土曜日のしずくギャラリーは、
嬉しいことに、ご家族連れで来てくれた方がたくさんでした。
まだ抱っこされるくらい小さな男の子がいたり、
初めて来てくれた時はまだ抱っこされていた女の子がいたり、
みんなで森歩きをして来た帰り道だったり、
素敵な時間の一場面に、しずくギャラリーが登場できて本当に幸せだなあ。。
ちょっと冷たく感じる雨降りの中、皆さまにお越しいただきましてありがとうございました!
昨日作業の合間に描いたデザインがとても良い感じだったので、
今日はそれをきちんと描き直して、説明とメッセージを添えて、今ジュエリーのお話をしている方の元にメールで送っておいた。
大きな石をお花の花びらが包むようなイメージで、童話の世界っぽいイメージを気に入ってます。
オーダーメイドでお作りするジュエリーは、つけていただく方と相談しながらいつも作業を進めてまいります。
マリッジリングだったり、記念のお品だったり、
デザインのことやご予算のことなど、
皆さまのスタイルやリクエストに合わせて、その時にできる最高のジュエリーをご提案させていただいてます。
それぞれのライフスタイルが全て違っているので、作り方やアプローチにマニュアル的なものが無いのが面白い。
一つのライフスタイルに一つのジュエリーを。
そんなスタイルのモノづくりです。
アトリエです。
職人であるわたし自身が妻に贈りたいエンゲージリングを作ろう。
そんな思いつきで始まった指輪作りはこれで3本目。
今日もコツコツと作業を進めていますよ!
プラチナで作ったたくさんの丸い輪っかをこのように一つ一つ組み合わせています。
使う道具はヤスリとピンセットに酸素トーチ。
とてもシンプルな道具でシンプルな作業を、慎重に慎重に進めてゆく行程がなんとなく修行僧のようでもありますね。
出来上がるまで続けるのみ。
到達するまで挑戦し続けるのみ。
こんな作業、結構好きです。
やたらとクラシックがBGMに合うのはなぜだろうか。
庭の桜もいつの間にか満開となりました。
週末ですね。
皆さまはどのようにお過ごしになりますか?
そして、年度末でもあるので、卒業や引越しなど区切り目の季節でもあります。
フレッシュな気持ちで久しぶりのジュエリーを身につけて出かけてみるのも楽しそう♪
どうぞ素敵なジュエリーライフをお過ごしください。
明日はしずくギャラリーに一日在廊しておりますので、島にいらっしゃる皆さまは是非遊びにきてください!
丸いカタチは波紋のしるしで、
一滴の雫はダイヤモンド。
そこから指輪全体に波紋が広がってゆくようなイメージで制作を進めています。
新しいエンゲージリングも水にまつわるジュエリーとなりますね。
プラチナの線を丸くしたパーツも、こんなにもたくさん出来上がってきた。
大きさも大小ふた通りあるんです。
これから一つ一つ繋いでゆくことになるのだが、
これがなかなか気の長い話なのだ。
人間の手できちんと丁寧に並べてゆく。
でもどうしてもそこにほんの少しだけ、微妙なズレが出てしまう。
そのズレがとても気持ちが良いのはなぜだろう。
心に響くというか、クセになるというか、
わたしはそこに個性を感じます。
今日の屋久島は雨でした。
毎日つけたくなる婚約指輪を作ろう。
そして自分もそれを贈りたい。
そのような思いつきで始まった今回のジュエリーづくりはこれで3本目となりました。
ちょっとしたズレを修正しながら、まっすぐと並べてゆくように。
それって、今までの時間のようじゃないか!
何回言っても言い足りないことば、
ありがとうの気持ちを伝えたくて、
このエンゲージリングを作ってます。
明日もまたコツコツとやりますよ!
どこまで繋がるんだろう。
皆さまどうぞお楽しみに。
こちらは作業の合間に描いていた指輪のデザイン。
石のバランスが大きくって、なんだかお菓子のような指輪に見えますが、
全くこのまま出来上がるジュエリーがあったら面白そう 笑。
お菓子の国とか、童話の中の世界とか、そんなイメージが大好きです。
晴天の屋久島より、こんにちは!
春になって湿度の高い日が続いていたので、こんな日はとてもテンションが上がります。
ビーチでは波乗りや撮影やらで、賑やかムード。
こんな日はビーチでカレーライスを作って食べたら最高だろうなあ。
みなさま、春の始まりをいかがお過ごしですか?
