四月を過ぎると、そろそろミカンの花が咲く頃で、
白くて小さな花の甘い香りに包まれるのをい毎年楽しみにしているんです。
つい先日、ミカンの花をモチーフにして指輪を作ってください!とタイミングよくご相談を頂いたこともあって、
今日はお気に入りの場所まで足を伸ばしてきました。
おしい!
少し早かったようでした。
でも、このツボミ。今年はいつもよりもたくさんついてるような気がするぞ。。ツボミも素敵です。
せっかくなので、開花を待ってご依頼いただいたジュエリーのデザインを起こしてみよう!
そんな思いつきを得て、気分が高揚いたしました。
屋久島の、この光や香りまで感じるようなジュエリーを作りたい。
丸としずく型にかたどった夜光貝
好きなカタチです。
昨日から新しい制作が始まっていて、
夜光貝の細工を進めております。
切り抜く、削る、削る、磨く。貝の粉で真っ白になりながらヤスリ片手に長い時間机に向かい、
貝の表面に綺麗な輝きが現れた。
最後の最後までどんな輝きが現れるかわからないので、この瞬間はいつまでたっても嬉しくなってしまう。
輝きや色彩って、どうしてこんなにも心に響いてくるんだろう。
今回は少しの間作っていなかった定番のデザインで、
ピアスを2ペア作りますよ。
作り始めてもう何年も経ちますが、いつまでたっても新しく感じるのは、
やっぱりこの夜光貝が自然のかけらそのものだからだろう。
それぞれがそれぞれに美しい。
夜光貝のジュエリーに、僕もずっと夢中です。