムのうち、今が4つ目となりました。

 

大切な気持ち、オーダーメイドで分かち合う。屋久島のお花をモチーフにしたジュエリー作り。

ハイビスカスも緑も海もあったけど、この季節は台風もまた、島の情景とは強く結びついているなあ。南国特有の雨風も感じながら作業机に向かった時間を振り返りつつ。

酸素トーチの火を当てると真っ赤に染まった、プラチナで作った小さな花。

出来上がるジュエリーはプラチナとゴールド、ダイヤモンドとシックな色合いだけど、その奥にブルーやマゼンタ、、、島の色彩を感じるように、細部を確かに作り進めている。

視覚の向こうにある感覚でもキャッチできるような造形を求めている。

火を当てて柔らかになったプラチナの花を鉄の枠に添えて、その上から先端の丸い棒でコンコンコン。そしてまた、次の花をコンコンコン。

くるりと花飾りのように並べてみる。出来上がりが少しずつイメージできてくる瞬間が好きだ。

ハワイのレイみたいでもあるこのデザイン、実は紫陽花からインスピレーションを受けて出来上がったもの。輪っかになるスタイルは紫陽花の中でもガクアジサイだろうか。梅雨時に雨のしずくをキラキラと纏った紫陽花の姿が、胸の奥に今も鮮明に佇んでいる。

梅雨の雨があったり、台風の雨があったり、そう考えると、同じ雨でも季節によって実にさまざまな叙情があるものだ。

島の情景に包まれて、指輪作りを進めてゆこう。

 

そして外も明るくなってきた。今日の始まりだ。

胸を張って1日を過ごそう。

皆さまも、どうぞお気をつけて!