海の近くで暮らすようになると、
制作の区切り目にタイミングよく波が訪れるのが不思議。
ちょうど指輪の制作がひと段落ついたところだったので、海に入ってリフレッシュしてアトリエに戻りました。
今日から新しい制作です!
最初の第一歩。
プラチナの細い線で丸い輪っかを作りました。
1ミリほどの細い線でも、こうして丸くすると横幅が出て、しかも軽やかに感じませんか?
細くてすらりとしたリングも良いけれど、幅広のタイプも好きなんです!
そんな皆さまも結構いらっしゃるかと思います。
幅が広くて、さらに軽やかなつけ心地の指輪。
それに大粒のダイヤモンドをつけるともう、最高だろうなあ。
そんな指輪をオレも見てみたい。オレも贈りたい。
夢の中にあった指輪をカタチにする作業が始まった。
毎日つけたい婚約指輪。
第二弾は幅広スタイルのリングです!
コツコツと作り進めてまいります。
この前の土曜に行ってきたウェディングパーティー。
リラックスムードの中、最高のパーティーを楽しむことができました。
会場設営も、司会ももみんな島の仲間が請け負って、お料理は持ち寄りで。歌も踊りもあって。
なんかとても、あたたかいなあ。。
屋久島ならではのスタイルがお気に入りです。
いつも指輪を大切に使ってくれてありがとう。
ご結婚おめでとうございます!
一つの物語に一つのジュエリーを。
今日もありがとうございました!
material:pt900, k18 yellow gold, diamond
size:リング幅1.0mm,ダイヤモンド2.6mm
こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3週間。
ダイヤモンドや素材など、ご自由にカスタムいただけますので、お気軽にご相談ください。
hpアットマークkei-jewellery.com
毎日つけたい婚約指輪。
プラチナとゴールドをダイヤモンドと組み合わせたリングが出来上がった。
うまい具合に、外は雨降り。
実はこのリング、雨粒をイメージして作ったジュエリーなんです。
雨上がり、植物たちに宿る雫たちの姿は、この島ではいつも見慣れた風景で、
眺めているだけで、眺めないでも雨音を聞いているだけで、心がすーっと落ち着きます。
手に取ってみると、とっても繊細です。
リング部分を細く取ってあるので、ダイヤモンドの輝きが一層際立って見えました。
わたくしごとで恐縮なのですが、
今回の婚約指輪シリーズを作ろうと思ったきっかけは、自分が妻に贈っていなかった婚約指輪を今贈りたい、
そんな思いつきがあったからなんです。
プラチナとゴールドで作ったリングに石枠、ダイヤモンド。
シンプルなスタイルがわたしは大好きで、
エンゲージリングを作ろう!と思ったときにこのデザインが一番最初に思い浮かびました。
まずはシンプルで細身のスタイルです。
エンゲージリングのシリーズは全部で4本ほど作ってゆきますね。
“One Drop ring”
ずっとずっと長く使ってもらえるように、
品質の高い素材を使って、しっかりと頑丈に仕上げた指輪です。
エンゲージリングに。
何かの記念日に。
プレゼントに。
もちろん、ご自身用に。
皆さまにもご愛用いただけると幸いです。
“one drop” 18k yellow gold,pt900,diamond
こちらの指輪はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたしますね!
ダイヤモンドのクオリティーや素材もご自由にお選びいただけるので、オリジナル感もあって最高です。
価格は作品名のリンクよりどうぞ。
お問い合わせはメールより hpアットマークkei-jewellery.com
楽しい制作にお付き合い頂きましてありがとうございました。
今日も屋久島にありがとう!
関連記事
これから島を発つ指輪たち。
こちらではハイビスカスも咲き始めてまいりました。
始めてお二人と打ち合わせしたのは寒さも真っ只中の頃だったので、一つの季節とともにこの指輪を作ったことになります。
そう思うと、今回の冬が愛おしいというか、ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。
この季節。この空気感。
今、出来上がるジュエリーは、一つしかないのですね。
お二人が出会って、そしてお二人と出会って、ジュエリーを作る。
すべてが奇跡のようで、必然のようであります。
春の訪れとともに、海を渡りますからね。
楽しい制作をありがとうございました!
