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京都へ。紅葉の中に眺めた、シダの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

シダの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

 

紅葉の中に眺めた、金色の指輪。

京都では、シダの葉をモチーフにしたリングとともに旅をしました。

 

京都を訪れるたびに感じるのですが、

この場所では、自然と暮らしがとても近く寄り添っていて、

取り囲む山々や植物の色彩に調和するように、

そこに息づく文化もまた、たおやかに育まれてきたのだと思います。

 

植物をモチーフにしたジュエリーを街並みの中で纏うとき、

まるで古の世界から、ここで静かに育まれてきたかのような、

和やかな調和が生まれます。

 

リングは、葉をかたどるイエローゴールドに、細いプラチナを組み合わせて作りました。

表面に散りばめた数粒のダイヤモンドは、雨のしずくでしょうか。

あるいは、木々の合間から差し込む陽光の煌めきでしょうか。

 

とても繊細なフォルムではありますが、リング一つでも印象的な雰囲気を感じられたのは、

7mmほどに仕立てたシダの葉の、存在感のあるデザインによるもののように思います。

 

京都へは、紅葉の終わりの時期に訪れたのですが、

寺院や公園を散策しているとき、足元には色彩の重なりがどこまでも広がっていました。

苔やシダの葉の緑の上に、赤や黄色、オレンジのもみじが敷き詰められていた情景が、とても印象に残っています。

 

寒いはずのに、どこかほっこりと心温まるような、

カラフルな癒しに包まれました。

 

わたしたちの暮らしを美しく彩る季節のひとひらがジュエリーになり、

いつも手の中にあると、どんな素敵なことだろうと思いました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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