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yellow gold and champagne gold “wave ring” with one-of-a-kind botanical pattern

material: 18k yellow gold, 18k champagne gold
size: left:2.0mm wide , right: 2.3mm wide

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

屋久島の緑に囲まれて。お二人の好き!が詰まった[シャンパンゴールド×イエローゴールド ]植物がらの結婚指輪。

世代を超えて受け継ぐダイヤモンド、リメイク編。シンプルさ、美しさ、大好き。沖縄ー屋久島、月桃イメージ結婚指輪作り。

こちらは早朝のアトリエ

日中暑すぎるこの頃はまだ暗いうちから作業をすることが多くなってきた。

 

シルバーで作ったリング、シルバーで作った石枠

二つの部品に火を当てて、一つとする作業をしています。

 

このリングにセットするのは

屋久島の友人が持ってきてくれたジュエリーからお預かりした、

大きくて、それは美しのダイヤモンドなのです。

 

ご家族がお使いだったリングを、今、日々の暮らしの中で使うことができるようにと、

デザインやサイズ、素材、

全てを新しくして

リメイクのジュエリー作りを進めています。

 

その中で一つだけ変わらないものがダイヤモンドで、

こうして大切なものが世代を超えて受け継がれていくことを思うと、

その長い時間感覚に果てしない気持ちに包まれた。

 

必要な事柄を選択して、限りなくシンプルに、

機能的なフォルムを追求していくと、

そこにポツリと現れる美しさが大好きです。

 

細くてプレーンなリングと、シンプルな石枠、

そしてダイヤモンド。

ただそれだけ、だけど、そこには全てがありました。

 

必要から生まれる美しさ、と言いましょうか。

彼女とは以前、ピアス作りをご一緒したことがあったので、

きっと彼女もこのスタイルを気に入ってくれるだろうと思った。

 

制作編

シルバー×ダイヤモンド、シンプルが好き。ご家族のジュエリーをお預かりしてつくるリメイクの指輪。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

いよいよもう少しで完成となったところで、夜も明けてきた。

早く手渡したいなとワクワクしながら、

今日は土曜日のしずくギャラリーへ。

 

ギャラリーに着くと、庭にユリの花が咲いていました。

こちら屋久島ではこの夏はユリが満開だったなあ。。

 

まだまだ暑さは続きそうかなと思いきや、

近くには月桃の実が大きくなっているのを見つけましたよ。

次の季節もすぐそこまでやってきているようであります。

月桃の実を見つけて、ちょうど今朝海の向こうに送ったサンプルリングのことをおもいだした。

春の沖縄から来てくれたお二人がシンボルと伝えてくれて、結婚指輪作りの中心としているのイメージが月桃の花だった。

 

ほんの小さなきっかけや、季節の変化に注意深くいよう。

必然的な何かを感じながらジュエリーを作っていこう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

海を渡る準備をしていると、蝶々も集まってきた一コマ。

夏のジュエリー作りは続きます。

 

しずくギャラリー編

沖縄から屋久島へ ありがとう!お二人がしずくギャラリーに結婚指輪を作りにきてくれました!

シルバー×ダイヤモンド、シンプルが好き。ご家族のジュエリーをお預かりしてつくるリメイクの指輪。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

台風10号が過ぎ去った朝、

ほんわり晴れ渡ったいつものビーチ。

最後のうねりを仲間たちと一緒に、何度も何度も乗りつづけました。

いざ、アトリエでは新しい制作を。

ご家族がお使いだった指輪をお預かりしてリメイクのジュエリーを作ってます。

シルバーとダイヤモンドのシンプルな組み合わせがお気に入りです。

 

 

 

始まり編

海とプラチナリング 。土曜日の屋久島しずくギャラリー。やっぱり!ダイヤモンドの輝きは永遠でした

出会うって素敵。彼と彼女、サイズ違いの結婚指輪作り。屋久島、まだまだ続いて欲しい夏!

台風10号が過ぎ去った翌朝、

庭に出てみると新しい花が咲いていた。

 

こちら屋久島のアトリエはさほど雨風も強くなく、無事に過ごすことができました。

これから台風が向かうエリアでも、どうか皆さま無事でありますように。

 

今回の台風では停電がなくて助かった。

おかげで作業の方はグイグイと進み、シャンパンゴールドのリングの造形もひと段落。

すっきり細身で、抑揚のあるアウトラインが出来上がりましたよ!