さて、
アトリエです。
毎日つけたくなる婚約指輪を作ろう。そしてわたしが贈りたい指輪を作ろう。
そのようなパッションで作り進めている今回の作品群ですが、
第一弾のリングは、シンプルに。限りなくシンプルですらりとしたアウトラインのものを作りたかった。
そこに少し大きめのダイヤモンドをセットすると、
ダイヤモンドを身につけている、というフィーリング。
ダイヤモンドを贈る、というフィーリング。
デザインや、その向こう側にある事柄が強く浮き上がってくるように感じました。
そして、今日はプラチナとイエローゴールドの本体部分が出来上がった。
丸い石枠に、細いリング。すっきりとしたアウトラインが気に入ってるんです。
あとはいよいよ、ダイヤモンドをセットするばかりとなりましたよ!
明日には完成となりますので、どうぞお楽しみに。
アトリエの庭では毎年一ヶ月遅れで桜の花が咲くんです。
あるいは、十一ヶ月早いのか。
朝、日が昇る時間帯がとても綺麗でした。
桜が咲くと、始まりの合図を感じますね。
もうすぐ新生活が始まる皆さま、
入学式を迎えるちびっこたち、
おめでとうございます♪
今日もブログにお越しいただきまして、ありがとうございました!
最後に、今日のダイヤモンドをキラキラさせてみた場面を切り取ってみたので、よろしければどうぞ。
ダイヤモンド、大好きです!
今日はしずくギャラリーの日。
駐車場に到着すると、クロモジの花が咲いていました。
春ですねー。
あまりにも綺麗だったので、
少しいただいて、窓際のディスプレイに。
今日もしずくギャラリーにお越しいただきまして、ありがとうございました。
ミカンのピアス 18k yellow gold,sv950,diamond
毎日つけたい婚約指輪
今日も新しく始まったダイヤモンドリングの制作です。
きのう出来上がったばかりのゴールドの石枠をリング本体と組み合わせる作業を進めてゆきました。
微妙なバランスが仕上がりを左右するので、集中も最大限です。
今回のようなシンプルなジュエリーの場合は特にそう。
シンプルなジュエリーでは、細部や全体、アウトラインであったり、その向こう側にある感情的ものまで、
全ての事柄がクリアに浮き上がってくるところが面白い。
うまくくっつきました!
リング本体部分は石枠と同じイエローゴールドです。
つけやすく、そしてダイヤモンドを際立たせるために、
できる限り細い、シンプルな丸い線を選びました。
このバランスにすると、すらりと見えて、素敵なんです。
横から見ると、丸いカタチの石枠。
なんとなく水滴のように見えませんか?
わたしは屋久島の雨が大好きで、
今までにもたくさん水や雨にまつわるジュエリーを作ってまいりました。
春になり、雨が降り続く季節がやってくると、
毎日がキラキラとした雫に覆われて、美しい。
一つの瞬間、一つの出会い、一つの始まりに奇跡を感じます。
細いリングにセットするダイヤモンドは一滴のしずく。
そこに“one drop”という言葉を見つけた。
大好きな瞬間を留めたい。オレもそれを贈りたい。
そんな気持ちで、この指輪を作ってます。
そうそう、
今日しずくギャラリーで、てんとう虫に出会ったんですよ!
もう春なのかーと、なんだか少し懐かしい感じになりました。
当たり前だけど、去年の今から、一年です。
一歩ずつ前に進んで行けると素敵ですね。
明日、土曜日はしずくギャラリー、オープンいたします!
皆さまも、どうぞ楽しい週末とされてくださいね。
今日もありがとうございました。
こんにちは。
今日は海も空も冬に戻ったようだった屋久島。
寒い!
タンスにしまっていた分厚いフリースをまた再登場させ、それをかぶって海まで出かけました。
空の様子もまた冬のよう。
綺麗な空に出会えたから、この寒さも良しとしよう。
車の中でタンカンを食べながら、そんなことを考えていた今日の朝。
皆さま、いかがお過ごしですか?
こちらアトリエでは昨日から始まった婚約指輪の制作が進んでおりますよ。
ころりとしたゴールドの丸いカタチ、プラチナの丸いカタチ。
この二つは石をセットする石枠となる部分で、
そこにセットされるのが隣に並ぶダイヤモンドなんです。
ああ、ダイヤモンド、すごく美しい。
ダイヤモンドは約2.7mm。それはもう美しい輝きを放ってます!
存在感があって、出過ぎない。
これくらいの大きさがオススメサイズであります。
このダイヤが際立つように、シンプルなジュエリーを作り上げてゆきますよ!
