material: silver
size:2.3mm and 2.6mm wide
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
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夕暮れ時の海。
眩しかったシャンパンゴールドの煌めき。
響き合う波の音。
お二人とご一緒した結婚指輪作りの日々に、ありがとう。
作業机に向かい、シャンパンゴールドを手にすると、いつも優しい気持ちに包まれました。
屋久島は28年前にお二人が新婚旅行で訪れた場所です。
今は遠い地ではありますが、素敵なご縁に恵まれ、大切な結婚指輪をお作りすることができました。
偶然のようで、どこか必然を感じる、この出会いのなのかもしれません。
屋久島と見えない糸のようなもので紡がれてきたお二人の時間に、想いを巡らせながら。
浜辺に打ち上げられた珊瑚に、そっとリングを寄り添わせてみる。
沈みかけた夕日が優しい光を投げかけています。
それをリングが受け止め、オレンジ色の光をきらりと放つ。
その情景があまりにも自然で、まるで二本のリングがこの場所で、ずっと出会うのを待っていたかのように見えました。
リング幅はお揃いの2.3mm。
彼のリングは均一幅で安定感を持たせ、彼女のリングには細くなる部分を設け、繊細なイメージに仕上げています。
冷たいはずの金属に、小さく灯るような温もりを感じられたのは、シャンパンゴールドの色彩と、緩やかなカーブを与えたフォルムの力だと思うのです。
お二人にとって大切な場所で生まれるものだから、
島のリズムと響き合うような指輪を作りたかった。
11月のサンセットが大好きです。
お二人にも、いつかこの島でお会いできると嬉しく思います。
シンプルで、特別で、時間とともに新しくなっていくような。
お二人と大切な想い共有できた、幸せな指輪作りだったように思います。
日々の暮らしの中で、ずっと長くご愛用いただけますように。
ほんと、シャンパンゴールドは黄昏の光のようでもありますね。
ご結婚記念日おめでとうございます!
屋久島の祝福をお二人に。
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アトリエの窓の向こう、山際に虹が掛かるようになると、「ああ、年末が近づいてきたのだなあ、、、」と思います。
虹に出会うことが本当にたくさんある島の暮らしですが、季節によってその場所や見え方が変わるのも面白いです。
2024年もいよいよあと1ヶ月半。
夏のアトリエにお越しいただいたお二人の結婚指輪作りも、順調に進んでいます。
彼女のリングの造形作業がひと段落をして、ほっと一息。
庭先で二本のリングを眺めながら癒されていました。
プラチナで造形した柔らかなラインが、島の緑にすっと溶け込むような感覚が伝わってきます。
求めていた場所に辿り着いたような、確かな手応えのようなものを感じることができました。
島と響き合うリング。
お二人と分かち合っているのは、この柔らかで清々しい心音なのかもしれません。
見上げると、太陽の日差しが眩しくて、思わず目を細めてしまいました。
ほんと、まだ夏の続きみたいに暑い11月ですね。
お二人と始めたお会いした日のことを、懐かしく思い出しながら。
お二人のと指輪作りのお話は、一旦ここまでに。
リングには、これから刻印を施し、磨き仕上げ作業をして完成となる予定ですが、続きはまた別のお話で。
まるで寄り添い合うお二人のように、繋がりを感じる結婚指輪になると思いますので、楽しみにしていてください!
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同じ場所に存在する、光と影のようなものも表現していたい。
メンズリングの表面には、大きくうねるラインを刻み込んだ
光の角度によって織りなされる明暗が、心に響く。
その輝きのコントラストが、プラチナの魅力であるように思う。
きっと私たちよりもずっと長く在り続けるに違いない。
プラチナリングを作ることは、永遠の輝きを生み出す作業でもある。
そう考えてみると、お二人にお作りしている結婚指輪は、あるいは、月や星のように悠久の時間軸を持っているのかもしれない。
手の中にある小さなリングを眺めていると、それが同時に、今この瞬間を映し出しているようにも感じられる。
お二人が出会ったこと、そして屋久島と私とのつながりが、いっそう貴重なものに思えてきた。
夕暮れ時の空に、オムレツ形をした月を眺めた。
今、ここにあることにありがとう。
さて。
仕上がったフォルムの手触りが残るうちに、レディースリングの造形作業に取り掛かる。
彼女のリングも、同じプラチナで作っていくのだけれど、リング幅をぐっと細くし、繊細な印象に仕上げていきたい。
軽やかなつけ心地を意識し、リングの厚みも抑え気味に仕上げるのは、職人的こだわりで、ここだけの話である。
お二人と共有するリングのイメージが、まだ荒削りのプラチナの奥の方に、形として見えている。
ここからは一気に進めていけると思う。
秋になると、長い夜が楽しく感じられるものですね。
カボチャやサツマイモ、あと、あつあつのグラタンなんかも恋しくなる季節です。
みなさま、どうぞ素敵な秋の日々をお過ごしください。
月を眺めるネコを眺めていた、夕暮れ時のワンシーンでした。
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夜の間に雨が降った。
しとしと静かな雨が上がり、庭先に届き始めた太陽の光が、新しい一日の始まりを告げている。
モワッと湿度の多い、久しぶりに南国の香りを感じる朝だった。
まるで季節が緩やかに移ろうように、少しずつ制作の歩みを進めていくのは楽しい。
リングの表面に光が漂うような。水が流れるような。
お二人が選んでくれたデザインは、止まることのない動きを感じるフォルムである。
金属に動きや温度感を与えるのは、ずっと追い続けているエッセンスでもあるが、憧れはいつも庭先で眺める情景にあるように思う。
いよいよこれから本格的な造形作業を始めることになったプラチナリング。
作業机に向かう前に、緑の中で癒されておく。
暑い一日になりそうだった。
朝から一本の鉄鋼ヤスリを片手にプラチナを削り出し始め、やがて次の朝を迎え、その日の夕方である。
作業に夢中になり、丸一日以上が過ぎてしまった。
プラチナリングは大胆に削り落とされ、その周辺にはキラキラと小さな金属片が散らばっている。
表面には周囲をくるりと巡る何本かのラインが生まれ、そこに柔らかな流れのようなものを感じることができた。
それにしても、思いの外、力を使う作業だ。
ヤスリを握る左手の握力が弱くなってるのに驚いた。
作業机の上には、いくぶん目の細やかな鉄鋼ヤスリがもう一本用意されている。
それに持ち替え、さらにフォルムに洗練を与えていかなくてはならない。
工程は、ここでおよそ半分を過ぎた、といったところだ。
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