メンズと重ねると、こんなにもサイズが違って驚いた。

なんだか、出会いって素敵です。

 

台風も過ぎ去ったし、ちょうどキリが良いところで、

こちらの制作を少しインターバルを置いて

月末あたりに仕上げ作業を再開することにいたしますね。

 

お盆を利用して長いお休みの皆さま、

お盆関係なしにお仕事の皆さま、

この夏をいかがお過ごしですか?

わたしの方は、明日は台風の名残波を求めて、朝一番でいつものビーチに行こうと思ってます!

まだまだ続いて欲しい夏!

シンプルに、いつも自然を感じること。作家がつくるシルバー×シャンパンゴールド 結婚指輪。

夜遅くに台風が最接近する屋久島。

朝からしとしと雨降りだったので、今日は一日アトリエで作業をしようと決めた。

鉄鋼ヤスリ片手にリングの形を整えているところ。

彼のリングはシルバーで作っています。

 

シンプルなリングに自然を感じるスタイルを。

そして、わたしのつくる作家性を高めたデザインで。

というのが3人がしずくギャラリーで出会って、

緒に抱いた結婚指輪のイメージでした。

まずはそのベースとなる均一なスクエアシェイプ に。

ボリューム具合、アウトライン。

イメージ通りのスタイルが出来上がった。

 

ホッと一息ついたら急にお腹がすいてきたので、急ぎ足でキッチンに向かった。

遅めの朝ごはん、早めの昼ごはんを食べることにしよう!

ほうれん草とバナナのスムージー

粉ふきいも

コーヒー

今日はシンプルなメニューといたしました。

 

そして、また作業机に戻る。

雨が降るとやたらと作業に入り込むことができるのはなぜだろう。

彼女の素材は18kシャンパンゴールド

女性の美しさにフィットするように、

指輪も繊細に、抑揚のあるラインを目指しています。

金槌でコンコンコン。

叩いて、削って、叩いて、曲げて、

手を加えるたびに少しずつ柔らかなフィーリングを帯びてゆく。

手の中でそれを感じることができるのは作家ならではの喜びだと思う。

 

気がつけば、窓の向こうはすっかり暗くなっていた。

少しだけど風も強くなってきたような気がするので、今日はここまでにしよう。

明日もまた、ジュエリーです。

 

 

制作編

天気雨の屋久島サウスにて。春、東京から屋久島に来てくれたお二人に届ける結婚指輪作り、 最初の第一歩。

 

屋久島でつくる結婚指輪

天気雨の屋久島サウスにて。春、東京から屋久島に来てくれたお二人に届ける結婚指輪作り、 最初の第一歩。

天気雨の日は嬉しくて、ついつい庭先に出て遊んでしまう。

しずくのキラキラに出会えたり、時には虹にも出会えたりするんです。

 

今日からちょうど新しく指輪作りが始まるところだったので、

その素材となるシルバーとk18イエローゴールドを持ち出してみると、

シルバーとゴールドの細い線材にもしずくが宿った。

そうこうするうちに、チョウチョもやってきた。

 

ひんやり冷たくて、でも太陽いっぱいで眩しくて、

なんだか清々しい時間だった。

5月にしずくギャラリーに来てくれたお二人の結婚指輪作りの始まりに、ぴったりの時間だなと思った。

大きな登山リュックを持って、とっても爽やかだったお二人!

東京から初夏の屋久島へ。しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした。

春、東京から屋久島に来てくれたお二人に届ける結婚指輪作り。

最初の第一歩。

彼のリングとなる素材はシルバーであります。

 

まずは、

しっかりとボリュームのある金属に火を当てて、焼き鈍していった。

こうするとリングへの造形加工がしやすくなる。

 

素材選びも、デザイン作りも、

ギャラリーで、そしてサンプルリングの制作を通して、

お二人とじっくりと高めてきたイメージがいよいよ形なるときがやってきて、

まだ始まったばかりなのに、もう山頂近しのワクワクした気分だった。

 

