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雨とアジサイとプラチナが叙情的でした。淡色、6月の屋久島と6月の結婚指輪作り。

雨とアジサイ 屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

朝から島の北側まで向かう用事があったので、

激しく降る雨の中、

今日は車を止めて窓越しにアジサイを眺めることにした。

 

ハイビスカスやツユクサは雨が降ると花をシュッとしぼめてしまうけれど、

アジサイはずっと華やかなままなのがいい。

六月といえば、やっぱり雨が似合うアジサイなのだ。

六月の誕生石の真珠やムーンストーンも

この雨の情緒にマッチして素敵ですよね。

この淡くてしなやかな雰囲気は日本独特の美しさだなあと思う。

 

アジサイ 屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

アトリエに戻ると、雨もすっかり止んでいて、

ふわりと暖かな風も吹き始めた。

屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

この週末、こちら屋久島は晴れの日となるようですが、

皆さまはどのようなご予定ありますか?

そういえば、ジューンブライドということで、

結婚パーティーなどもあるかもですね。

 

わたしの方は1組、完成したい結婚指輪があって、

ずっと作業机に向かう予定です。

お二人は今月末に大阪からしずくギャラリーに来てくれることになってるんです。わくわく。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

platinum wedding rings, work in progress

 

奥に見えるのが彼のリングで、

手前が彼女のリング。

 

今回はお二人ともにプラチナで、

さらに同じアウトラインのお揃いデザインなので、

メンズ、レディース、メンス、レディースと、

二つの指輪を交互に作り進めることにした。

こうするとペア感ぐっと増すんです。

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

鉄鋼ヤスリで角ばった表面を削り出しています。

 

「全体的に丸くて柔らかな感じが二人とも好きです」

サンプルリングを作ってお二人にお届けして、

伝えてくれた感想を参考にデザインに微調整を加えて、

動画を撮ってサイズを確認し合って、

そんなペースで進めてきたデザイン作りのことをふと思い出して、

ほんの少し前のことなのに懐かしく感じていました。

 

おやつの時間 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのアトリエ

今日はサウスの銘店、パンドシュクルさんのパンをおやつとし、

さらに作業を進め、進め、

リングにフォーカス 屋久島の山々 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

夕暮れ時には、プラチナリング の表面に柔らかなアウトラインが現れた。

昨日は海だったので、今日は山サイドでその表情を確認してみた。

 

ここからさらにヤスリをかけて柔らかにしてゆこう。

その次に彼女のリングを同じ道を辿って作り進めよう。

 

うん、きっと明日もよくなる。

 

屋久島の山々 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

 

始まり編

南国風味!屋久島のハイビスカスとプラチナ結婚指輪作り

南国風味!屋久島のハイビスカスとプラチナ結婚指輪作り

庭ではハイビスカスが満開で、

雨続きであれだけしっとりだった屋久島サウスも、

いよいよ南国風味が増してきた。

屋久島では、特に南部では

このハイビスカスを生垣と植えている家が多く、

アトリエもそうで、手を伸ばせばすぐ届く所に咲いているのが嬉しい。

窓の向こうに眺めたり、

一輪挿しにしてお店の装飾にしてみたり、

ドライしてお茶にしてみたり、

島の暮らしの中にすっと馴染んでるんです。

今日はこれから始まるジュエリー作りの素材と一緒に並べてみた。

ハイビスカスとこれから結婚指輪となるプラチナ素材。

 

プラチナは強い光の下で見ると

明るくて白い部分と黒い部分とのコントラストが高く映るのが特徴で、

さらには、こんなにも細い線でもキュッと確かな重みがあるので、

繊細な結婚指輪をきらびやかに、そして存在感をもたせてくれるのです。

周りの世界を写しこむ鏡のようでもあって、

プラチナがハイビスカスの赤と緑ともよくマッチしていた!

