ここ最近は夕方になると決まってスコールが降る。
ザーッと10分ほど降り続いて、ピタリと止んで青空が広がる天気。
そんな時、チャンスだとばかり庭に出てしずくを眺める日が続いてる。
屋久島では馴染み深いこの雨上がりの風景ではありますが、
キラキラした世界に今でもずっと夢中で、
これまでも雨の情景をモチーフにしていくつものジュエリーを作ってきました。
ダイヤモンドの輝きは雨や木漏れ日のキラキラにとっても似ているんです!
実はここのところ、雨の日に少しずつ進めているジュエリー作りがあって、
今日みたいな日はこれから始める最後の仕上げ作業にぴったりだと思った。
アトリエではたくさん作った丸い形のプラチナを
大きな丸、小さな丸、と交互に並べて繋ぎ合わせてゆきました。
酸素トーチを使った作業の温度は1400度。
一瞬よそ見をすると金属が溶けてしまう。なかなか気の抜けない作業であります。
こちらが最初のひとしずく。いや、一つ目のパーツ。
光の粒のような、しずくのような、
プラチナの水玉模様の指輪作りです。
明日もまた雨が降れば、しずくをチェックに行こう。
雨音を聞きながらジュエリー作りを進めよう。