こちら、歯車がたくさんついた鉄の道具は金属の厚みを変えたり、長く伸ばしたりするローラーでありまして。

パスタを伸ばすマシーンのように、金属素材を左端から入れて、ぐるぐるとハンドルを回しながらローラーを通してゆくんです。

 

ローラーを通して、ハンドルで微妙な数値を調整して、

シルバーを彼のリングのボリュームに合わせていき、

2.6mm×1.8mm×75mm寸法のシルバー線が出来上がった。

(ここから加工を加えて最終的にはリング幅2.5mmと厚み1.7mmのボリューム感になるんです)

 

なるほど、案外、ジュエリー作りって数字扱うのですね。

という印象あるかも。

そうなんです、

指輪は特に、ずっと身につけるものだから、

どちらかというと人間工学的な要素があって、

そのファッション性とともに、フィット感や付け心地がとても重要になってくるのです。

 

2.6mm×1.8mm×75mm

並べてしまうと、単なる数字ではあるけれど、

ここにはお二人と一緒に作った結婚指輪のイメージがぎゅーっといっぱい詰まってる。

 

数字いっぱいの作業でお腹が空いてきました。

暑い暑いお昼は

さっぱりしたものを、いっぱい食べたくなる気分です。

豆腐を半丁、そしてトマト、水にさらした紫玉ねぎをたっぷり!

味付けに醤油、米ぬかオイル、胡椒少々。

シンプルな組み合わせだけど、これがかなりのマリアージュ具合で、

最近はずっとこの冷奴にハマってます。

あまりの美味しさに、毎回豆腐の量が増えていっているような。。笑

 

さて、アトリエに戻り、

リングの造形作業をさらに進めることに。

 

2.6mm×1.8mm×75mmとお目当のサイズになったシルバーを鉄の芯がねに当てて、くるりと巻いて、

火を当ててその両端を溶接して、

いよいよリング状となりました。

目指すサイズは22号。

大き目サイズのリングを前にして、

またお二人とお会いした時のあれこれを思い出していた。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

長崎から屋久島へ、夏休みの結婚指輪相談会。ゴールド×ダイヤモンド、オーダーメイド婚約指輪作りの物語。山登りが好きだから!

夏休みの結婚指輪相談会

ずっと会いたかったお二人がしずくギャラリーに来てくれた。

山までスーッと青空が澄み切った夏の夕暮れ時だった。

 

ちょうど屋久島は台風シーズン真っ只中で、

聞くと、9号と10号の合間を縫って

夕方屋久島入りの→しずくギャラリーへ

そして一泊して翌朝の高速船で鹿児島に渡るという、

タイトなスケジュールでの屋久島入りだったという。

結婚指輪作りのために今回の旅をプランしてくれてホントにありがとう。

 

長崎からの絶品カステラをいただき、

相談会では指輪のデザインや素材のこと、

あと、もう一つ。

婚約指輪とのマッチングのことなどをじっくりとお話しいたしました。

 

実はお二人とはほんの少し前に婚約指輪をお作りして、

その際に長崎と屋久島で、海を越えてメールでずっとお話をしていたんです。

なので、今回こうしてお会いできたのがたまらなく嬉しく、

彼が思ってたよりもずっと若かったりしたのにも驚いたり笑

初めて会ったけど、お二人とはもうすでにいくつかの事柄を分かち合った仲だったからかな、、

とても自然に指輪選びの時間が過ぎていきました。

 

そして、彼女がその婚約指輪をつけてきてくれたのも嬉しかった!

ひかりのしずくリング 18k yellow gold, diamond

 

ゴールドとダイヤモンドのシンプルな組み合わせで作りました

小さくて、でもキュッと力強いひかりが集まって一つになったようなエンゲージリング。

 

プロポーズを控えて、

彼とはダイヤの大きさや刻印のとこなど、綿密に打ち合わせをしたのも、

すごくドキドキだったなあ。。

「サイズは9号で!」とサイズ選びで彼が迷わなかったのが印象的だったのだけど、さすがです。

彼女の指にぴったりのリングが輝いてました。

 

「いつもはジュエリーをお送りしてしまうので、

なかなかつけたとこを見れないことがほとんどなんです。

せっかくなので、つけているところを写真に収めましょう!」

ということで

 

急遽お庭で撮影会が始まりました。

素敵だったひと時。

ありがとう。

ただただそう思えた瞬間でした。

 

