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屋久島の森歩き、てんとう虫もサキシマフヨウも素敵だった10月の結婚指輪作り

屋久島サウスのアトリエより。みなさまこの週末はいかがお過ごしですか?

秋の深まりとともに進める結婚指輪作りを振り返りつつ、前に進むお話も。

彼女のリングはイエローゴールドで作りました。ゴールドの色合いを、サキシマフヨウ や空と、そして森の中で眺めると、金属もまた同じ大地から生まれてきたことが心に落ちてくる。

 

もともと指輪って、花を摘んで飾りを作るような延長であしらわれたものなのかもなあと思いながら。

結婚指輪、オーダーメイドの素敵なところ。イエローゴールド、スクエアリングの作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

ここまでの指輪作りは短く動画にまとめました。森歩きから始まって、てんとう虫もサキシマフヨウも素敵だった10月のジュエリー作り。

お二人との指輪作りの色々と、屋久島の自然にありがとう。

そして、作業机ではいよいよ彼のリング作りが始まっていますので、心静かに造形作業を進めていきたいと思っています。

明日の完成編も合わせてよろしくお願いします!

18k champagne gold, 1.8mm square

シャンパンゴールドは20号のしっかりサイズ。彼が日々手作業を営んでいる、瀬戸内のオリーブ畑に思いを馳せる。

表面も実はほんの少しだけ、少しだけ柔らかなカーブをつけている隠し味。光の巡りを感じる指輪になると嬉しい。

庭先ではツワブキの花も咲き始めて

ポツリポツリと山茶花の蕾を数えながら、新しく始まろうとしている季節を眺めている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

結婚指輪、オーダーメイドの素敵なところ。イエローゴールド、スクエアリングの作り方。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。上が彼女のイエローゴールドで、下が彼のシャンパンゴールド。同じ18kゴールドでも微妙な配合で色合いが変わるのが面白い。

似合う色やお気に色の質感のさまざまをアレンジしてお作りできるのがオーダーメイドの素敵なところだと思う。

 

屋久島から小豆島へ。島暮らし仲間のお二人に届ける結婚指輪を作り始める。

素材もそうだけど、リングの厚みや幅は0.1mm区切りで、繊細さを感じられるよう特にこだわってきた。そうやって作ってきたイメージが実体を持つ瞬間を、いま作業机の前で迎えている。

きっとお二人は液晶越しに観てくれているのかなと、海の向こうに思いを巡らせながら。

今日の結婚指輪作りも一緒に進んでゆきましょう。

1.6mm square in 18k yellow gold

くるりとリング状に巻いたイエローゴールドは両端を接続して鉄鋼ヤスリ、そして荒い紙やすりで造形を加えて柔らかになってきた。

スクエアシェイプ ではあるけれど、手の中で有機的なラインを作り出していくような、優しい作業だった。

内側はラウンドさせて、つけ心地よく。そして目標のサイズへと向かってゆく。

かなり薄く仕上げつつも、中心にしっかりと厚みを残して作ってある丈夫さ感は、長くつけるうちにグッと響いてくると嬉しい。

夕暮れ時、作業をひと休みして、庭先へ。素敵な週末になりますように。

リングを夕日に照らして、造形のひと段落したアウトラインを眺めている。

見上げると満開のサキシマフヨウ が!

もうそろそろ折り返し地点を過ぎた頃だろうか。深まる秋とともに、お二人の結婚指輪作りは続きます。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島から小豆島へ。島暮らし仲間のお二人に届ける結婚指輪を作り始める。

屋久島サウスのアトリエです。南の海に浮かぶ島から、瀬戸内海は小豆島へ。同じ島暮らし仲間のお二人に届ける結婚指輪を作り始める。

制作が始まる前は、結婚指輪の素材とともに森を歩きました。カラフルだった思い出。

シャンパンゴールド、イエローゴールド、屋久島の森と。さあ、お二人の結婚指輪作りを始めよう!

