日差しも強い、水もあたたかい。もうトランクスで泳いでも大丈夫だ。水平線の雲も切れたようだ。
今年もありがとう。そしてよろしくお願いします。
屋久島サウスに夏、やってきました。
日差しも強い、水もあたたかい。もうトランクスで泳いでも大丈夫だ。水平線の雲も切れたようだ。
今年もありがとう。そしてよろしくお願いします。
屋久島サウスに夏、やってきました。
屋久島サウスのアトリエです。庭先に白いハイビスカスが咲いて、島には夏がやってきた。風もあたたかだし、雨も激しくて南国のスコール感がある。
白のハイビスカスは旧しずくギャラリーからアトリエに移設した植物だったので、ここでの新しい活動も整いつつあるなと胸を高揚させながら。
オーダーメイドのジュエリー作りでは数ヶ月間、島の季節を共にしながらデザイン作りや制作の時間を歩むことができて楽しい。お二人には春先に婚約指輪をお届けしたので、椿が咲き冬の頃からの制作になるのかあ。デザインや素材選びだったり、サイズの微調整も、いつも慣れない作業にご一緒いいただいてありがとう。
プロポーズの日には、彼女の大好きな花を手渡すように。ミモザの花をモチーフにしてお作りしたエンゲージリングのお話 #屋久島でつくる結婚指輪
結婚指輪作りの始まりは深い梅雨のトンネルを彷徨うように。
さて、そろそろヒマワリが咲き始めているだろう、屋久島の強い日差しを庭先で、窓の向こうに感じながら、今日も作業机に向かっている。
彼女が選んでくれた素材はシャンパンゴールド。火を使いながら柔らかくして、くるりと曲げる。作業中は黒い幕に覆われている。
そしてまた火を当てる。小さいけれど、伝わってくる金属の確かな響き。
造形のひと段落したリングを太陽の光で眺めて。リングを包み、跳ね返る夏の光が眩しい。
並べるとこんなにもサイズが違っていたのか!出会うってなんだかとても、素敵なことだなあ。お二人はどんな夏を過ごすのだろう。ずっと海の向こうを思いながら、今日の作業はここまで。明日もまた、暑くなりそうだ。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
ジュエリー作りに大きな影響を与えた屋久島の雨。
今日も信じられないくらいに!思い切りよく降ったものだ。
雨の音に包まれていると分厚くて柔らかな膜のようなものに包まれているようで、なんだか心が平らになる。
そろそろ梅雨も明けそうだけど、今日はいつものメンバーにも会えた。
アトリエの庭先には癒しもあるし、インスピレーションもいっぱいもらえる。
このフィーリングをジュエリーでみんなと分かち合うことができれば最高に嬉しい。
庭先に飛び交い始めた蝶々と雨のしずくを眺めながら、お二人の結婚指輪を作っている。梅雨と夏の間を彷徨っているなあ。
夜の間にざーーっと降って朝に晴れるのが屋久島流。朝露が輝いている。
ファーストタッチは酸素トーチの炎でプラチナを柔らかにするところから。
それでも彼のリングはとても硬くなることは覚悟していた。少しずつ。
少しずつ。力を入れて丸く造形をする。
ここからはもう戻れない。一度だけの作業だ。
プラチナ片のきらめきや
トーチの炎やら、光るものに心を奪われるのはなぜだろう。
金属は叩いて締めて強くする。ずっと長くお二人の暮らしに寄り添ってほしい。
くるりとリングになったプラチナを前にこれまでお二人と一緒に歩んできた道のりを思う。
いよいよイメージが形になり始めたな、と今日1日の作業を振り返りながら。
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制作編
シャンパンゴールド、プラチナ、雨上がりの屋久島。お二人の結婚指輪作りが始まる朝に。 #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド
エンゲージリングはミモザの花をモチーフに作りました
プロポーズの日には、彼女の大好きな花を手渡すように。ミモザの花をモチーフにしてお作りしたエンゲージリングのお話 #屋久島でつくる結婚指輪
屋久島サウスのアトリエです。雨の降らない日はもうゼミが鳴き始めているこの頃だけど、夏はなぜだろう、夜明けに目が覚めてしまう。
庭先で朝露だったり、虫の音だったり、素敵な時間はいつも早朝だものなあ。今日は雨上がりの庭先で新しく始まる結婚指輪作りのインスピレーションを高めて。
指輪のモーチーフにするために植えたミモザの木も順調、このまま大きく大きく育ってほしい。
彼のリングがプラチナで、彼女のリングはシャンパンゴールド、久しぶりに現れた太陽の下で眺めている。朝の情景を映したり、ひかりを反射したり、鏡のようだなと思う。角度を変えるたびに、きらきら。
お二人の結婚指輪はしっかりとしたボリュームの金属を使って、鉄鋼ヤスリ1本でお揃いのデザインを作ってゆく。手の感覚がダイレクトに伝わるシンプルな造形作業だ。きっと指輪作りの間に梅雨も明けるだろう。初夏の屋久島を感じながら、爽やかにタッチを積み重ねていきたい。
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