そしてまた新しいステージへ。

始まった結婚指輪作りに心踊らずにはいられなかった。

 

相談会の途中、お二人が出会ったきっかけを聞いてみた。

「もともと山登りが大好きで、仲間の紹介で集まりに参加した時に、そこで知り合ったのが始まりだったんです。」

裕子さんのポストカードのいろいろを眺めながらそう答えてくれた。

 

小さな指輪の中に、お二人の大切な時間がキュッと詰まったような、

そんな指輪になればいいと思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
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夏のプレゼントにと選んでいただきました! 屋久島からお届けする、しずくのネックレスとピアス。

プレゼントに届けたいジュエリーなので、

記念日まではずっと秘密にしているジュエリー作りがあります。

 

数ヶ月も前からずっとその日のために打ち合わせを重ねて出来上がったジュエリーをお届けするときは、いつもとはまた違った、幸せなドキドキ感に包まれます。

今日はそんなお話。

 

夏のプレゼントにと選んでいただいた しずくのネックレスとピアスです。

夏のしずくピアス 18k yellow gold, diamond, shell

 

屋久島の夜光貝とゴールド、ダイヤモンド。

わたしも大好きな組み合わせで作りました。

ユラユラ揺れる、しずく型のピアスです。

 

夜光貝は角度によってその色彩や輝きが変化するので、

揺れるスタイルのジュエリーはぴったりだと思う。

 

しずくの部分は1cmほどあって、繊細な柄にもしっかりとした存在感♪

夏の木漏れ日の中、ハイビスカスとピアスが艶やかに、そして愛に溢れて見えました。

 

実は当初、

もう一つのしずくジュエリーのオーダーをいただいていたのですが、

ピアスは彼からのサプライズにと、

セットで選んでいただいたんです。

それはわたしにもサプライズだった!

 

ありがとうや大好きです、の気持ちを相手に伝えたり、

時には自分にも、

大切な想いと一緒に届けたいジュエリーがあると思う。

オーダーメイドの声をかけていただいて、

お二人のハッピーな気持ちにわたしも包まれながら作業机に向かっていました。

 

しずくのしずくネックレス platinum, opal

 

涼しげで、儚くて、

プラチナとオパールの組み合わせって、なんでこんなに惹きつけられるのだろう。

 

小指の先に収まる、約8mmほどの小さなしずくだけど、

夏の光が透過して幻のようにふわりとしたオパールに目が離せなくなってしまった。

 

こちらのしずくネックレス、

いつもはダイヤモンドをセットして作るのですが、

今回は彼女のお気に入りのオパールを選んで、

オーダーメイドでお作りしたのですよ。

彼とは画像を交えて石を一緒に選んだり、

そんなやりとりも特別な時間でした。

 

プラチナで、小さくて、

ずっとつけていたいしずくのネックレス。

オパールは夏の海や空の色にも似ていますね。

 

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

 

 

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

海とプラチナリング 。土曜日の屋久島しずくギャラリー。やっぱり!ダイヤモンドの輝きは永遠でした

platinum900 square with hammered texture

 

土曜日。

朝早くに作業机に向かい、2本のプラチナリング の造形作業を完了。

すっきりとシンプルなスクエアシェイプ のプラチナリング。

でも、表面を金槌でコンコンと叩いて施した槌目模様が、作業台の上でとても印象的に見えた。

オリジナル感いっぱいあふれていた。

 

お二人だけの結婚指輪を作りましょう。

というのがデザイン作りの間3人で抱いたテーマでありまして、

ここからさらにオリジナルの装飾を指輪に加えてゆくことになりますが、

作業は一旦ここでひと段落して、この先はもう少し先のお話に。

次は出来上がりをここでご覧いただきますね。

ワクワク。

 

 

作業を終えて向かった海。

先週から始まった台風8号、

そして今週は台風9号のうねりがいつものビーチに届いていて、

ここのところ毎朝ここにきています。

仲間と一緒に何本か波に乗って、からの土曜日のしずくギャラリーに向かいました。

Shizuku gallery in summer

window display today

 

しずくギャラリーでは結婚指輪のサンプルや素材のサンプルをいつでもご覧いた抱けるように、

窓際のディスプレイにずらりとリングを並べております。

 

