material: platinum, diamond
size: 1.2mm flower
Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind .
こちらの作品はサイズと素材をお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。ご注文からお届けまで約1ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
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椿のネックレス。ご家族から受け継いだジュエリーをお預かりして、ゆっくりと時間をかけてリメイクしました。雨上がりの朝にダイヤモンドとプラチナがきらりきらりと輝いている。
ハイビスカスの咲く頃から始まったリメイクの作業も季節を半周回ったのか。最初に手に取ったのはお母様がお使いのリングだった。ダイヤモンドとプラチナをそのまま全部使って作るネックレスはご誕生したお子様へ手渡されるという、果てしなき時間軸。ご家族3代にわたるジュエリー作りをお任せいただきましてありがとうございました!
数年前に結婚指輪をお作りしたので、実はお二人とは2回目のジュエリー作りになる。椿のモチーフを選んだのは、お子様のお名前の由来となる花だからとか。素敵。
春に木を添えて椿と読むのはなるほど、椿の花が咲き始めて光も柔らかになってきたような。出来上がったばかりのネックレスは屋久島サウスのお気に入りの場所で眺める。
きっと今朝に開いたばかりの花に感じるフレッシュさ。差し込み始めた木漏れ日。眩しいくらいだった雨上がりの屋久島。
今年になって不意に出会うことができた椿の木。川辺でいつも清々しく佇んでいる素敵な木。屋久島では森にも里にも、実はりんご椿がたくさん花を咲かせている。
ネックレスをそっと葉っぱに添えてみる。プラチナの重みに葉っぱが少しゆらり。さっきまで光を放っていたダイヤモンドが、今は緑の世界を写し込んでいる。金属なのに不思議と植物に近づいたように見える。その確かさと柔らかさに魅入っているうちに太陽は高く登り始めてきた。
お母様のリングが屋久島にやってきて、ネックレスへと姿を変えて、そしてこれからもずっとずっと、バトンをタッチするように未来へと受け継がれてゆく姿を想像してワクワクしています。
さあ、いよいよです。
東京よりも一足早く島に訪れた春の気配とともにネックレスをお届けいたしますね。
楽しいジュエリー作りをありがとうございました!
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冷たいながらもモワッとした湿度を感じ始めたら、島に春が近づいてきた合図。薄い雲が低いところを足早に通り抜けてまた次の雲が山々を白く包み込む。同じなのにいつも新しい、窓の向こうの情景に今日もまた魅せられている。
アトリエではシャンパンゴールドの結婚指輪作りを少しずつ、少しずつ。
シャンパンゴールドのリングは表面を鉄鋼ヤスリで削り出すと、強くてフレッシュな輝きが現れる。最後は安定的に仕上げるのだけど、使ううちに光沢を帯びたり、曇ったりを繰り返す表情にも出会うことができる。長い時間の中で、不意に何かの発見があるのもまた素敵なことだろう。
彼のリングに続いて彼女のリングも丸く軽やかになった。
秋の屋久島でお会いした時は、お二人は島に着いたばかりでアトリエに来てくれて、指輪のことだったり山歩きのことをでワクワクだったのをよく覚えている。違っている二人なのに優しく混ざり合って一つの個性をもっているようだった雰囲気の中で。
お仕事中は案外手作業がいっぱいなのだろうな、と考える。リングの造形を通してなら海の向こうの暮らしを思い繋がることができる。
リングの内側は丸く削り出して柔らかにした。リングもまた、目に見えない時も、その存在を心の奥に感じることができると素敵だなと思う。
さて、気がつけばもうこんなところまでやってきた。なんとなく名残惜しいような気もするけれど、力一杯作業の歩みを進めていこう。火をかけて柔らかにして、リングに穏やかなカーブを与えよう。そして造形がひと段落したら、また海に出かけてお二人のリングを眺めたい。
庭先に咲いた今年最初のシロツメクサ。
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シャンパンゴールドで結婚指輪を作るのが好き。雨音を聴きながら作業机に向かうのも好きだし、海をモチーフにするのも好きだ。ずっと夢見てきたというわけではないのだけど、気がつけば愛おしいものだけが集まっていた。
屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪は海にまつわる物語をモチーフとして作っている。大好きな世界観を分かち合いながら進める制作はとても楽しい。海を越えて離れているけれど、ずっと奥の方に繋がりを感じながら作業の手を進めていると心穏やかになる。素敵な巡り合いにありがとう。大切な結婚指輪作りをお任せいただきましてありがとうございます!
お二人にお会いした秋から冬を超えて、もうそろそろ島には春がやってくる。短いけれど一度だけしかない季節をともに歩みつつ、そしていよいよ作業が始まった。
さて、今日は朝から雨降りの屋久島サウス。作業をしたり、雫を眺めたりのいつものペースで。
もうすぐ咲くのか、どうなのか。ドキドキ。庭のミモザも雫を抱いて喜んでいそうだー。
ここまでは休まず一気に辿り着いた。シャンパンゴールドの破片は光のようでもあり、雨粒のようにも見える。表面を丸く削り出したリングは太いところから細いところへと抑揚を抱いている。まずはひと段落。作業台の上に少しずつ生まれつつあるリズムを眺めている。
午後は波を求めて行ってみるとやっぱり寒かったノースの海。友人が来て先に入ってくれたおかげで、エイッと波乗りすることができました。今日も屋久島にありがとう!
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去年の秋にアトリエに来てくれたお二人の結婚指輪作りが始まることになって、その前に島の西側まで車を走らせて海を眺めて、お二人が大切にしている海にまつわる想いや物語を語ってくれたのを思い出した。
海も、これからお作りする結婚指輪も。お二人のこれまでと、今と、そしてこれからを確かに繋ぎ合わせてくれるような存在というか。
「二人にとって大切なことはいつも海の情景とともにあるようで」そんなふうに語ってくれたような気がする。たしかに島で暮らしていても、眺めるというよりかは、海はいつもそこにあるような感覚がある。寄り添ってくれたり、包み込んでくれたりする、ふくよかなフィーリング。そんなリングになればいいと思っている。
さて、まずは最初の第一歩。お二人の結婚指輪はすっきりと細身で軽やかに。
削り出した表面が、その小さなかけらがキラキラ。18kシャンパンゴールドの輝きにずっと魅せられている。
くるりと巻いたリングを作業台の上に置いて、なんとなくお二人のことを思い出しながら。
休暇の日にはアウトドアでよく遊んで、毎日ライフワークに没頭して。とてももの静かな印象なのだけど、お二人からはそのずっと奥に熱いエネルギーを感じたのをよく覚えている。
確かな造形があるから、軽やかさを感じられたり。
シンプルだからこそ、作り手のスタイルが現れたり。
長く使ううちにできる小さなキズも含めて装飾になるような。
日々の暮らしに馴染んでくれる何気ない造形の、私もまた、そのずっと奥の方を眺めていきたい。
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