□今日の考察
シンプルであること。
クオリティーが高いこと。
スッキリしていて、どんなシーンにも合わせることができる。
通勤や休日などカジュアルなスタイルでも使い勝手が良いし、
ダイヤモンドのクオリティーが高いので、フォーマルな服装でもしっかりとマッチしてくれる。
こんなエンゲージリングがあれば、最高。
良いものを、日々の暮らしで大切に使う。
そんな時間を幸せに感じます。
“毎日つけたい婚約指輪”
それがわたしの考える理想の婚約指輪なんです。
シンプルって素敵ですよね。
ゴールドとプラチナの石枠が出来上がって、
ここからリング部分の加工へと進んでゆくことに。
楽しみは明日に続きます♪
毎年一ヶ月遅れで咲く、アトリエの緋寒桜。
今日はなんとなく冬気分の一日でした。
そういえば、エンゲージリングとか婚約指輪とか、
そういうこと全然やってなかったなあ。
あの頃は日々のことで精一杯で。。
そのような皆さま、案外たくさんいらっしゃるかもしれません。
実は、私自身もその一人で、
ずっと、どこか心の片隅に、婚約指輪のことを置きっぱなしにしていたんです。
でもあるとき、それを見つけてしまった。。。
そうだ、婚約指輪だ!
どうしよう、いつ贈ろうか。ドタバタ。。
ちょっと考えてはみたものの、答えは最初から決まってるのですよね。
今!
今、婚約指輪を贈りたい。
そんな成り行きがあって、婚約指輪を贈る、ということを決意したわたくし。
結婚してから、もう10年も経ったのか。。。
出会ってから今まで、絶対に数え切れないたくさんのありがとうを込めて、指輪を贈ります。
当然、わたしは職人でありますので、婚約指輪については今までたくさん考えてまいりました。
周りを見渡すと、世界中に素晴らしいジュエリーがたくさんある一方、
こんな婚約指輪がなんでないんだろう、
こんな感じだったら素敵なのになあ、
そんな気持ちになることが多かったのも事実で、
えい、それじゃあ自分で作ってしまおう!
勢いづいて、頭の中にもういくつかのジュエリーを作り上げてしまった。
ですので今回はそれを実際にカタチと変えてゆくことに。
全部で4本くらいのリングを作りますよ!
婚約指輪にとっていったい何が大切なの?的な、デザインや用途の考察も繰り広げながら、
アイデアを制作過程とともに、皆さまと分かち合えれば幸いです。
職人がプレゼントしたい最高の婚約指輪。
楽しい制作が始まりました。
最初に作るのは、一番シンプルなスタイルで。
まずはダイヤモンドをセットする石枠をゴールドで作りました。
ころりとした小さなフォルム。
始まりの雫のように。
家族のことや、巡り逢いのこと、
ジュエリーを作ることを介して皆さまのストーリーに少しだけ参加させてもらう時。あたたかい気持ちに包まれることがある。
今日はまさにそんな出来事がありました。
島で山岳ガイドをしていたHくんとは、たまたま飲み会で出会ったのがきっかけで、お互いアウトドア大好きなのですぐに気があったんです。
「海も面白いから今度一緒に波乗りやりましょう。」
それから時々、出会っては立ち話みたいな時間が続いた後、
しばらくして、彼が島を出ることになった。
さらに時が流れて、
「今度結婚することになったので、指輪を作って欲しいんだ!」
嬉しい電話をもらいました。
あの指輪を作ったのが一年ほど前かな。
温泉にたくさん入るので、変色しない素材が好みです!あと、農作業もガンガンやりたい。
そんなリクエストをもらったのが彼らしくって、今でもよく覚えてます。
今日、屋久島で久しぶりに出会った彼。
家族ができて、3人になっていた!!
結婚して初めて帰ってきた屋久島で開催するパーティーのために、
「じゃあ指輪を磨き直しするよ。」と伝えて久しぶりに再開をしたんです。
彼の見た感じは全然変わってなかったけど、取り巻く状況がすごく変わってて、この短い間で、人生ってほんとダイナミックだと思った。
それも全てが幸せそうだったから、オレの方までそんな気持ちに満たされて嬉しかった。
表面を金づちでコツコツと叩いて有機的な質感をつけたマリッジリング。
二人から指輪を受け取ると、どうしたの?とばかりにその指輪を手に取ろうとする息子さんの姿がとても印象的でした。
綺麗にしてすぐに戻ってくるからね。
物語はまだ始まったばかりだよ。