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屋久島に咲いた桜、シャンパンゴールドとプラチナでお作りした結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドとプラチナでお作りしたペアリング。

お二人にお届けする結婚指輪が出来上がったのは屋久島に一足早い桜が咲いた頃でした。

 

 

お二人とは屋久島のアトリエでお会いできて嬉しかった。

初冬の澄み切った光が溢れていて、庭先にサキシマフヨウも山茶花も眺めながら、和やかな相談会だったのをよく覚えています。

山茶花の咲くアトリエで結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

雨が降って虹が出て、海にも通った、あたたかな冬の指輪作り。

ゆっくりとした島のリズムにお付き合いをいただきましてありがとうございました!

プラチナとシャンパンゴールドと。屋久島の雨上がりに眺める結婚指輪のシルエット #屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかにお届けするのは形を持った結婚指輪ではありますが、

お二人とご一緒した時間もまた宝物のように大切な思い出となっています。

 

以前に屋久島で暮らしていた彼女と。

ボストンからはるばる一緒に屋久島まで来てくれた彼と。

素敵なご縁に導かれてオーダーメイドいたしました。

 

彼のプラチナが2.0mm幅、彼女のシャンパンゴールドは1.5mm幅

リングの表面は丸くて手触りはとっても柔らかい。

 

手作業の多いお仕事をされているお二人に寄り添うようにと、

すっきりと細身のスタイルを出来るだけリングの厚みを抑えるようにアレンジをしたのもよかった!

 

けれども、その中にしっかりとした重さを感じられるのがプラチナとゴールドの素敵なところだと思います。

マット仕上げの風合いがとても優しくて、

島の情景にとても馴染んで見えました。

 

お揃いで彫刻した刻印も、柔らかな手触りも、

指輪作りでは内側に響くところを大切にしました。

 

それにしても

2本のリングを重ね合わせてみると、こんなにもサイズが違っていて、

それがなんだかとても愛おしく思えるのです。

出会うことって本当に素敵だなあ、と。

 

シンプルで、特別で、

わたしも大好きなお二人の結婚指輪です。

 

お二人が日本に帰ってきて、リングをお届けするのがちょうど東京で桜が咲き始めそうな頃なのですよね。

屋久島からこの春も一緒にお届けするような気持ちでふわりとしたピンク色を眺めていました。

 

屋久島でお二人に出会って、こうして結婚指輪作りができたことに感謝します。

たくさんの喜びや希望をいただいた日々だったように思います。

 

ご結婚おめでとうございます。

またいつか島にも癒されに来てください。

 

メンテナンスもずっとお付き合いをさせていただきますのでお任せください。

いよいよこれからが始まりなのだなあと実感しています。

 

楽し指輪作りをありがとうございました!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

桜の下で眺めるシャンパンゴールドとプラチナのペアリング # 動画編 #屋久島でつくる結婚指輪

春にお届けできるようにお作りしていた結婚指輪なので、一足早く屋久島に咲いた桜の下で祝福のムードを感じながら。
 
お二人がボストンから帰国する日が待ち遠おしい。
 

シャンパンゴールドとプラチナのペアリング。

始まりの季節である。

 

 

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イエローゴールドとプラチナの透明感, 春の柔らかなヒカリのように #屋久島でつくる結婚指輪

春の柔らかなヒカリみたいだった。

造形がひと段落したお二人の結婚指輪を眺めながら、

作業の間に通っていた海の印象を思い出している。

 

このフィーリング。

好きなことで繋がるジュエリー作りはいつも楽しい。

 

お二人と一緒に、今こうして結婚指輪を作っている。

奇跡のような巡り合いにありがとう!

 

これから刻印を施して大切な記念日に合わせてお届けすることになるのだけど、それはまた別のお話で。

出来上がりはもう少し先のお楽しみに!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島のリズムの中に暮らし、ジュエリーを作ること #屋久島でつくる結婚指輪

島に暮らしている今となってはいつものことなのだけど、

アトリエの窓の向こうに移りゆく季節を眺めながらジュエリーを作っています。

 

これは自分でも意外だったけど、ずっと同じ形のはずなのに飽きることもなく、山々の稜線をただただ眺めているのがとても好き。

 

ここでは山々が信仰の対象になっているのもよくわかる。

わたしたちにとってはいつもおおらかに包み込んでくれている大切な家族のような存在なのです。

 

ふと月の満ち欠けを気にしたり。

自然のリズムの中に暮らしてジュエリーを作ることはずっと憧れでした。

 

まだ全然ジュエリーを作っていない頃から、大阪に暮らしている頃から、インディアンジュエリーやハワイのジュエリーが大好きで集めていたから、その背景にはいつも大地や海の情景のようなものを見ることができて、「自然を感じながら作る」ということはいつの間にか当たり前のことになっていたのかもしれません。

 

あの頃の根拠のない信頼と言いますか 笑、心斎橋の路上で不思議なくらい力強く思い描いていたから、こうして屋久島に出会うことができたような気がしています。

 

 

水の流れのように、巡る季節のように。

お二人にお作りしている結婚指輪もまた、この島の暮らしの中に生まれたデザインだなと思います。

ここで出会った感動をお二人と分かち合うことができると何よりも嬉しく思います。

屋久島の春と響き合うイエローゴールドの煌めき #屋久島でつくる結婚指輪

 

指輪作りはそろそろ終盤へ。

大切な工程へと差し掛かってきているので、まだ暗いいうちから「よしっ!」と集中して作業机に向かいました。

造形がひと段落したリングは再びガスバーナー炎に包んで真っ赤になるまで温度を上げる。

こうするとゴールドとプラチナの組成がふわりと緩んで次の加工がやりやすくなるのです。

 

リングが柔らかくなったところで、木槌で叩いて形状に変化を与えていきます。

鉄の台に当てて、金属の声を聞きながらながら、少しずつ何度も細やかなタッチを繰り返しました。

 

小さなリングを作るのに、こんなにもたくさん大きな道具を使うのだけど、これらは昔からずっと変わらないシンプルなものばかりなのですよね。

コンコン、とアトリエに響く音も大好きです。

 

小さな南の島で、昔ながらの手作業ではあるけれど、

今だからこそ大切にしたいことがあるように思います。

 

それは時間の美しさのようなものなのかもしれないな、と最近では思うようになりました。

 

気がつけば、出来上がりまであと少しとなりました。

喜びを分かち合いましょう。

 

これから磨き仕上げをして、刻印を入れて、

できれば島の情景の中で写真を撮ってお二人にお届けをしようと、

胸が高鳴ってきています。

 

 

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屋久島の春と響き合うイエローゴールドの煌めき #屋久島でつくる結婚指輪

彼女のゴールドリングは表面を少しだけ丸く削り柔らかく造形しました。

アトリエにはふわりとした空気が漂っています。幸せな1日でした。

やっぱり好きだなあ。イエローゴールドには春の太陽みたいな煌めきがあって、手に取ると心ときめきます。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島サウスで眺めた虹とハイビスカス、イエローゴールドとプラチナの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪 #制作編