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シャンパンゴールド、雨、ときどき晴れ。お二人の結婚指輪作りは屋久島リズムの中で。

今のうちにビーチまで出かけておこう。雨、ときどき晴れ。お二人の結婚指輪作りはそんなリズムの中で。

季節だったり、雨や晴れ、月の満ち欠けも。いくつものリズムが重なってできている、ここでの暮らしは音楽のようだなと思う。その一部になって、関わり合ってジュエリーを作りたくてこの島にやってきて、もう10年以上が経つのか。でもずっと新鮮に感じるのはなぜだろう。

屋久島の雨とシャンパンゴールドと。いつものリズム、お二人と一緒の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

自然を近しく感じるのは、この島の海や花々がジュエリーのモチーフになっているのもあるけれど、ゴールドやプラチナ、シルバーなど、大地から生まれた素材を手にしているのも大きいと思う。

いつも身につける結婚指輪からは金属から伝わってくる温かみだったり躍動を感じてもらえると嬉しい。

 

さて、アトリエではリングの造形作業がひと段落したので。今日はシャンパンゴールドの手触り感を確かめながら。

シャンパンゴールドは黄昏時の光の色。柔らかで眩しい。穏やかな気持ちに包まれつつも希望のイメージが湧いてくる。

2.0mmと細身にスタイルではあるけれど、手に取ると確かな重みに安心できるのはゴールドならではの質感だろう。肌に馴染んで溶け込むように感じるマット仕上げも心地よい。

左側が彼のリング。右側が彼女のリング。優しい質感のシャンパンゴールドは側面をシャープに造形して、すっきりと洗練された印象に仕上げていたい。エスプレッソに砂糖だったり、チョコレートにフランボワーズだったり、スイカに塩、みたいな感じかな。ジュエリーにも幸せを感じる調和を求めている。

あと少し、あと少しなんだ。夏がすぐそこで待っている屋久島です。雨降るうちにしっかり体力つけとかなくっちゃ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の雨とシャンパンゴールドと。いつものリズム、お二人と一緒の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の梅雨とともに作り進めるお二人の結婚指輪。今日から彼女のリング作りへ。激しい雨の中、集中もぐっと深まっている。

同じリング幅でお作りする彼のリングは表面に軽やかなカーブを施して仕上げた。“ラウンドシェイプトとスクエアシェイプの間、そのスクエア寄り” なんだか暗号みたいだけど、お二人と一緒に作ったきた合言葉は地図のように制作を導いてくれている。これまでなかなか慣れないデザイン作りにお付き合いいただいてありがとうございます!

細身だけど素敵な存在感。毎日が楽しくなりそう、シンプル シャンパンゴールド結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

それにしても屋久島の雨は勢いがすごい。お二人が暮らす愛知県はどうだろうか。近況を気にしたり、ご入籍の期日を一緒に目指していたり、指輪作りの間、私たちはちょっとしたチームのようでもあると思う。

さて、今日はアウトラインを決める大切なところ。手を休めずに造形を進める。

シャンパンゴールドのリングの奥にある、彼女に作ったシルバーのサンプルリングをじっくりと眺めつつ、ここがスターティングポイントに。

そしてここまで一気にきた。シャンパンゴールドの金属片が綺麗。

合言葉流に言うと彼女のリングはこうなるだろう。“ラウンドシェイプトとスクエアシェイプの間、そのラウンド寄り” そしてサイズは“12.2号、よりも大きくならないように気をつけながら” 

いつものリズムでオーダーメイド作業は進んでゆく。

雨上がり、海まで続く道で新しい花との出会いがあったり。新しいスケボー場所を見つけたり!まだまだ知らないことっていっぱいあるものですね。

今日も1日おつかれさまでした。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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細身だけど素敵な存在感。毎日が楽しくなりそう、シンプル シャンパンゴールド結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。彼のリングは表面をほんの少しだけラウンドさせて造形する。鉄鋼ヤスリで柔らかな曲線を与えて。

同じシャンパンゴールドで2.0mm幅のリングでも、スクエアよりもほんの気持ちだけ柔らかな印象に、などなど、微妙な調整を楽しめるのはオーダーメイドならではだと思う。お二人はお揃いの素材、リング幅を選んでくれたけど、表面のラウンド具合はそれぞれのお好みに合わせることにした。少しだけ違っていると、寄り添った時により近しく感じるのが不思議。

まだお会いしたことはないけれど、どんなお二人なんだろうと思いを巡らせながら作業机に向かう日々だ。

やっぱりシャンパンゴールドが好き。細身のお揃い、お二人だけの結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

みなさまからのリクエストからは思いがけないアイデアが生まれることもしばしばなので、出来るだけ余白を持って制作の道のりを歩んでいきたい。可能性をしっかりとキャッチしていたい。

 

