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一滴の雫、屋久島の日々をキュッと凝縮するようなジュエリー作りの日々。#屋久島でつくる結婚指輪

緋寒桜も散り始めてそろそろ冬も終わりだね、のサインなのか!

時折激しく降る雨に春の気配を感じながら、雫をかたどったペンダントを作っている。植物たちの勢いに負けないように、キュッと気を引き締めていくタイミングでもある。

島に来てからは、自然とともにある暮らしの中でグッと体力がついたような気がする。草払いも大仕事だし、時々大きな魚もさばくし、台風にも備えたり。美しさとハードな環境はいつも同居している。

さすが島暮らしのエキスパートというか、ここで生まれ育った友人は、そんな屋久島の素敵なところをしっかりと心に抱いているところがすごい。屋久島のエッセンスをキュッと凝縮するようなジュエリー作りの日々。

ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

オレたちがこの島で分かち合っている優しさと凛とした集中を形に変えるように、今日も作業机に向かっている。

プラチナと手作業から生まれる一つだけの造形。一滴の雫。

オーダーメイドの面白さは作業のずっと前から始まっているのだと思う。大きすぎずに、シックな印象に、そして水と波のイメージで。彼と一緒に作ったテーマを思い浮かべながら、糸鋸でガリガリと。

出来上がりのイメージが見えてきた。友人が奥様に届けるご結婚10周年のプレゼントに、なぜかドキドキしているぞ。ほんの少しの間だけど、こうして素敵な時間にご一緒できるのは何よりも嬉しい。ハッピージュエリーをありがとう。

小さなペンダントは、ずっと付けっ放しにするスタイルも素敵だと思う。ここでは体の一部のようなソフトな質感が大切になってくる。手の中で小さな造形を育むように作業を進めていきたい。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

彼とはここのところ朝一番の海で会っている。いつも海の中ではたくさん話すわけじゃないけれど、一緒に波に乗りつづけていると深いところでぐっと繋がっているようなフィーリングがある。

「ちょうどいま、ネックレスを作っているよ」と言ったか言わなかったか。海のリズムをそのままアトリエに持ち帰って作業の手を進める日々。

虹と雨とムーンストーンと。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

デザイン作りではアトリエで彼と一緒にコーヒーを飲みながら素材を眺めたり、何気ない話をしたりした。大好きなオーダーメイドのスタイルは10年前に一緒にやった結婚指輪作りの時に始まったような気もする。大切なジュエリー作りの声をかけてくれてありがとう!

さて、今日のアトリエの様子を少し。

プラチナの板をくるりと巻いて、コンコンコン。手作業の音が好きだ。

プラチナは熱に強いし、変色もしない。ずっと付けっ放しにする小さなペンダントにはぴったりの素材だと思う。温泉にも入ることも多い島暮らしにも嬉しい。

火を当てて柔らかに、金槌で叩いたり、芯金に当ててグッと曲げたりしてプラチナの造形は進んでゆく。小さいけれどこの雫が一つの個性を持つように、寸法よりも感覚的なものを大切にしていたい。ちょっとした歪みも含めて愛おしく感じながら、いまここだけにあるカタチを探し求めている。

新しい一週間の始まりです。今週はまた寒さが戻ってくるようなので、皆さまもどうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。ときどき小走りしたくなるほど忙しいこともありますが、甘いおやつでも食べて、まあゆっくりいきましょう。

 

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虹と雨とムーンストーンと。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

雨が降って虹が出て、朝に目を覚ますと新しい花に出会うこの頃。島の友人に声をかけてもらったジュエリーを作るのは今しかない。雨の雫、ムーンストーン、大好きな海のイメージと。

お二人に結婚指輪を作ってからもうそんなにも経ったのか!ムーンストーンの色彩を眺めながら、これまでのいろいろを思い出している。いつもずっとありがとう。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

角度を変える度にブルーが現れたり消えたり、ムーンストーンの表情は動画だとよくわかると思います。

虹も草花も海も、全てが水で繋がっている屋久島、そう、確かに。

散歩道ににスミレを眺めては

咲き始めたレンゲを発見して走り寄る。

島で生まれ育った彼もきっと馴染み深い風景に違いない。日々の何気ない情景を眺めながら、屋久島がキュッと詰まったようなジュエリーを思い描いている。

 

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たった一度きり。オーダーメイドの婚約指輪作りから生まれる世界に一つ感。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

屋久島サウスのアトリエです。ミモザの花をモチーフに、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作っているこの頃。彼と一緒にデザインから育ててきた指輪も、いよいよ造形がまとまってきたところで。

ゴールドの小さな装飾を思い思いに並べては繋いで、遊ぶような感覚で作業机に向かってきた。

ミモザの花をかたどって。オーダーメイド婚約指輪作り、屋久島の日々。#屋久島でつくる結婚指輪

彼女が好きなミモザの花をモチーフに、と彼にリクエストいただいた指輪は、黄色いドットが散りばめられているような抽象的なスタイルと仕上がるイメージを抱いている。

ダイヤモンドを使った宝飾品でありながらも、クラフト感だったり確かな手触り感を持たせて仕上げることがポイントだと思う。

婚約指輪は結婚指輪と重ね合わせてつける時もあるし、結婚式が終わるまでは一つだけでつける場合もあるかもしれない。すっきりとした造形を保ちつつも、キュッと印象的なジュエリーに仕上げたい。

それにしても、島でミモザの花を見れる場所ってあるのだろうか。台風などがあってなかなか島で育てるのは難しイメージがあるけれど、この素敵さに今回の制作で目覚めてしまった。どうしよう。案外アトリエの裏庭あたりに植えてみると上手く育ってくれるような気もしている(希望)。

リングがブクブクと洗い流されているシーン。

ここで造形がひと段落。お二人とのオーダーメイド作業はたった一度きりで儚さも感じるけれど、世界に一つだけ感に出会えるのは幸せなこと。

そうこうするうちに、もう週末がやってきたのですね。今週はむっちゃ早かった!皆さまもどうぞ素敵なジュエリーライフを。

屋久島でつくる結婚指輪

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