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雨の日にミートソースのスパゲッティ #屋久島日々の暮らしとジュエリー

ハイビスカスも藤の花もシダもモコモコで!

アトリエの庭にはいつものメンバーが集まっている。

 

百合の花がもう少しで咲きそうになっていて、なんだか少し焦るくらいにドキドキするけれど、

雨はその色とりどりをいつも一つにまとめてくれているように思う。

 

少しだけひんやりとした空気の中には静けさが漂っていて心が凪いでいく。

しとしと雨音に包まれているとむっちゃ癒された。

 

今日はルーペとピンセットを置いて過ごす日。

部屋の掃除でもして、久しぶりにミトーソースのスパゲッティでも作ってみようかと思っている。

 

 

響き合い新しくなるプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

出来上がったプラチナリングを愛おしく思いながら、これから海の向こうにお届けします。

ご結婚されたお二人の幸せを願って。

カラフルな屋久島の祝福も一緒にして。

 

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは、案外作業机に向かっているそのほかの時間がたくさんあって、

お二人とはたくさんのメッセージを交わしてここまで一緒に歩んできました。

 

もちろんデザインのお話も、お互いのライフワークの話だったり、

そのような指輪作りにまつわるいろいろも、わたしにとっては大切な宝物になっています。

 

少し遠回りするくらいが景色を楽しむことができるものですね。

のんびり島リズムの指輪作りにお付き合いをいただきましてありがとうございました!

一期一会の結婚指輪作り。屋久島の緑の中でプラチナリングを眺めていた。#屋久島でつくる結婚指輪

 

シンプルで、どこか特別で

結婚指輪作りではお二人と共に抱いていたキーワードがありました。

 

日々を重ねるたびに、使ううちに味わい深くなる“新しさ”、といいますか、

古くなるものを愛おしく思う気持ちでお二人とは繋がっているように思うのです。

 

毎日が新しくなりますように。

わたし自身も爽やかな気持ちで作業机に向かっていたのをよく覚えています。

お二人の結婚指輪が出来上がったのはアトリエの庭先に藤の花が満開になった頃でした。

春の風に揺られて漂う甘い香りの中で。

 

手のひらにそっと2本のリングを重ね合わせてみる。

彼の2,5mm幅、彼女の2.3mm幅。

ぴたりとお揃いデザインの結婚指輪であります。

 

マット仕上げを施したプラチナが木漏れ日の中でやわらな陰影を作り出しています。

冷たい金属のはずなのに、どこかあたたかい。

 

リングの表面にはぐるりと一周波のようなカーブを描いてあって、

そのカーブが二つ重なり繋がっているフォルムを眺めていると、まるでここに生まれた新しい時間のようだな、と思う。

 

大きなリズム、小さなリズム

手のひらの上に佇むリングの中に、島の空気に漂う“自然の神秘”のようなものを感じることができました。

 

ご結婚おめでとうございます。

今を生きるお二人と出会うことができて、

大切な指輪作りをお任せいただけて、

毎日が幸せなジュエリー作りでした。

 

同じ船に乗って海を渡るクルーのような仲であるとお二人は言っていたけれど、なるほど。

一度漕ぎ出してしまうと、広い海の上では二人の他にはたまにイルカや鳥くらいしかやってこない。

クルーはやがて言葉を超えた響きで語り合い、同じ場所を目指すのだろうか。

あるいは、海を航る、ということ自体が生きるということなのでしょうか。

 

素晴らしい景色に出会ったとしても、クリアなレンズを持っていないと胸の奥まで届いてこない。

自分が自分でいられる場所があるのって素晴らしいことだと思います。

二人で一緒に紡いでゆく何気ない日々が愛おしいものです。

思い切りいきましょう。

育まれる希望はやがて世界に輝きを与えるのだと思います。

 

春のなってシダの葉がモコモコ過ぎる屋久島サウスのアトリエから海の向こうのお二人へ。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

宮之浦. 新月堂のいちご大福! #屋久島日々の暮らしとジュエリー

アトリエからノースに行くと買っておきたいお菓子がある。

宮之浦は新月堂のいちご大福。

 

いちご大福は生菓子であるので4個購入して、

それを妻と一緒に二日に分けて大切にいただくのがいつものリズムである。

 

餡と苺のまさかの出会いは、やっぱりうまい。

屋久島の山々のように普遍的な和菓子ではあるけれど、

このパラダイムシフト感にありがとう!

