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はじまりの日。屋久島のアトリエで結婚指輪を迎えるよろこび #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪をおつくりしたおふたりと。

屋久島のアトリエでお会いできました。

 

雨の予報もよそに、ゆっくりとご一緒できたひとときも、島からの贈りもののように感じられました。

 

深まる緑の中に、赤いハイビスカスがぽつりぽつりと咲き、今年最初の白い百合も花を開かせた、素敵な昼下がりでした。

 

「こんにちは」と庭先で握手を交わしたとき、

これまでずっとメールやビデオ通話でご一緒してきたこともあって、

まるで大切な友人と再会したような、どこか懐かしさを帯びた感動がありました。

 

おふたりから、はじめてお便りをいただいたのは、島にはまだ夏の気配が色濃く漂う、去年の9月のことでした。

 

そのときに、月をモチーフにしたリングのイラストをお送りいただいたのですが、

あのイメージが数ヶ月の時を経てかたちとなり、いま目の前にあることが、小さな奇跡のようにも感じられて、

自然と言葉にならない喜びが溢れてきました。

 

「アウトラインのスタイルや、リング幅、サイズについては、細やかな調整を重ねてきましたね!」

そんなふうにお話ししながら、

実際にリングをつけてみると、本当にぴったりで、

まるでずっと手の中にあったかのように、自然に馴染んで見えたのが印象的でした。

 

ご結婚おめでとうございます。

完成というひとつの節目が、おふたりにとって新しい始まりの合図になるところが、結婚指輪作りの大好きなところです。

 

この日の前日と、その前の日に屋久島の森を歩いてこられたおふたりからは、

新しく清らかな時間が伝わってきて、アトリエもやわらかな幸せに満たされました。

 

雨が降り始める前にと記念撮影をして、いよいよサヨナラをすることになりました。

「リングはそのままつけていく?どうしよう?」と、おふたりが静かなトーンで話しています。

 

窓の向こうでは、徐々に湿度が満ちてきて、深まる緑が気持ちよかった。

 

何気ない穏やかなひとときが、アトリエに流れていきます。

 

きっとまた、それほど遠くない日に会えるのかもしれない、

なんとなく、ほんの少しだけ確信めいた気持ちで、そう思うのでありました。

 

未来への扉が、わたしたちの前に用意されました。

またいつの日か、それぞれの道の続きをお話しできれば、素敵だなと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

満ち欠ける月、シャンパンゴールドとプラチナの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

サンゴ、太陽、シダの葉模様のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum
size: 2.3mm wide

Delivery time is within 3 months.
Custom-made, one of a kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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おふたりの歩み。サンゴ、太陽、シダの葉模様の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナの潤い、水をめぐる結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

雨上がりのしずく。

潤うプラチナと、静かに満ちてゆく光。

水をめぐる結婚指輪。

おふたりとの素敵なつながりに、ありがとうございます。

 

 

雨が降り、空には虹がかかり、新しい花々も咲きました。

春に煌めく島の祝福に包まれながら、作業机に向かう日々でした。

水音の記憶。雨上がりに眺めるプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

 

おふたりの結婚指輪は、水をモチーフにお作りしたのですが、

それは、水そのものの動きや手触りでもあり、自然の中を巡る大きな流れでもありました。

 

季節の巡り。波のリズム。いつも、どこかから聞こえてくる水の音。

 

島の暮らしのなかで親しみ深い情景を映していくと、

おおらかでやわらかなラインが、プラチナリングを包み込んでくれました。

 

どちらも2.3mmのリング幅。

隣り合わせると、鏡写しのように、お揃いのシルエットが並びます。

 

硬質で、確かな質量を持つプラチナリングですが、

纏う印象はどこまでもやわらかい。

 

ゆらめいていたり、凪いでいたり。

眺める角度によって、いつも新しい表情を見せてくれます。

 

それは、リング全体を覆うゆるやかなカーブと、表面を巡る波模様のラインが、

どこか懐かしささえも感じられる、深く繊細なリズムを織りなしているからなのでしょう。

 

光沢仕上げを施したリングは、雨上がりのしずくのような刹那の潤いを宿しながら、

同時に、途切れることのない時間の流れのようにも感じられました。

雨が上がり、庭にはハイビスカスが咲きました。

深い緑と赤の中で、プラチナリングがやわらかな陰影を作り出しています。

 

これから島は、いっそう暑さを増していくことでしょう。

この湿度に満たされた熱帯の気配も一緒に、海の向こうへとお届けできますように。

 

新しく始まるおふたりの暮らしが、潤いとやさしい光に包まれれば、何よりも嬉しく思います。

 

気がつけば、青空が広がり始めていたので、アトリエから車を走らせ、島の西側までやってきました。

ここは、山から川へ、そして海へと水が流れゆく場所。

耳をすませば、水の音がいつもどこかから聞こえてきます。

 

思えば、この小さな島が紡いでくれた、おふたりとのつながりだったように思います。

 

大切な人と大切な人が、手を取り合うようにして、数年をかけてたどり着いた制作でしたが、

それもまた、この島のリズムに委ねられていたのかもしれません。

 

珊瑚礁の海辺でリングを手に取ると、まるでその景色から生まれてきたかのように、プラチナリングが水の煌めきと響き合っていました。

 

ご結婚おめでとうございます。

 

