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二人の大切な思いを身に付けたい。約束のような[プラチナ×シャンパンゴールド]結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナを組み合わせて作ったリングを鉄鋼ヤスリ片手に削り出している。丸くて柔らかなアウトラインを造形しているのだけど、オーダーメイドの結婚指輪を作るとき、そのカタチはお二人の雰囲気に近しくなるのかもしれない。

お二人とは夏のしずくギャラリーでお会いできた。彼は屋久島の、しかもとてもご近所の生まれ育ちとのことで、森の木々のことやデザインにおける西洋気質と東洋気質について話したりした。同じフィーリングを共有している仲間とデザインの話ができるのは楽しい。

プラチナ×シャンパンゴールドで色違いのお揃いに、お二人だけの結婚指輪の作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪作りではもちろん、お二人の“好き”を形にしてゆく作業になるのだけれど、デザインは彼のお気に入りだったり、素材は彼女のお気に入りだったり、お互いを大切にしながら一つの指輪を作ってゆく時間がとても愛おしく感じられる。

彼女のお気に入りがシャンパンゴールドなので、今回の結婚指輪作りはシャンパンゴールドの素材使いを柱にして、と彼が伝えてくれたことを思い出しながら。

今日はそんな彼女のリング作りの工程を。

リングは表面8割ほどをシャンパンゴールドが覆っていて、あとの2割から、側面裏側へとプラチナが広がっている。丸く削り出すうちに、その境界線もフワリとなってきた。

コンビネーションのリングはこれもでも色々と作ってきた。素材の組み合わせもさまざまだし、境界線をフワリとするときもあるし、シャッキとすることもあるし、その印象はとても多様だ。

最近素敵だなと思うのは、約束のような結婚指輪。実際に使うものではあるけれど、その奥にある何か大切な事柄を纏うようにと指輪をお作りすることが多くなってきた。自分達の思いや未来のイメージを抱くように、指輪作りは内側へと向かってゆくのかもしれない。

 

お二人のリングはフワリと、二つの素材が混ざりあっているような感覚だろうか。隣り合っていて、今ここに二つの金属が有ることを大切にしたいとお二人が言ってくれたのをよく覚えている。

そういえば、もう数年前のことになるけれど、彼のご両親の結婚指輪をサイズお直しさせていただいたことがあって、その時のリングもコンビネーションのデザインだったよなあと、偶然のような、必然のような巡り合わせを感じながら、今日の作業机に向かっている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナ×シャンパンゴールドで色違いのお揃いに、お二人だけの結婚指輪の作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。雨が上がって窓の向こうに山々を眺めている。空とを隔てる山際のラインが心地い。

プラチナとシャンパンゴールド、新しい素材の組み合わせでつくる結婚指輪作りが、少し時間をあけて再開した。何かいつもとは違った場面に出会って、試行錯誤をしたり、新しい道筋に挑戦する時間は楽しい。夢中になって作業机に向かい、気がつけば工程もグッと進んでいた。

屋久島の情景に憧れて。18kシャンパンゴールド×プラチナ、コンビネーションの結婚指輪を作る。

2種類の金属が独特の角度を持って重なり合い、色彩豊かな表情を見せてくれる。お二人が選んでくれたのは、色違いのお揃いデザインだった。

彼のリングの主になるプラチナと、彼女のリングの主になるシャンパンゴールド、半分ずつリングを紡いでいる質量をお二人の繋がりに重ね合わせたりもしながら、作業机の上でリングをくるくると眺めている。

屋久島でつくる結婚指輪

 

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ルーペとピンセットを持たない日。2020.11.08

雨のち晴れ。いつもの散歩道。

なんだかイルミネーションに飾られているようだなあと、クリスマスを思い出しつつ。

気がつけばもう年の瀬近しではあるけれど、今日はルーペとピンセットを置いて、まあゆっくりといきましょう。

この一年も幸せに過ごせて、ありがとうの気持ちいっぱいで、サンカラホテルさんのケーキをぱくり。

屋久島の季節を分かち合いながら結婚指輪を作ること。水のイメージとお二人のプラチナリング 、制作編

屋久島サウスのアトリエです。結婚指輪をお届けするお二人とは以前に東京で開催された裕子さん個展でお会いしたことがあって、その時の印象に重ねながら、造形のひと段落したリングを眺めている。

リング幅1.8mmとすっきりとした細身のスタイルは1本でも、エンゲージリングとの重ねづけでもきっと自然に馴染んでくれると思う。

お二人の特別な日のために。オーダーメイドでお届けしたお花の婚約指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

彼と彼女とは島の季節感を共有しながらジュエリーを作っている。お二人は屋久島を旅したこともあって、島の雨や花々、海の情景など、わたしたちが近しく抱いているフィーリングが少しずつ形になってきているような気がしている。

屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と結婚指輪作りの動画です。

 

今日は造形がひと段落していよいよ折り返し地点をすぎた2本のリングを。

トレーの上にそっと重ね合わせてみる。

シンプルなプラチナリングの表面に施されたラインがリングに光と陰を作り出している。

彼女のリングはぐるりと全体に、彼のリングは中央に印象的に、違ったデザインではあるけれど、重なり合うと一つのように見えるのは、同じ水の流れをイメージしたからでもあり、出会い補い合ってこれからの時間を暮らしてゆくお二人の印象とも重なり合っていて。

手に取ると、小さいけれど、しっかりと確かな重みが伝わってきて安心感に包まれた。

 

お二人との指輪作りで感じるのは、いつも自然に癒されるような感覚だ。きっとそこがわたしたちの繋がりなのだろう。ほんのささやかなきっかけで生まれる、このぬくもり感のある時間にありがとう。

偶然のようで、必然でもあるような出逢いから始まるジュエリー作りを今だからこそ大切にしたいと思っている。

 

そして、突然降り始めた雨を窓の向こうに眺めては、キラキラと輝く光のエッセンスがリングに加わると素敵だろうなとワクワクした心持ちに包まれて、これから続く作業のいろいろに思いを巡らせている。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と結婚指輪作りの動画です。

お二人の指輪作りの最中はてんとう虫によく出会う。屋久島サウスのアトリエより、屋久島の秋と指輪作りの動画です。

窓の向こうに、庭先で、ときどき海に出かけては、島のリズムに心を傾けながら、作業机に向かっていた日々でした。

そんなジュエリー作りのいろいろを短くまとめた動画。お二人と一緒に作ったイメージから、一つだけのラインが生まれてきた。

出来上がりまでもう少し、島時間でゆっくりと進めてゆきますので、出来上がりまでよろしくお願いします。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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