もちろんご予約いただいて指輪の相談会もたくさんお越しいただいておりますし、

土曜日ならふらりと指輪を見にきていただくのも大歓迎。

ゴールドやプラチナ、キラキラ模様にダイヤモンド、たくさんの素材やデザインを前にすると、

すっと手が伸びるはず。

“引き合う指輪”

巡り逢いのような、そんなジュエリーがあると思う。

 

さてさて、

アトリエではもう一つのジュエリー作りが進んでいます。

こちら、ご家族がお使いのプラチナリング 

大切な指輪をお預かりして、リメイクのジュエリーを作ってゆきます。

毎日ずっとつけていられるように。

島の友人に声をかけていただきました。

 

何十年もずっとお使いだったダイヤモンドをリングから取り外して、

ざっと磨き上げてみると、

その輝きの美しかったこと。

もう聞きなれた言葉かもしれないけれど、

ダイヤモンドの輝きは永遠でした。

 

この輝きを受け継ぐように、新しい指輪を作ってゆきますね。

光そのものを纏うようなジュエリーを作りたい。

 

屋久島から海の向こうに暮らすお二人にお届けする結婚指輪作り。夏のプラチナリング、メンズ編

毎日海に通った今週の思い出。

いつものビーチでは大きな虹にも出会いました。

 

夏真っ盛り屋久島サウスより、こんにちは。

お盆休みが始まりますね!

みなさま、この夏をいかがお過ごしですか?

 

暑さが増すと、シンプルな暮らし、シンプルな食べ物がフィットするようで、

わたしはここのところ冷やしトマトを気に入って、毎食のように食べています。

今日はパンドシュクルさんの食パン、ゆで卵にコーヒーを合わせてお昼ご飯といたしました。

 

さて、アトリエです。

海の向こうに暮らすお二人にお届けする結婚指輪。

春から始まったデザイン作りも、

いよいよ制作が始まって、今、夏真っ盛りの屋久島。

ハイビスカスやチョウチョ、潮風やセミの鳴き声に囲まれてお二人の指輪を作ってます。

 

作業もいよいよ後半に差し掛かりました。

昨日に作業を終えたレディースリングに続き、

これからメンズのリングに金槌で装飾を加えてゆくところ。

一度だけのアクションなので、この瞬間はいつまでたっても背筋がピンと伸びます。

 

ここから先はコーヒーも飲まず、カメラも持たず、

金槌とプラチナリング を片手に

コンコン、コンコン、と

何度も何度も繰り返して叩き、

そしてまた叩き、

ぐるりとリングを一周すると、

リングの表面に有機的な凸凹模様が現れた。

さっそく、窓際から空にかざしてアウトラインをチェック。

 

サイズもピタリ、18.7号になっている。

理想のサイズ感を見つけるために、海を越えてサンプルリングをお送りして、つけたところを動画で撮って送っていただいて、

そんなやりとりも楽しかった思い出です。

 

緑の中でもチェック。

うん。いい感じです。

 

金属って、こうして周りの色や世界を鏡のように写すのが素敵なところですね。

指輪は自分自身でも眺めることができるのも嬉しい。

2.5mm幅のプラチナリングを手に、その表情についつい魅入ってしまった瞬間。

 

 

 

 

制作編

屋久島ー関西ー関東、海を越えてデザイン作りのお話し。2019夏!しずくギャラリーで結婚指輪の相談会。屋久島にありがとう、プラチナリング と夕暮れ時の海。

 

屋久島ー関西ー関東、海を越えてデザイン作りのお話し。2019夏!しずくギャラリーで結婚指輪の相談会。屋久島にありがとう、プラチナリング と夕暮れ時の海。

彼の暮らす関東と彼女の暮らす関西、

そしてわたしの暮らす屋久島と、

これまで海を挟んで、長い距離を紡ぐように進めてきた結婚指輪のデザイン作り。

待ちに待った制作が始まっています。

 

ここまでは主にメールを通じて、そしてサンプルリングなどの郵送を通じて、

お二人と長く打ち合わせを重ねてまいりました。

 

いざ本番の作業を進めるにあたって、

これまでのメールをざっと見返してみたら、

30通以上はあって驚いた。

 