またこの島でおふたりにお会いできる日を、心より楽しみにしています。

その日まで、わたしたちの旅路は、もう少し続くのでありました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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おふたりの歩み。サンゴ、太陽、シダの葉模様の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

サンゴ、太陽、シダの葉模様。

おふたりの大切な歩みを彫刻すると、夢の景色のような結婚指輪が出来上がりました。

 

ふたつのプラチナリングが、春の淡い色彩の中で、ひとつのひかりを纏っていました。

 

 

沖縄と神奈川、そして屋久島。

広い海を越え、手を繋ぐようにして、少しずつ作り進めてきました。

ひとつの音色。雨上がりの光の中で、プラチナリングを眺める #屋久島でつくる結婚指輪

 

「沖縄にいるときは、ほぼ毎日海に潜っています。」

サンゴの研究をされているおふたりの、その言葉をきっかけに始まった指輪作りでした。

 

海も、熱帯の植物も、眩しい光も。

おふたりの歩みが、ひとつの色彩を持った映像となって浮かび上がりました。

その物語をキャンバスに描くように、胸を躍らせながらデザインを重ねていったことは、今も鮮やかに記憶に残っています。

 

わたしたちの日々は、あるいは、ささやかな歩みなのかもしれません。

けれど、南の島に咲いた一輪の花のように、美しく感じられるのです。

おふたりの物語から生まれたリングが、私も大好きです。

 

リング幅は、お揃いの2.3mm。

彫刻模様が映るよう、ラウンドとスクエアの中間のフォルムでお仕立ていたしました。

 

シダ模様を重ね合わせ、緑の中で眺めていると、

屋久島とのつながりも感じられて、出会えたことの喜びで、胸がいっぱいになりました。

 

海を越えて、遠く離れているけれど、だからこそ、そのつながりを確かに感じられるのかもしれません。

 

大切な指輪づくりをお任せいただき、本当にありがとう。

 

 

太陽のモチーフも、重ね合わせるとひとつになる意匠ですが、

それぞれで見たときにも、素敵なお揃いのリズムが感じられて、ひとつとして美しく成り立つよう、

細やかなレイアウトをじっくりと相談しながら、こだわってデザインしてきたので、完成した喜びもひとしおです。

 

 

毎朝、目を覚ますたびに、光が少しずつ強くなっていることを実感するこの頃。

 

おふたりの日々を、これからもずっと照らしてくれますように。

そのような願いを込めて、

リングの内側には、太陽の向かいに、おふたりの名前と日付を記しました。

 

 

いまは、いくつかのモチーフに囲まれているけれど、

これから日々重ねていく中で、どのような変化や多様性が紡がれていくのだろう。

おふたりの未来に思いを巡らせながら、わたし自身も静かな希望に包まれています。

 

ご結婚おめでとうございます。

いつの日か、屋久島にもいらしてくださいね。

そしてまた、素敵な夢の続きのお話ができれば、何よりも嬉しく思います。

 

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南国の情景のなかに育まれゆくもの #屋久島でつくる結婚指輪

イエローゴールドとシャンパンゴールドのリングに磨き仕上げを施していたのは、久しぶりの激しい雨が、島全体に降り続いていた時だった。

 

目の粗さが異なる紙やすりを使い分けながら、表面に滑らかな光を巡らせるようなイメージで、タッチを重ねていた。

 

ときには工程を少し戻して鉄工ヤスリで形を整え、再び前へと進む。

直に身に纏う指輪なので、最後は手の感覚を頼りに、その質感を整えていく。

 

大きな雨音に包まれているのに、なぜかとても静かに感じられ、心地よいひとときだった。

 

リングのフォルムは、おふたりともに、丸みを帯びたラウンドシェイプ。

そのやわらかな印象は、島の自然と響き合っているように思う。

 

水も、植物も、光も、風も、音も、

豊かな時間を宿しながら、いつもここにある。

 

ラウンドシェイプのリングは、メンテナンス性に優れている点も、長く使う結婚指輪において安心できるところだ。

 

その普遍的なフォルムに、これから彫刻模様を施していくのだけど、

おふたりとの指輪作りで生まれた新しいデザインを、わたしも楽しみにしている。

 

つるりと磨きあげた彼女のリングを、窓辺の光にかざして眺めてみる。

シャンパンゴールドの、植物のように親密な色彩が、とても好きだ。

光沢仕上げを施すことで現れる新しい表情も、どうぞご期待いただきたい。

 

この雨が上がると、日差しは強くなり、いっそう濃い熱帯の気配が満ちてくるだろう。

島の季節に寄り添いながら、ゆっくりと育まれてきた、おふたりとの指輪作りだったように思う。

 

作業もいよいよ終盤に差し掛かり、ほのかな名残惜しさも感じつつも、

来るべきリングの完成が、わたしたちに新しい時の始まりを予告している。

 

雨のやみ間に庭に出てみると、玄関先にツユクサが咲いていることに気がついた。

なぜだか、いいことがありそうな気がした昼下がり。

 

遠くから、ざあざあと波音が聞こえてくる。

雨のおかげで、芝生の緑もいっそう濃くなってきた。

毎年のことながら、4月末の雨がとても新鮮に感じられる。

 

巡りゆく南国の情景のなかで、ひとつの新しい息吹が芽生えつつある。

そのひとときを、どこか満ち足りた思いで眺めていた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

リングの造形作業を終え、海へ #屋久島でつくる結婚指輪