さて、今日も雨音に耳を傾けながら手を動かしている。

シャンパンゴールドはどこか木肌のような色合いで。その奥に感じる静かな光。

作業の合間に庭先で深呼吸をしておく。

それにしてもよく降る雨だ。

植物の休まずに日々を積み重ねるところが好き。気がつけば追いつけないほど大きくなっているのだからすごい。オレも頑張らなくっちゃ、と眺めつつ。

2.0mm round-square in 18k champagne gold

今まで何ども作ってきたシャンパンゴールドの結婚指輪だけど、初めて出会ったカタチ。つけていただく方の数だけデザインが生まれるオーダーメイドのジュエリー作りはいつも面白い。

細身だけれど、しっかりとシャンパンゴールドの存在感があって、これは毎日が楽しくなりそうだ。シンプルなアウトラインも素敵だと思う。

彼のリング作りがひと段落したところで、今日はここまで。明日もまた、ジュエリーです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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やっぱりシャンパンゴールドが好き。細身のお揃い、お二人だけの結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。海の向こうに暮らすお二人にお届けする結婚指輪作り。やっぱりシャンパンゴールドが素敵。細身のお揃い具合もいい。タッチを加えるたびに、お二人と一緒に作ったデザインが形になってゆく。

今回からリニューアルした作業場で制作を進めています。細やかなリクエストを反映してくれた福島木工さん、ありがとう。初夏のきらめきや激しく降り続く雨をを窓の向こうに眺めながら。

シャンパンゴールドにずっと夢中。初夏の屋久島、オーダーメイド結婚指輪作り

火を当てて柔らかに、木槌でコンコン、心地よい音がアトリエに響いてくる、昔ながらの手作業はこれからもずっと続いていてほしい。たくさん作れないかもだけど、ジュエリーを介してみんなと繋がっていたい。

そして、変わらないでいるために便利に変わっていくものにも助けられているなあ。

制作環境を求めて屋久島に暮らしているので、snsやメール、電話もLINEも、たくさんのツールでお話できるのはありがたい。お二人にはサンプルリングをお届けして素材やデザインも試していただいてここまでやってきた。

稲穂模様とシャンパンゴールドは初めての出会いでハッとした。黄昏時の風景がイメージに広がった。同じ“好き”を抱いている仲間と海を越えて出会うことができるのは何よりも幸せ。

両端をつなぎ合わせてリングになると、シャンパンゴールドはぎゅっと強く頑丈になる。

火を使う作業が無事に終わって一安心。ポコポコと洗い流される2本のリングを眺めている。

ゴールドもまた土の中にあったものなんだと感じることがある。きらびやかだけど、その奥にある柔らかな質感が指先から伝わってきて癒される。

庭先で新しく咲き始めた紫陽花を少し眺めつつ、

いよいよアウトラインの造形を進めていこう。まずは彼のリングから。スクエアよりだけど、柔らかなラウンド感、そんなイメージで。そろそろまた雨も降り始めそうだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シャンパンゴールドにずっと夢中。初夏の屋久島、オーダーメイド結婚指輪作り

屋久島サウスのアトリエです。初夏を感じるきらめきの中で、お二人の結婚指輪を作り始めている。2021年初めての熱帯感と、シャンパンゴールドの輝きと。

最初の出会いはいつだったろうか。シャンパンゴールドには金属なのにどこか植物的な印象がある。有機的な質感や柔らかな色彩に今でもずっと夢中になっている。

初夏の叙情が漂っている、屋久島の6月にありがとう #屋久島日々の暮らしとジュエリー

お二人が選んでくれたシャンパンゴールドのリングには稲穂のモチーフを装飾するお話になっているのだけど、黄昏色と稲穂模様の出会いもきっと素敵だろう。今からもう楽しみすぎる。

初夏の入り口にて。今朝は蝉の声を聞いたような。

そしてまた雨が降ったり晴れたりを繰り返すだろう、島の季節とともにお二人の結婚指輪を作っていこうと思っている。

 

さて、アトリエです。

シャンパンゴールドは2.0mm すっきりと細い。お二人と一緒にデザインしたサンプルリングと、これまでの時間が凝縮された設計図。

ゴールドにはバーナーで火をかけて柔らかにしてから

丸くリングの形を形成してゆく。昔ながらの手作業が今でも変わらずここにある。

少し前までは当たり前だったような気がするけれど、お二人と交わした言葉だったり、使い古した道具だったり、気がつけば貴重になってゆく温度感がとても愛おしく思えてくる。今だから大切にしたいことがあると思う。

シャンパンゴールドがくるりとリング状になって、もうお揃いの気配を漂い始めている。

お二人の結婚指輪は同じデザインながらも微妙に造形に変化を持たせて仕上げる予定なので、ここからは少しずつ違った工程を進むことになる。彼と彼女、お互いの“好き”に近づくように、そして二つで一つになるように、2本のリングをいつも近くに置いて作業を進めていきたい。

実はこちら、旧しずくギャラリーからお引越しでアトリエまで持ってきた木なのですよ。一年かけてこんなにもすくすくと、花まで咲き始めて 嬉し涙。急いでソワソワなこともありますが、小さなことから、こつこつと。ですかね。皆さま、どうぞ素敵な週末を。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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