「自分達の指輪のサイズなどもわからない状態なのですが、このような状態でもお願いすることは可能でしょうか?」

一番最初は全くの白紙だった指輪作り。

 

そこからさらに少しずつメールを読み返していくと、

指輪作りのあれこれが蘇ってきて、グッときた。

ここまでお話を繰り返すごとに、

お二人のかたちや素材、付け心地や大切なポイントなどが、

少しずつ生まれてきたデザイン作りだった。

 

今となっては、

この距離感、この時間感覚がかえって創作意欲を盛り上げてくれたような気がしています。

ワクワクでした。

 

さて、今日のアトリエです。

昨日は2本のプラチナリング の土台が出来上がったところまでを書きました。

屋久島 夏の雨上がり。プラチナの結婚指輪を作る。

 

彼女のリングは幅2.0mmで彼のリングが幅2.5mm

シンプルなスクエアシェイプ のアウトラインです。

 

微妙なボリューム感を調整するために、

海を越えて何度もサンプルリングを届けてお試しいただいたのも、

今となっては楽しかった思い出だなあ。。

お二人の暮らしの中で、ずっと長くつけていられるフィット感にはこだわりました。

 

そして、もう一つのこだわりは屋久島を感じるテイスト作り。

ここからシンプルなプラチナリング にお二人オリジナルの装飾を加えてゆくことになります。

鉄の土台にリングをはめ込んで、その上から金槌でリングを叩いています。

コン。コン。

と何度も。そして力強く。

そうすると、リングの表面、見えますか?

金槌の叩き模様がついて、凸凹の表情が生まれてきています。

 

叩く作業は一度だけ!

生まれる表情も一つだけ!

 

ハンドメイドのジュエリー作りの素敵なところは、

その微妙な揺らぎも含めて作品の要素となるところだと思う。

 

さてさて、

作業がひと段落したところで、金槌を一旦置いて、

しずくギャラリーに。

今日は結婚指輪の相談会でした。

ずっとお会いしたかったお二人に会える。ドキドキ。

 

東京から屋久島へ。

飛行機とフェリーを乗り継いで来てくれたお二人。

うまく台風の影響から逃れて屋久島入りできてよかった。

 

聞くと、昨日は屋久杉ランドで森を歩き、栗生の海をひと泳ぎして、夜は癒しの宿フォーマサンヒロさんに宿泊されて、それは最高の夏時間を満喫されたとのこと。

お話ししているとお二人の楽しいフィーリングがギャラリーいっぱいに広がった。

 

そして、嬉しかったのは

twitterでずっと長くジュエリーのことを見てくれていた彼女に、こうして屋久島でお会いできるなんて!

ほんの小さな今がずっと先の未来を創っているんだなあと思うと、なんだか希望が溢れてきた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

ギャラリーでのお話が終わると、お二人はまた海へ向かって車を走らせていきました。

それにつられるように、わたしも車に。

まだ日没まで数時間ある!

オレも海に行くことにしよう。

プラチナリング と夕暮れ時の海。

 

今朝の作業で凸凹模様の装飾を施したプラチナリング を持って、

いつものビーチまでやってきた。

 

手の中でプラチナリング をくるくるさせると、

海のブルーや夕日のオレンジ、屋久島の夏色がキラキラと表面に映っては跳ね返っていった。

動くと変わり続ける表情が万華鏡のようでもあるなと思った。

ざあざあと波音に包まれてるのに、静かなのがお気に入りです。

いつものビーチのサンセット。

今日も屋久島にありがとう。

 

皆さまもどうぞ素敵な夏の日を♪

いつもここにきてくれてありがとうございます!!

 

屋久島 夏の雨上がり。プラチナの結婚指輪を作る。

夏の雨上がり。

光が強くてしずくがダイヤモンドみたいに見えます。

アトリエではプラチナの結婚指輪作りが進んでいます!

いつものように、プラチナの角ばった線をくるりと巻いて、火を当てて、リングを作りました。

シンプルなリングに、これから少しずつ装飾を加えてゆくのが楽しみだなあ。

今日も暑い屋久島サウスでした。

 

始まり編

屋久島から静岡に届けたマリッジリング。台風波と紫芋のパン。結婚指輪作りのリレー。