 

さて、さて、

そのハイビスカスを眺めて目を柔らかにして、

インスタグラムのストーリーズ用に短い動画にも納め、

プラチナ素材を作業場に持ち込んだ。

金属と花の相性が良く感じるのは、

きっとどちらも自然の中から生まれてきた、無垢な物質だからだろう。

 

この指輪を屋久島に受け取りに来てくれるお二人も

このハイビスカスの南国風味を気に入ってくれるに違いない。

まずはプラチナを柔らかく加工しやすくするために、

酸素トーチを使って1000度以上まで温度を上げて焼き鈍した。

柔らかくなったプラチナを金槌で叩いて、

しっかり太い部分と、スッキリ細い部分を造形することに。

今回の指輪はアウトラインに抑揚を持たせるデザインなので、

作業の所々で微妙な細工を施すことになっていて、

まずはその第一歩であります。

 

さらに鉄鋼ヤスリでガリガリと削りを入れて、

鉄の芯金に当ててくるりと巻くと、

ここで初めて指輪の表情が表れた。

 

気がつくと、もう日が暮れる頃となっていて、

指輪とカメラを抱えて慌てて海まで向かうと、

7時なのにこんなにも明るくなりました。

その日の海をチェックして。

その日の指輪をチェックした。

 

アウトラインにほんの少し抑揚がついたリングが海色に染まってた。

プラチナの素敵なところは鏡のように世界のその時々を写しこんでくれることだろう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

婚約指輪編

家族の繋がり感じるリメイクジュエリー。屋久島 夏色“エンゲージリング”作り。

家族の繋がり感じるリメイクジュエリー。屋久島 夏色“エンゲージリング”作り。

屋久島の海、夕暮れ 屋久島海とジュエリー オーダメイドマリッジリングのモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 水中 屋久島の海、夕暮れ 屋久島海とジュエリー オーダメイドマリッジリングのモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

昨日の夕方訪れた海の印象がすごくって、

朝起きてもまだ柔らかな余韻に包まれてた。

海で見る色にも、里で見る色にもエッジが効き始めてきたからか。

とにかくここ最近はいよいよ夏がやってくるのを感じていて、

新しい季節にワクワクしつつの、

今日もジュエリー作ってました。

 

オーダーメイドエンゲージリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

18k yellow gold 

 

お祖母様から受け継いだプラチナリング のダイヤモンドを使ってリメイクする婚約指輪作りも終盤へ。

作業机に向かい、ルーペ片手に少しずつ磨き上げの工程進めながら、

いつもよりも長い時間や家族の繋がりを感じていた。

時間を遡り、同じ素材を分かち合うことができるのはジュエリーの素晴らしいところだと思う。

 

いよいよその造形がひと段落したところで、

外の光の下で眺めようと庭に持ち出してみることに。

庭で オーダーメイドエンゲージリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

連なるゴールドの輪っかを朝の光が通り抜けて

一層軽やかに感じられた指輪。

 

今を感じる軽やかなスタイルを追求したくて、

デザインのイメージや受け継ぐ素材を彼女と何度もお電話で相談してきたので、こうして初めて出来上がりの予感を得ることができたのが嬉しかった。

 

そして、これからダイヤモンドをセットしてゆくのだ。

そう思うと、ドキドキ、さらに鼓動が早くなった。

 

そして、今回の指輪作りでもう一つ楽しみにしていることがありまして。

指輪を頼んでくれた彼と彼女が、今月末に屋久島に来ることになっているんです!

出来上がったばかりの婚約指輪と

これからつくる結婚指輪をしずくギャラリーでお渡しできるなんて。

夏もすぐそこまでやってきているし!

 

 

ダイヤをセットして出来上がるリングはそれまでのお楽しみにしよう。

しずくギャラリーでリングの入ったケースを開く瞬間をイメージすると、

始まりのフィーリングいっぱいに包まれた。

 

庭、角度2 オーダーメイドエンゲージリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島サウスに時々感じる夏の気配にそわそわしています!

 

始まり編

屋久島 アジサイレポート2019。お祖母様のリングをリメイクして婚約指輪を作ること。受け継ぐジュエリー[制作編]