大雨の中でも食べに行く。今日はノマドカフェさんでランチ、からのアトリエの改修作業。壁の漆喰も天井もなんとか頑張った。リフレッシュもできたし、そろそろ新しいジュエリー作りの準備を。
大雨の中でも食べに行く。今日はノマドカフェさんでランチ、からのアトリエの改修作業。壁の漆喰も天井もなんとか頑張った。リフレッシュもできたし、そろそろ新しいジュエリー作りの準備を。
海の向こうに暮らすお二人からお便りが届いた。そして、お二人の結婚指輪は久しぶりの里帰り。6月に控えた結婚式を前に指輪のお磨き直しをする日。
あれからもう2年も経つのか。しずくギャラリーでお会いしたお二人。お二人とは指輪の打ち合わせをして川沿いで記念写真を撮ったり、バス停まで一緒に車で走ったり、サイズを測り忘れてて帰りのフェリー乗り場でもう一度待ち合わせたりした。一緒に過ごした何気ないいつもの屋久島時間は今とてもとても貴重に感じられる。
「山歩きの影響で少し傷があって。。」彼女が書いてくれたメッセージ。
大丈夫です。小さな傷は紙やすりを使ってクリーンナップしてゆく。リングの表面と側面。少しずつ消えてゆく小さな傷たちに確かな時間を感じながら。
リングの円形を確認して、ほんの少しだけ、木槌でコンコンコン。これもOKだ。最後に内側に光沢を持たせてつるりと仕上げよう。
彼女には小さく、彼には大きく、シダ模様を彫刻したスクエアシェイプ の結婚指輪。新品のようにお磨き直ししたけれど、以前よりもお二人っぽさが増しているような。お二人の暮らしとともに長い時間軸でお使いいただけるのが結婚指輪の素敵なところだと思う。
でもまだ始まったばかり、これから年月を経てもっと指輪に傷がついたりもするだろう。それもまたお二人の時間のようで趣深い。そしてまたお磨き直しやりますので、いつの日か屋久島にも遊びに来てくださいね。
おめでとう。屋久島よりお二人に祝福を。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
屋久島サウスのアトリエです。屋久島から長野へ、お二人の大切な物語を綴るように作り進めている結婚指輪の造形作業がひと段落。何度も作ってきたけれど、ここにたどり着くまでは長い長い道のりだったなあ。シンプルなプラチナリングのアウトラインを眺めて。
シンプルなラウンドシェイプ 、プラチナの結婚指輪は長い歴史の中で、たくさんの人々に愛されていて、今も変わらずそうだと思う。普遍的とは言っても全てが同じではなくて、シンプルだからこそに、作り手のスタイルや世界観が一層反映されるオリジナル感がある。そのシンプルさにお二人の想いや物語も加わっていつも新しいデザインが生まれるオーダーメイドの結婚指輪作りは楽しい。
装飾の土台となるプラチナリングはシンプルで美しく、普遍的なデザインとなっていますので、指輪作りを始めようと思う皆さまはここからイメージを広げやすいと思います。
ずっと長くつけていたいつけ心地。リングの表面には大きく、そして内側にも小さな丸みをつけている。結婚指輪作りでは、見えないけれど自分自身に響く部分を大切にしていたい。
彼のリングは2.5mm。彼女のリングは2.1mm。リング幅で印象が大きく変わるので、お二人とは動画を送りあったりサンプルリングをお作りしたりして、コミュニケーションを重ねてきた。
側面にはほんの少し平面を残していて、つけたときにすっきりとした印象が素敵なので是非試していただきたい。柔らかさと明瞭さと。有機的でもあり、スタイルを感じること。なんだかチョコレートケーキのフランボワーズみたいな感じでもありますね。ついつい夢中になってしまう感覚があると思います。
このままでも手にしたい。でも、お二人のリングには表面に装飾を加えて素敵に出来上がる予定でワクワク。楽しい指輪作りはまだまだ続きます。
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制作編
今日から彼女のリングの造形を始める。去年の12月から続いてきたお二人の婚約指輪と結婚指輪作りももう後半なのだなあとグッとくる。デザインの打ち合わせで交換したメールをチェックしていたら、デザイン画だったり、動画だったり、簡単なメッセージとか、30通以上もあった。
お二人が大切にしている水と植物にまつわるリングを雨に包まれた屋久島のアトリエで作っている。雨が降ると作業机に向かって、雨が止んだら散歩に出かけるリズム。
海や山々を眺めながらジュエリーを作りたくてこの島に暮らすようになったのだけど、同じように自然のリズムを感じて暮らしている方々と、それも海を越えて、ジュエリーで繋がることができることは何よりも幸せなこと。仲間と大切なフィーリングを分かち合いながら進める指輪作りは楽しい。
さて、彼女のリングはお揃いデザインに仕上げたくて、その隣に彼のリングを置いて眺めながら作っている。
2.1mm ,ラウンドシェイプ , シンプルなプラチナリング
均一なかたちとするために、ここは休まず一気に手を進める。
気がついたらもう暗くなっていた。窓の向こうに雨の様子を眺めている。
柔らかなカーブに包まれたプラチナリングと紫陽花と。
よく考えるとまだ5月なんだ。梅雨の終わりはもしかしていつもと同じなのかな?って今日も海で話してたけど、屋久島らしい色彩がまだ当分続くならそれは一興なのかもしれない。長野はどんな梅雨景色なのだろう。海の向こうのお二人のことを思いながら。
軽やかに、すっきりと。このリングのようにシンプルでありたいものです。彫刻模様を施すと装飾が際立つと思うし、歳を重ねるうちに味わい増すリングになるだろう。指先に収まるほどの小さなプラチナリングが長い時間軸をまとい始めている。
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雨音に包まれながら一日作業を続けて、少しずつ息吹を帯びてきたプラチナリングの柔らかさと確かさ。
角ばったリングを鉄鋼ヤスリで少しずつ丸く造形。プラチナのきらめきが綺麗。
百合の余韻を楽しみながら
夏の兆しを感じている。
一滴の雫から始まって、波紋が広がってゆくイメージ。
柔らかな曲線が現れたプラチナリング。次の工程を始める前に庭先で眺めて。
毎日お揃いのものを纏うのって結婚指輪くらいなのかも。左手の薬指は一番弱いところでもあると聞いている。補うように。繋がるように。
見えないけれど感じる部分を美しく造形していたい。
優しさと洗練の出会う場所を目指して歩み続けている。
おまけ
さっと湯がいたスナップエンドウは、炒めておいた玉ねぎとベーコンと一緒にさっと炒めて塩胡椒。シンプルに、そして大盛りでいただきました。家にいることが多くなる雨の季節はお料理にもってこいですね。みなさまも美味しい日々を。素敵なジュエリーライフを。
制作編
結婚指輪はつけ心地優しく。シンプルなラウンドシェイプ のプラチナリングをつくる。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド
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