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シンプルだけど特別。彼が選んだ天然石を使って彼女のネックレスをオーダーメイドしたお話。

彼が選んだ天然石を使って彼女へのプレゼントにお作りしたネックレス。シンプルではあるけれど、このジュエリーは世界に一つだけだろう。特別なものってなんだろうと思いを巡らせている。

お二人と出会ったのは去年の10月だったのか。そもそも結婚指輪作りはその数ヶ月前から始まっていたので、なかなかのお付き合いになる。屋久島の森で出来上がったばかりの結婚指輪をお届けした、爽やかなひと時が懐かしい。

屋久島でつくる結婚指輪 #お二人のオーダーメイドの物語

森の中で結婚指輪をお届けして、小さなしずく型のパライバトルマリンをお預かりして、そしてお話は今へと続く。つながりの中で新しい何かが生まれてゆく、手触り感のあるジュエリー作りはいつも楽しい。素敵な出会いにありがとう。

「パライバトルマリンは結婚指輪と同じ素材のプラチナで、シンプルに囲みましょうか」

杉林の木陰に佇んで、スケッチブックを囲んだひと時をよく覚えている。

「はい、お願いします。毎日つけていたいので、できるだけシンプルにスッキリとしたデザインが好みです。」

お二人の結婚指輪とネックレス作りのストーリーがすでにとても特別だと思う。シンプルであればあるほどに浮き上がることがある。

ペンダントトップは7mmほどだろうか。彼が選んでくれたこの小粒感も良かった。

それにしても、パライバトルマリンは屋久島の森のグリーンにも見えるし、永田浜の発酵するブルーにも見える不思議。澄み切った、そしてとても静かな石の呼吸に癒されながら。

お二人の素敵な時間とともにありますように。小さな森の木陰にそっとネックレスを置いて眺めている。

お二人に結婚指輪とネックレスをお作りして、シンプルだけど特別なジュエリーの姿が、ここにきてふわりと見え始めてきた。大切な出会いだったり想いから生まれる造形はその数だけあるのだ。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

2022年最初のジュエリーは小さな森の中で眺めて #屋久島でつくる結婚指輪

2022年最初のジュエリーは小さな森の中で眺めて。島の情景にリフレインして、ブルーにグリーンに表情を変える天然石に癒されるのも素敵な始まりだと思う。

正月には映画を5本ほど鑑賞できたので映像熱高めに。カメラ越しにも今年はぐっと想いの伝わる表現をしていきたいと思っている。

ブルーベリー模様、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k champagne gold
size:2.3mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人の物語と屋久島の日々と。ずっと思い描いていた、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

謹賀新年 2022

あけましておめでとうございます。ひかりいっぱい、カラフルな一年となりますように。今年もよろしくお願いいたします。

Kei Nakamura Jewellery 中村圭

お二人の物語と屋久島の日々と。ずっと思い描いていた、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

今年最後のジュエリーはシャンパンゴールドでお作りした結婚指輪。リングの内側にはお二人が育てているブルーベリーの模様を彫刻して。

お二人の物語と屋久島の日々と。ずっと思い描いていたジュエリー作りができたような気がする。

お二人とは植物や自然が大好きな気持ちで繋がっている。果樹園を営む彼と彼女と、土だったり光だったり、水だったり、屋久島での暮らしと近しいフィーリングを分かち合いながらデザイン作りを進めてきた。

ブルーベリーのモチーフは、お二人と出会わなければ生まれなかったデザインだと思う。大切な指輪作りを作りをお任せ頂いて、ありがとうございました!

いつも自然を感じていたいから。屋久島からお二人に、シャンパンゴールドでつくる結婚指輪のお話。

これからずっと一緒につけるから、お二人の物語が詰まった一つだけの結婚指輪があると素敵だろう。出来上がりのイメージを共に作り上げてゆく作業でなかなかたくさんではないけれど、ゆっくりと時間をかけてお二人や屋久島の自然と向かい合いながら作っている。

今だからこそ大切にしたいことがあると思う。そんな気持ちを共有できるのもまた嬉しい。

 

さて、今日もまた雨の屋久島サウス。冬のキラキラの中でこれから海を渡るリングを眺める。

左側か彼のリング。右側が彼女のリング。同じ2.3mmのリング幅でアウトラインは緩やかにカーブしている。どんなお二人なんだろう。お揃いデザインだからか、一層サイズの違いが浮き上がっていてグッとくる。

表面をシンプルにして、内側に模様を施したのは日々の農作業にフィットする強度やメンテナンス性を保つため。何気ないシンプルなリングにはお二人のライフスタイルが確かに詰まっている。

それにしても、長年土を触り続けると金属も磨耗してスリムになるのは知らなかった。お二人にもらったことを次のジュエリー作りにも繋げてゆこう。

雨が上がった。

指輪作りの始まりとともに咲き始めて、ずっと一緒だったツワブキにもありがとう。

お二人との指輪作りは終わりになるけれど、このリングは新年に届いてそこからまた新しい時間が始まるだろう。

ご結婚おめでとうございます。育まれるお二人の暮らしにこのリングがそっと寄り添って、ときおりキラリと輝く瞬間があると嬉しい。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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