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Under the Cherry Blossoms in Kyoto #YakushimaWeddingRingsStories

We finally met up in Kyoto, just as the cherry blossoms were in full bloom.

It had been four years since I made their engagement rings.

It was a warm Sunday, filled with sunlight after the rain had passed.

 

They’re visiting Japan now for their honeymoon, and I had brought one of the rings they ordered as their wedding bands.

I was so happy to hand it over in person.  It was a truly special moment.

We enjoyed some coffee together and shared updates about the cherry blossoms.

It was also lovely to have a chance to talk about the next ring project.

 

They told me with happy smiles about their plan to visit Arashiyama that afternoon.

And finally, we took some photos together and said goodbye with a warm “Let’s stay in touch.”

 

After that, wrapped in the afterglow, I felt truly happy.
I realized I was growing even more fond of them.

 

Spring, Summer, Autumn, and Winter #YakushimaWeddingRingsStories

A Octagon Ring for the Rhythm of the Year #YakushimaWeddingRingsStories

春の喜びに出会う、枝垂れ桜の指輪が出来上がりました #屋久島でつくる結婚指輪

枝垂れ桜の指輪 platinum, 18k pink gold, pink sapphire ¥220,000

 

京都への旅行に合わせて、春のジュエリーを作りました。

枝垂れ桜の指輪

満開の桜の下で、その佇まいをそっと眺めて。

 

はんなりと、薄紅色に染まる時間。

風に舞う花びら。

ずっと思い描いていたリングが、初めて形になりました。

 

1mm幅ほどのピンクゴールドのリングをベースに仕立てた、繊細なデザインです。

プラチナでかたどった花びらの中央には、ピンクサファイアをあしらいました。

 

蕾を模した小さな粒の中にも、ピンクサファイアをセットしているのが見えるでしょうか?

 

雫のように、そっと蕾を抱いている枝垂れ桜の美しさもまた、心に残ります。

 

まだ少し寒さの残る中、お抹茶をいただきながら、

静かに、心を躍らせ眺める桜が大好きです。

 

特にお気に入りなのが、御所の枝垂れ桜で、

その開花のタイミングに合わせて、

今年も会いに来ることができました。

 

雲の合間から、柔らかな光が降り注ぎ、

まどろむぬくもりがリングを包み込みました。

 

うららかな春を、そっと手にとるような。

繊細な喜びに満ちたジュエリーだと思います。

 

春夏秋冬。

日本の四季に寄り添うように、

ジュエリーを作り進めてゆくのも、素敵かもしれませんね。

 

思えば、毎年京都を訪れながら、

数年がかりで取り組んできた制作でした。

 

デザインもつけ心地も、洗練されたものに仕上がっています。

いよいよこれからは、オーダーメイドのご相談も承れるようになりました。

 

わたしも大好きな、枝垂れ桜の指輪です。

春の喜びを、皆さまとも分かち合えたら、何よりも幸せです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

海の向こうの皆さまに、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がるまでの流れ、素材、価格

結婚指輪のオーダーメイドにつきまして #屋久島でつくる結婚指輪

 

アフターケアについて

お選びいただいたジュエリーのメンテナンス、お修理につきまして #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

ありがとう、屋久島! プラチナとダイヤモンドでつくる、紫陽花のエタニティーリング #屋久島でつくる結婚指輪

さて、

紫陽花をモチーフにしたエタニティリング作りも、その工程はいよいよ佳境を迎えている。

 

プラチナで仕上げた小さな花を12個、リングの上に一周配置していくわけだけど、その作業は、繊細で、そしてとても感覚的だ。

細やかなバランスの出会いが、一つだけの造形を生み出してゆく。

 

雨の季節に咲く紫陽花の佇まいを思い描きながら、心静かにタッチを重ねていく。

 

菜の花の季節も、そろそろ終わりを迎え、

雨の多い日が続くなかで、緑はますます深まってきた。

 

屋久島の時間に寄り添いながら、お二人にお届けするジュエリーをひとつひとつ、心静かに作っている。

 

冬のあいだに収穫され、ジュースになったタンカンは、今年もとびきり美味しい。

この大好きな場所で出会う喜びを、お二人と分かち合えることが、なによりも嬉しい。

 

造形作業を無事に終えて、リングにセットする12粒のダイヤモンドを眺めながら、ほっとひと息。

 

気がつけば、もう4月に入っている。

ずいぶんと暖かくなり、島にも少しずつ賑わいが戻ってきている。

海も、山も、心躍る季節だ。

あと少しで、お二人が島にやってくる。

 

今日も美しい。

ありがとう、屋久島!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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海、紫陽花、祝福のエタニティーリングをつくる #屋久島でつくる結婚指輪

海、紫陽花、祝福のエタニティーリングをつくる #屋久島でつくる結婚指輪

とても細やかな作業が続いているので、アトリエからすぐ近くに海があるのは、助かる。

 

ここのところは、冬の名残の北風が長く吹き、いつものビーチではサイズのある波にも乗ることができた。

雪解け水を含んだ海水は、まだまだ冷たい。

波に乗るうちに、風が体を通り抜けていくような感覚が宿る。

自然と視野は遠くを捉え、ふわりと力が抜けていく。

 

早朝の運動を終え、すっきりとした気持ちでアトリエに戻る。

少し遅めの朝食をとり、熱いカフェオレを大きなマグカップいっぱいに作って、作業机に向かう。

 

窓の向こうからは、春の柔らかな光が差し込んでいる。

いつもの島の時間が、今日も静かに流れてゆく。

 

鉄鋼ヤスリを片手に、細やかな造形をかたどっている。

紫陽花を模した、5mmほどの小さなプラチナだ。

 

大きさと形に変化を持たせつつ、全部で12個。

それと予備のためにいくつか。

この小さな花たちが、リングをぐるりと囲むことになる。

 

とてもスローなペースではあるけれど、少しずつリングが形作られてゆくこの時間も、また愛おしい。

 

エタニティーリングは、リングをぐるりとダイヤモンドが囲むデザインで、そのエレガントで洗練されたスタイルは、世界中の人たちに広く愛されている。

中でも、お花をモチーフにしたエタニティーリングは、どこか花冠を思わせる雰囲気があって、わたしは特別に好きだ。

 

あるいは、ハワイのレイのように、島に降り注ぐ祝福にも似ているのかもしれない。

私自身もその喜びを享受するような気持ちで、作業机に向かっている。

 

削り出したプラチナの花は、紙やすりを丁寧に使い、段階的に細やかに磨き上げておいた。

こうしておくと、仕上げ作業を、より美しく、スムーズに行うことができる。

 

そして、木槌で叩き、花びらに柔らかなカーブを施して、花の印象に近づけておく。

その造形の手本になっているのは、もちろん、いつも眺めている島の紫陽花たちである。

 

雨の季節が、少しずつ深くなってきている。

 

 

制作編

雨とプラチナとダイヤモンド。紫陽花をモチーフにした指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

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