 

 

屋久島のひとしずく。水にまつわるジュエリーをオーダーメイドでお届けしています #屋久島でつくる結婚指輪

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

 

雨のしずく、しずくの指輪。

ゴールドとプラチナ、ダイヤモンドを組み合わせてオーダーメイドいたしました。

 

 

アトリエの庭先に届き始めたひかり。

しずくの輝き。

宝石箱みたいな世界。

 

屋久島からオーダーメイドでお届けするジュエリーたちを、

今日は雨上がりの情景とともに。

 

プラチナとダイヤモンドを組み合わせて

小さな雫のネックレスを作りました。

しずくのしずくネックレス

 

浜辺で眺めているとなんだか屋久島の一滴のような。

太陽の日差しが眩しくて、プラチナが輝いていて。

ダイヤモンドには海のブルーが透き通って見えました。

 

雨、海、川、森、

いつも暮らしの中に水の音が聞こえてくる、

しずくの印象は屋久島を感じるモチーフだなと思うのです。

 

ツユクサのネックレス platinum, aquamarine

 

雨上がりの朝にツユクサを見つけると

なんだかいいことありそうな気がするのはわたしだけでしょうか 笑。

 

雨の多い屋久島の暮らしではとても馴染み深いツユクサをモチーフにして、小さなペンダントを作りました。

 

チェーンとお花はプラチナをベースにして、

ツユクサのブルーにはアクアマリンかブルーダイヤモンドがやっぱりよく似合います。

 

これからどうしても湿度の高い日が多くなってきますが、

ツユクサのネックレスがあると、

雨の日が楽しみになりそうですね!

 

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなジュエリーは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

オーダーメイドでお届けしています。

 

素材やサイズ、チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

一期一会の結婚指輪作り。屋久島の緑の中でプラチナリングを眺めていた。#屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪のオーダーメイドは数ヶ月に及ぶじっくりとした制作ではあるけれど、お二人とは一期一会というか、一度だけの時間をご一緒することになる。

 

お二人の指輪作りで作業机に向かっていたのは、島に色鮮やかな若葉が広がっていく新緑の時期であった。

日に日に立体感を得る山々の賑わいがワクワクで、作業の合間に窓の向こうをよく眺めていたのを覚えている。

 

わたし自身にとっては、そのような時間を経て手の中で育まれる指輪もまた、まるで海を渡る雛鳥のようにやがてここを通り過ぎていく存在なのかもしれない。

 

造形のひと段落をした彼のリングは私のサイズよりも少し大きかったので、実際に薬指に合わせることができた。

窓際に届く光にそっと翳してみる。

夕暮れ時の緑が深い。

マット仕上げを施したばかりのプラチナリングが静かに輝いている。

 

わたしもしっかりとした手をしている方なので、リング幅2.5mmはとてもしっくりとくる。

すっきりと手の中で収まりがよく、同時にプラチナの確かな重みを感じることができた。

 

楽しくなってきて、時々ファインダー越しのピントを外したり合わせたりして遊ぶ。

島の緑に響き合うように輝きを放つプラチナリングを眺めていたら、まるで小さな光の輪を纏っているように感じられた。

 

さて、束の間のふれあいである。本当に!

 

これからお二人の結婚指輪は内側の彫刻作業を経て、いよいよ完成を迎えることに。

お二人のご結婚をお祝いするパーティーの日がすぐその後に控えている。

あとワンアクションは島の外で作業することになるけれど、少しの余裕を持ってここまで辿り着くことができたように思う。

 

ほっと一息をついたのと同時にまた次の準備に取り掛からないといけない。

ある意味においては、指輪作りは出会いを重ねながら前に進んでゆく旅のようでもあると思う。

素晴らしい時間にありがとう!

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

制作編

屋久島の海とジュエリー。プラチナリングに刻んだ波のリズム #屋久島でつくる結婚指輪