 

そして今朝は庭先でてんとう虫と目が合ってしまって、しばらく時間を一緒に過ごすことに。なかなかカラフルな1日の始まりだった。

草から草へ、何かを食べているようだったけど、しゃがみこんでファインダーをのぞいていると朝の光が眩しかったなあ。

夏真っ盛りに始まったお二人との指輪作りも、気がつけばもうすぐそこまで11月迫っている。それでもまだ暑いくらいの日差しの中で、今日も作業机に向かっています。

*

すっきりと細身、スクエアシェイプ 。

ジュエリー作りでは日々を積み重ねるようにデザインが出来上がっていくので、知らず識らずのうちに“好きなスタイル”が出来上がっていることがあるのだけど、その細部の作りや味わいを眺めてくれている方がいることは作り手にとって何よりも幸せで心強い。ジュエリーを作ることは、キュッと握りしめていた手をフワリと開くような作業に似ていると思う。ずっと観てくれていてありがとう!

リングをくるりと巻いて、20号と4.5号、大きさの違いがあればあるほどに、なぜか嬉しい 笑

友人が玄関先まで届けてくれた、とれたてのレモンとシークワーサー!

そういえば、小豆島ってレモンが名産だっとよなと気が付いて(屋久島の友人が小豆島のレモン農家さんでバイトしていました)、ナイスタイミングになんだか嬉しくなった昼下がり。お昼ご飯はいただいたレモンを使ってパスタを作りました。

たっぷりのレモンに厚切りベーコンとシイタケ、パルメザンチーズ、塩胡椒のシンプルな一皿だったけど、これがもう!

瀬戸内の爽やかな風を纏ったような気持ちになって、ちょっと地中海気分も広がりつつ、さあジュエリー作りの再開です。

 

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シャンパンゴールド、イエローゴールド、屋久島の森と。さあ、お二人の結婚指輪作りを始めよう!

昨日の森にはシャンパンゴールドとイエローゴールドを持って行きました。いよいよお二人の結婚指輪作りが始まる。包まれていた水の音と。カラフルな余韻とともに。

森の中で感じる無数の緑も、秋めいたオレンジ色や黄色も、大地の色に触れ合う喜び。そしてきらびやかなゴールドも。

結婚指輪はシンプルであればあるほどに、自然から生まれた素材のエッセンスを感じられるだろう。この世界から生まれた色彩そのものを纏うような、そんな指輪を作りたいと思っている。

瀬戸内海の小さな島で暮らすお二人とはメールを送ったり、海を越えてサンプルリングをお届けしたりしてデザイン作りを進めてきた。

島ではオリーブを作っているお二人もまた、海や大地の色を感じながら日々を過ごしているのだろうなあと思いながら、いよいよ踏み出した第一歩を。

 

彼のシャンパンゴールド。彼女のイエローゴールド。シルバーで作ったサンプルリングと。

お二人と一緒に作ったデザインは数字となって制作の道しるべとなってくれる。

一度アクションを起こしたら戻れないこともあるかもしれないし、もしかすると新しい発見に出会うかもしれない。ずっと夢見ていた旅路を歩むように、指輪作りをじっくりと味わいながら進めてゆきたい。

 

秋の結婚指輪作りには色とりどりの花も旬の味覚も一緒に寄り添ってくれるだろう!

ゴールドがその色彩と調和するような時間を楽しめるはずだ。

 

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水に緑に、眠たくなるほどに圧倒される場所。光溢れる白谷雲水峡を歩いて。

光溢れる白谷雲水峡を歩いてきた。水に緑に、眠たくなるほどに圧倒される場所だと思う。

明日から新しい制作が始まるところだったので、頭も体も、まっさらな状態にリセットされて、爽やかなスタートを切って走り抜けてゆこうと思っている。

ただただ美しかった森にありがとう。

印象的だった水辺のきらめき

立ち止まっては苔の世界に魅了される。

冷たくなってきた水に秋の気配を感じながら。

降り注ぐような無数の緑色が眩しかった。

苔むす道、木漏れ日のスポットライト、神聖な時間